過去5年の傾向としては、とにかく追い込み優位。2016年を除き勝ち馬4頭は4コーナー10番手以下からの追い込みでした。この傾向は馬場に左右されることなく重でも良でも変わらず。この傾向がはっきりしているからか、逃げ・先行馬はあまり人気になりません。2016年先行して勝ったモーニンが1番人気でしたが、2,3番人気がタガノトネールとアンズチャンだったのでかなり手薄なメンバーでした。
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2014年のゴールスキー以外は父が非サンデー系の産駒が4連勝中。3着以内15頭中父サンデー系は5頭、2014年に3着以内を独占しましたが、それ以降苦戦中で過去4年では12頭中3着以内に来たのは2頭だけ。
<クインズサターン>心肺機能とパワーの両立型で、バテ差しタイプ。瞬発力が無いのでL3でスムースさを欠くと伸びきれない。トップスピードの質はまぁまぁ。
<ユラノト>キンカメ産駒で休み明けやや良くない。心肺機能とパワーの両立型でトップスピードの質は良くない。瞬発力はない、先行粘り込みタイプ。スタートは良く出遅れは少ないので成績は安定している。良馬場で11秒台のペースになった時に対応できるかがカギ。
<サトノファンタシー>クロフネ産駒の牡馬で上級条件では疑問。スタートがイマイチで先行できないと凡走する。瞬発力はないがパワーと持続力はなかなか。トップスピードの質は高くないのでいかにロンスパに持ち込むか。外枠では先行できずに凡走しやすい。左回りの方が良い。間隔空けると良くない。
<ケイアイノーテック>ディープ産駒、間隔空けると良くない。持続力タイプで心肺機能とパワーの両立型。ディープ産駒らしくなく瞬発力がない。トップスピードの質はまぁまぁ。父サンデー系。
<ラブバレット>中央場所では無理。
<モーニン>折り合いはしっかり。心肺機能とパワーの両立型で、切れる足はないがしぶとく伸びる。坂があった方が良さそう。重ならマイル、良なら1400まで。59kgは苦しい。間隔空けても走る、コーナーで加速できないので直線の長いコースで。
<クロスケ>中央場所では苦しい。父サンデー系。
<ヤマニンアンプリメ>休み明けでも走る、スタートが良いのですんなり中段を取れることが多い。直線で進路変更してもスピードが落ちないのでバテ差しで好走。1200がベストで、1400ではやや落ちる。運動時間が限られているタイプ。
<ワンダーリーデル>休み明け良くない。重賞では苦しい。1200がベスト、1400は重で。
<レッドゲルニカ>休み明け良くない。トップスピードの質が低く逃げ・先行でどこまで粘れるか。疲労が原因なのか連続して好走しない。重賞では苦しい。
<コパノキッキング>1200では逃げても追い込みでも高いパフォーマンス。11秒台で走れるのは70秒くらいでそれ以上では顕著に減速する。高いレベルでは追い込みで足を溜めた方が良い。
<サンライズノヴァ>上り3Fのトップスピードの質で勝負するタイプ。1400~1600がベストで、1800では心肺機能が付いて行かなくなりパフォーマンスを落とす。徹底的に足を溜めるのが良く、武蔵野Sのようにスタートが偶々出てしまうと、馬群に流され前半で11秒のラップを踏まされてしまい凡走する。父サンデー系。
<メイショウウタゲ>休み明けでも走る、高いレベルで運動できる時間が短いタイプで、前半ゆったり入った方が良い。長距離で中段より前で走れれば。坂で加速できないが失速もしない、その後の平坦での加速は鋭い。馬群の内で揉まれると闘志が沸くタイプで、どの枠からでも馬群に入れると良い。
<ノボバカラ>もう無理、父サンデー系。
<キタサンミカヅキ>キングヘイロー産駒で間隔空けると良くない。中山の1200大好き。中央でも走る。バテ差しタイプでトップスピードの質は高くない。
<マテラスカイ>間隔空けると良くない。パワーと心肺機能の両立型で逃げ・先行で押し切るのが得意。良馬場で前半が33秒台に入ってしまうとL1が甘くなるので、逃げ争いは良くない。
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