ネット競馬でお付き合いのある方から、「エアウィンザーは休み明け良くないかもしれないと書かれていてなるほどと思ったのですが、その点からするとこの3着は悪くないんでしょうかね?」というコメントをいただきました。ネット競馬では文字数が足りなったのでこちらで。
まず今回のエアウィンザーについて、展開的に恵まれた分がありましたね、中段のインコースを回って距離ロスが無かったこと、4コーナーから直線にかけてダノンプレミアムの作ってくれたコースを追走できたこと、この2つはとても大きかったと思います。その上でL2でダノンが加速した時にやや置かれてしまった反応の悪さは、休み明けの影響ではないかと思っています。良い悪いという評価をあえてすれば、運も味方して良かったという評価です。
質問者さんは休み明けでこのメンバー相手に3着なら、今後の重賞路線で期待できるのかどうかという事だと思います。現状では自力でG1を勝ち切るにはもうワンパンチ欲しいかなという評価ですね。展開の助けやもう一段階の成長でトップスピードの質を高められれば。全頭評価で＜トップスピードの質はまずまず＞と書いた通りで、チャレンジCでは上り3F33.7で1番時計でしたが、トップスピードの質に難の有るダンビュライトも33.8と、決して褒められるタイムではないんですよね。もちろん現状では持続力を生かして早めに仕掛ければいいのですが、そうなるとG1では目標にされてトップスピード自慢の馬に差されると思います。
休み明けについてはその馬が何％の力を出せるのか、その力で他馬に対してどの程度の着順を期待できるのかを考える必要があります。休み明けから100％で動けるヤムチャと、休み明けで60％の力しか出せない天津飯だったら、どちらが勝つと思いますか?ヤムチャの戦闘力を1000、天津飯の戦闘力を2000としたら天津飯が勝ちますよね。
エアウインザーの場合は休み明けは100％に近い力は出せないが、80％位で走れるタイプではないでしょうか。今回一緒に走ったペルシアンナイトは休み明けははっきり良くないですね、70％以下くらいのイメージでした、これは道中掛かっている分も含めてです。エアウィンザーについての休み明け評価は、＜悪くはないがやや割引＞という評価にしました。
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