みやや競馬

2019年チャレンジC 予想。

まずは馬場状態ですが、週中に雨もなかった割に含水率がやや高く、良馬場でも結構力の要る馬場になっている感じですね。ただ昨年は稍高速馬場だったので、明日レースが始まってみないと分かりませんね。土曜で開幕週だと全く予想できないので、明日確かめた方が良いです。特に力の要る、上がりの掛かる馬場だった場合はノーブルマーズが怖いですね。

◎ロードマイウェイ

○ギベオン

▲ベステンダンク

△ブラックスピネル

★ステイフーリッシュ

☆ブレステイキング

3連複 ②④=②③④⑤=①②③④⑤⑨ 14点

3連単 ②④-②④-①③⑤⑦ 8点

逃げるのはブラックスピネル、ベステンダンクの内にブレステイキング、ギベオン、ロードマイウェイ、外からテリトーリアル。中段にステイフーリッシュ、トリオンフ、ノーブルマーズ。後方からハッピーグリン、ゴーフォザサミット、ケイアイノーテック。

ブラックスピネルはスミヨン騎手が騎乗予定ですが、腰の状態次第では乗り替りもあるかもしれませんね。それでも逃げやすいメンバーなのですんなりハナを切れると思います。ここではスミヨン騎手が乗ることを想定して予想をしていきます。多分前半はスローになると思うので、馬群はばらけず一塊で進むと思います。

ベステンダンクはスタートがあまり良くないので、すんなり先行出来ないと脆いのですが、今回は同型が少なくブラックスピネルが控えるようなら逃げても良いタイプなので、展開を含めて恵まれそう。外枠のテリトーリアルも先行したいはずですが、枠が枠だけにどこまでポジションを上げられるか未知数ですね。同じように困った枠に入ったのがノーブルマーズで、近走はスタートと二の足が遅くなっているので、ポジションを取れない可能性が高いですね。

内枠を生かしてすんなり好位置を取れそうなのがブレステイキングとギベオン、ロードマイウェイもスタートが上手いので中段の前には入れそうです。距離に不安のあるケイアイノーテック、スタートが遅いハッピーグリン、大外のゴーフォザサミットは後方からになりそう。

4コーナーから直線入り口です、丁度L2標識辺りなので、すでに11秒台に入っていると思います。向う正面で早目に捲る可能性があるのはノーブルマーズだと思いますが、今の川田騎手は絶不調、スローペースでも秋華賞のように動かない可能性の方が高いと思います。向う正面で動いて3コーナーまでに先頭に立ってしまえば、コーナーで最内を回して押し切れるだけの力はあると思いますが、タイミングよく動けるかどうか…。

ノーブルマーズが動かないことを想定した図になりますが、ブラックスピネルの外からベステンダンク、さらに外からロードマイウェイが直線に入ってきます。ステイフーリッシュも馬群の中目を突くはずで、ギベオンやブレステイキングの進路取りは難しくなるでしょうね。もっともこの2頭は世界最高の騎手なので、不安はないのですが。

直線L1標識付近です、ブラックスピネルが粘り込むところを外からロードマイウェイが捉えに掛かると思います、ブレステイキングは内に行くか外に出すかですが、ベステンダンクが垂れるようなら外でしょうね。その後ろからギベオンがブレステイキングの行かない方へ入っていくと思います。ステイフーリッシュは馬群を捌けるかどうか、ノーブルマーズはトップスピードの質で見劣ると思います。

では1頭ずつ見て行きます。

◎ロードマイウェイ 好材料:騎手強化。悪材料:なし。栗東坂路37.9-12.8、単走持ったまま、バランス良い。連勝でOPを勝って初の重賞挑戦、勢いのある3歳馬で斤量も優位ですしルメール騎手に手が戻るのは好材料。ジャスタウェイ産駒なので4コーナーで中目をスムースに回せばしっかり伸びるはずです。2カ月の間隔空けも長岡Sで勝っているので問題ないはずですし、2000mへの延長もハーツクライ系なのでむしろ歓迎でしょう。

○ギベオン 好材料:コース適正、休み明け2走目、騎手強化。悪材料:特になし。栗東w36.5-12.4、持ったまま1馬身先着、バランス良い。休み明けは良くない馬ですが2カ月の間隔空けは良いと思います、調教も良かったですね。2走前の鳴尾記念が同じコースでしたが、スタートで躓いてしまい後方からと、この馬の展開ではなかったですね。それでも4着まで持ってきたし、2着ブラックスピネル、3着ステイフーリッシュとは0.1差なのでコース適正も良い。今回はデットーリ騎手なので内からスムースに抜けてくれば1着まで期待できると思う。

▲ベステンダンク 好材料:・・・。悪材料:クラス負けの危険、2000mへの距離適正。栗東坂路39.0-12.8、単走持ったまま、バランス良い。ここ2走良いレースをしていて1800mへ距離を伸ばしたことで、スタートで忙しくなくなった感じ、すんなり先行出来るようになって後半まで足が溜まるようになった。2000mへの延長は未知数だが、距離さえ持てばこのメンバー相手でも見劣りしない。テリトーリアルとは同斤量ならこちらが上だし、重賞で好走しているソーグリッタリングにはやや見劣るが、展開が嵌れば残り目十分だと思う。

△ブラックスピネル 好材料:コース適正、騎手強化。悪材料: 休み明け。栗東坂路38.4-12.9、やや強め併入、やや右傾。まずスミヨン騎手が乗れるのかどうか、その上で鳴尾記念を2着しているようにコース適正は高い。不安は休み明けでどうもピリッとしない、スミヨン騎手を想定しているので中途半端には仕上げてこないと思うが…。

★ステイフーリッシュ 好材料:休み明け2走目、コース適正。悪材料:前走からの反動。栗東坂路39.1-12.6、単走やや強め、バランスは良い。鳴尾記念3着があるのでコース適正は良いはず、不安は前走休み明けでマイナス10㎏での激走、反動が有ってもおかしくない。

☆ブレステイキング 好材料:手が合う騎手。悪材料:休み明け、初輸送、クラス負けの危険。美浦w39.2-12.6、持ったまま半馬身遅れ、やや左傾。先行出来るこの馬には絶好の枠だし、逃げそうなのがブラックスピネルで頼りになる逃げ馬であることも好材料。不安は休み明けがピリッとしないんだよね、関西圏への輸送が初めてなこともやや不安。