みやや競馬

2020年阪神C 予想。ここでは負けられない。


金曜日の馬場情報 良馬場

含水率 ゴール前10.2% 4コーナー9.0% (10:00)

クッション値 10.0 標準 (10:00)

馬場状態ですが金曜の朝は上記のような数値でした、引き続きBコースでバックストレッチとホームストレッチの内側に傷みがあります。先週は高速馬場でレコードタイムが出ている程の馬場でした。

先週の日曜日は

<良馬場  含水率 ゴール前 10.1%  4コーナー 9.3%(5:00)

クッション値 10.2 やや硬め(7:30)>

金曜朝の段階ではほぼ同じと見て良いでしょうから、かなり速い時計が出そうですね。

◎インディチャンプ

○マルターズディオサ

▲ダノンファンタジー

△ステルヴィオ 

★フィアーノロマーノ                           

☆クリノガウディー                 

Xサウンドキアラ

xジャンダルム                  

馬連 ⑫=①⑥⑦⑧⑨⑯ 6点                    

3連単 ⑫-⑥⑦⑧⑯-⑥⑦⑧⑪⑯ 16点

逃げるのはクラヴィスオレア、イベリス、中段の前からヤマカツマーメイド、中段のやや前からダノンファンタジー、マルターズディオサ。中段からクリノガウディ―、ステルヴィオ、インディチャンプ、中段やや後ろからフィアーノロマーノ、サウンドキアラ、ジャンダルム。中段の後ろからレインボーフラッグ、ミッキーブリランテ、後方からタマモメイトウ、キングハート、ブラックムーンという並びを想定。

逃げるのはクラヴィスオレアだと思いますが、今までこの馬はスローで逃げた時に好走しているので、遅いとイベリスに行かれてしまうと思います。この2頭が逃げ争いになることも考えられるので、前半は結構流れるかもしれませんね。2頭を行かせて中段の前になりそうなのが内からヤマカツマーメイドで、この馬もハイペース上等な口なので、斉藤騎手に乗り替わって3頭での逃げ体勢もありそう、池添騎手が乗っていると控えてしまうので、直線勝負で良くなかったが、斉藤騎手は今年のCBC賞で、ラブカンプーを逃げ切り勝ち差せたような競馬をしてくるかも。

中段やや前からマルターズディオサ、前が遅ければ逃げても良いタイプなので、外枠はむしろ歓迎でしょうね。その内にダノンファンタジー、スタートは速いので問題なく好位を取れると思いますし、1400mらしい流れになれば折り合いも付くと思います。内枠で前に馬を置ければ、コントロールもしやすいはず。インディチャンプは中段から、12番枠でやや外目ですが、この馬は掛かることもないしスタートも五分には出るので、中段は取れるはずです。その内にステルヴィオとクリノガウディ―で、流れるようだとステルヴィオには良くなく、クリノガウディ―には良いでしょうね。

1400mベストのジャンダルムは荻野騎手、前走と同じ11番枠ですがGⅡだとポジションを取れるかどうか、出来れば3番手辺りが欲しいと思いますが、外からマルターズディオサが速いのでこれを突っ張って行けるかどうか。サウンドキアラは前走中段のやや後ろから、今回も同じような位置取りかもしれませんね。

4コーナーです、この地点でⅬ2標識付近ですから、ペースが上がればクラヴィスオレアが遅れ始めそう、マルターズディオサはその外からスムースで、それに続くのがインディチャンプですね。内はダノンファンタジーが待たされそうで、クリノガウディとフィアーノロマーノも待たされそうですね。ステルヴィオはマルターズディオサが外に出せばスペースが出来るはず、サウンドキアラの体調が戻っていないと、この辺りで遅れてフィアーノロマーノ辺りにスペースが出来るかも。ヤマカツマーメイドが前2頭に追いついた時に、外に出す動きがあれば内で待たされることはないと思うので、ヤマカツマーメイドの動きは重要ですね。

直線L1標識付近です、マルターズディオサが抜け出すところで、インディチャンプが楽にこれを交わしに行くはず、これに続くのはステルヴィオとジャンダルム。内からコースが空けばダノンファンタジー、クリノガウディ、フィアーノロマーノ、この3頭は騎手不安が大きいのでスムースなレースが出来るかどうか。

では1頭ずつ見て行きます。

◎インディチャンプ  ・ステゴ産駒で掛かりやす。・休み明けでも走る。・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力はまぁまぁ。・下り坂で加速できれば瞬発力は補えるが、L3が平坦だと加速に手間取る。・トップスピードの質は高く持続力も高いが、グランアレグリアには劣る。好材料:距離適性。 悪材料:特に無し。栗東坂路37.4-12.6,やや強め1馬身先着、バランス良い。

ここでは抜けた存在で、GⅠの裏開催ですが福永騎手が騎乗することも好材料ですね。特に前走のマイルCSではグランアレグリアと良い勝負でしたからね、安田記念でもアーモンドアイと良い勝負だったので、このメンバーに負けるわけにはいきません。母系が完全な短距離型なので、初距離ですがむしろこの距離は好材料だと思います。

○マルターズディオサ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。好材料:間隔空け。 悪材料:初距離。美浦w39.3-12.7,単走持ったまま、バランス良い。

阪神JF2着、チューリップ賞1着、紫苑S1着と間隔を空けた方が好走するタイプで、今回も2カ月強の間隔空けは好材料。田辺騎手もこの馬に乗り続けていますし、外から遅ければ逃げても良いし、速ければ差しに回ってもいいので、展開の幅が広いのも強みです。

▲ダノンファンタジー  ・心肺機能はやや低く、パワーはある、瞬発力は高くない。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・休み明けでも走る。好材料:距離適性。 悪材料:特になし。栗東w36.6-12.2,単走持ったまま、バランス良い。

近走は折り合いに苦労していて1400mへの短縮は好材料、GⅠの裏開催で騎手が手薄ですが、その中でも藤岡佑騎手を確保できたのは好材料と言っていいでしょうね。

△ステルヴィオ  ・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力はやや低い。・トップスピードの質は高い、持続力もある。・休み明けでも走る。好材料:距離適性、コース適性。 悪材料:蓄積疲労。美浦w39.6-12.6,強め半馬身先着、バランス良い。 

近2走が1400mで連続2着と距離適性を見せています、この2レースがスローバランスなので、1400mらしい締まったペースになった時に対応できるかどうか、不安材料はそこくらいでしょう。GⅠの裏開催で池添騎手の継続騎乗は好材料ですね。

★フィアーノロマーノ  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い。・トップスピードの質は高く持続力も高い。・休み明けでも走る。・左回りは良くない可能性がある。好材料:コース適性。 悪材料:騎手弱化。栗東坂路38.8-12.2,単走やや強め、バランス良い。 

昨年2着ですからコース適性は高いですね、問題は騎手で団野騎手をどこまで信用するか。特に枠の並びからも内へ入ってしまうと、直線捌けなくなって届かない可能性はあると思います。

                          

☆クリノガウディー  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質はやや低く、持続力はまぁまぁ。好材料:距離適性。 悪材料:休み明け。栗東坂路36.1-12.1,単走強め、バランス良い。  

クラヴィスオレアとイベリスが逃げ争いをしてくれれば、トップスピードの質が問われなくなり、この馬の出番はあると思います。このクラスでも勝負になるだけの能力があることは、今年の高松宮記念で見せていますから体調次第なんですが、その体調が問題でこの厩舎は使い方がめちゃくちゃ、騎手の選択も一貫性が無く馬の能力ではなく、厩舎に大いに不安がありますね。

               

Xサウンドキアラ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はまぁまぁ、心肺機能はまぁまぁ。好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:近走の不振。栗東坂路39.5-12.6,単走持ったまま、右傾でバランス良くない。

春の状態に戻っていれば十分勝負になるはずですが、調教を見た限りでは期待薄、右に傾いて走っていて、ヴィクトリアMまではまっすぐ坂路を上がっていたので、まだ戻っていない感じですね。

xジャンダルム  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。・距離は短い方がいい。好材料:距離適性、コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。栗東坂路38.9-12.0,単走持ったまま、バランス良い。  

1400mベストだと思いますし、外目の枠でスムースなら流れ込むだけでも3着はありそう。