みやや競馬

2021年オーシャンS 予想。母に続け!

馬場状態ですが先週から今週の金曜までの馬場状態は上記のとおりです。火曜日に雨が降った影響で先週の日曜よりも、含水率は上がりクッション値は下がっています。金曜の夜から雨が降っていますが6日0時までの積算雨量は1㎜です、明けて6日の降水量も予報では多くないので、朝の段階で稍重くらいと予想しています。終日くもりの予報なので急激に乾くことはないと思います。

◎コントラチェック

○カレンモエ

▲アイラブテーラー                 

△ラヴィングアンサー                

★アウィルアウェイ                 

☆ダイメイフジ                   

Xビアンフェ                                   

 xアルピニズム                     

馬連  ③⑧=②③④⑧⑬⑭⑮⑯ 13点

3連単 ③⑧ー③⑧⑭⑯ー③⑧⑬⑭⑮⑯ 24点

逃げるのはビアンフェ、2番手にアルピニズム、その外にカレンモエ。中段の前からカイザーミノル、コントラチェック、中段やや前からヒロイックアゲン、ダイメイフジ。中段からヴェスターヴァルト、アンヴァル、アストラエンブレム、中段やや後ろからエイティーンガール、キングハート、ラヴィングアンサー。中段の後ろからアウィルアウェイ、アイラブテーラー、後方からナリタスターワンという並びを想定。

何が何でも逃げたい馬が居ないだけでなく、先行馬も多くないので隊列はすんなり決まりそうですね。格上げ戦でルメール騎手が初騎乗のアルピニズムがペースのカギを握りそうで、ビアンフェを行かせてペースをコントロールすると2枚目のような展開もありそう。カレンモエも逃げたくはない感じのレースをしていて、ルメール騎手が控えれば、北村友騎手だとそれに合わせてしまうかもしれません。アルピニズムがビアンフェの直後から進めれば、隊列は長くなると思います。

コントラチェックは前走ゲートのタイミングが合わず、その前のラピスラズリSではスタート出ましたが控えてしまい、内枠のため直線でも詰まっていました。今回は4枠8番で、外から前へ行きたい馬がダイメイフジくらい、最低でも中段よりも前は取れるはずです。エイティーンガールは枠の並びからも、スタート直後に内が空きそうで、距離ロスを嫌って最内へ行ってしまう可能性があります。大野騎手はマリアズハートで内へ突っ込んで凡走させること数度、この枠はエイティーンガールにとっては良くないかも。

前走京都牝馬Sでは中緩みで動かなかったアイラブテーラー、外枠を引けたことでスムースなレースが出来そうですし、今回も両隣の馬はゲートで暴れるタイプではないので、スムースなスタートが出来そう。これはアウィルアウェイも同じで、外からスムースなレースが出来るはず。

4コーナーです、ビアンフェが逃げてアルピニズムがベタマークならば、隊列に大きな変化はないと思います。外からアイラブテーラー、ラヴィングアンサー、アウィルアウェイが外からスパート開始。アンヴァルも内に入ってしまいそうで、この辺りでは前が壁になりそうですね。アルピニズムがどこまで頑張るかで、内に各馬がスムースなレースが出来るかどうか、カレンモエの列はスムースでしょうね。

直線L1標識付近です、ビアンフェがどこまで粘るか、去勢明けで最終追い切りがいつもの坂路ではなくウッドでしたから、本調子かどうか微妙ですね。カレンモエが持続力を生かして抜け出し、コントラチェックが続くと思います。ダイメイフジのトップスピードの質だと差し切りまでは考えにくく、外からアイラブテーラー、ラヴィングアンサー、アウィルアウェイが届くかどうか。

2枚目です、アルピニズムがやや離れて追走したパターンですが、その場合は前半があまり速くならないと思うので、4コーナーからトップスピードの質を問われる展開になりそう。この展開だとカレンモエのトップスピードの質では危なくなると思います、外から一気にやられるかも。

では1頭ずつ見ていきます。

◎コントラチェック  ・心肺機能は高く、パワーはある、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力もまぁまぁ。・左回りは良くない。

好材料:コース適性。 悪材料:騎手不安。

調教データ

今回:美浦w39.9-12.4,持ったまま併入、掛かっているがバランスは良い。

2020年毎日王冠:美浦w40.3-12.9、持ったまま半馬身先着、バランス良い。7着。

2020年ヴィクトリアM:美浦w12.1、単走持ったまま、バランス良い。14着。  

2019年ターコイズS:美浦w40.1-11.9、持ったまま半馬身先着、バランス良い。1着。

2走前のラピスラズリSを評価して思い切って本命に。そのラピスラズリSでは控えて中段から、直線内に詰まって凡走しましたが、一瞬いい脚を見せていたのでスムースならいい勝負をしたはず。今回の最終追い切りでも掛かり気味だったので、1200mのスピードに対応できないことはなく、むしろ折り合いが付きやすいと思います。スタートが全てですが、ラピスラズリSと違って4枠8番ですし、外から前に行きたい馬も少ないので、中段よりも前を取れると思います。

○カレンモエ  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:休み明け、騎手不安、初輸送。

調教データ

今回:栗東坂路37.5-11.6,単走やや強め、バランス良い。 

2020年京阪杯:栗東坂路38.5-12.1、単走持ったまま、バランス良い。2着。

ロードカナロアにカレンチャンという血統ですから、1200mで高い適性を見せています。ただし今回は休み明け、この馬は社台F生産馬で休み明けは取りこぼしがあります、お母さんのカレンチャンも休み明けが良くなかったですね。そういえばロードカナロアも休み明けの前哨戦では勝ち切れなかったことがありました。金曜夜の雨で稍重表記になると、北村友騎手のペース認識の悪さが気になります、特に内で先行しそうなアルピニズムがルメール騎手なので、これに合わせてしまうとトップスピードの質で見劣る可能性があります。初輸送も不安材料ですが、お母さんカレンチャンは初輸送のスプリンターズSで一発回答を出していますから、これは大きな不安はないと思います。不安材料は多いのですが調教が抜群でした、坂路でラスト1F11.6ですから、先週圧勝したレシステンシアの37.0-11.9と同等の評価で良いでしょう。これを見せられると評価を下げられません。

▲アイラブテーラー  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:届くかどうか。  

調教データ       

今回:栗東w37.8-12.2,単走やや強め、バランス良い。 

京都牝馬S:栗東w38.5-12.1,単走やや強め、バランスは良い。4着。  

京都牝馬Sではスタート決めましたが、中緩みで押し上げなかったために届きませんでした。今回7枠14番で外枠を引きましたから、スムースなレースが出来るはず。テン乗りの横山武史騎手ですが、この馬の場合やることは一つなので、騎手は大きな不安材料にならないと思います。

      

△ラヴィングアンサー  ・心肺機能はやや低く、パワーはある、瞬発力は低い。

・トップスピードの質やや高く、持続力は高い。

・外枠でプラス。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。    

調教データ

今回:栗東坂路37.9-12.3,単走強め、バランスはまぁまぁ。

2020年セントウルS:栗東坂路38.5-12.5、単走持ったまま、バランスは良い。8着。

2020年阪急杯:栗東坂路38.6-12.4.単走強め首が高くバランス良くない。9着。

前走北九州短距離Sで差し切り1着、58㎏を背負っていたので高評価で良いでしょう。今回も外枠を引けたので詰まることはないはずですし、初手の位置取りさえ間違えなければ、重賞でもやれるはず。

            

★アウィルアウェイ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力も高い。・疲労には弱いはず。坂は苦にしない。

好材料:コース適性、休み明け。 悪材料:届くかどうか。       

調教データ

今回:栗東坂路39.0‐13.0、単走強め、バランスは良い。 

2020年マイルCS:栗東坂路38.2-12.6、単走やや強め、首が高くバランスまぁまぁ。12着。

2020年スプリンターズS:栗東坂路38.5-12.8、単走強め、バランスは良い。3着。

2020年高松宮記念:栗東坂路37.9-12.3、単走強め、バランス良い。11着。

この馬も外枠で買いの馬ですね、スプリンターズSで3着ですからコース適性は良いし、雨の影響で渋るようなら更に期待度アップ。三浦騎手がこの枠で内へ行かないことを祈りましょう。

         

☆ダイメイフジ  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

・間隔空けると良くないが使い減りしない。・1200がベスト。

好材料:コース適性、芝替わり。 悪材料:特になし。

調教データ

今回:栗東坂路38.0-12.5,一杯併入、バランス良いが見劣り。

2020年スプリンターズS:栗東坂路38.8-13.0、一杯半馬身先着、バランスまぁまぁ。14着。                

ダートから芝に替わるとなぜか好走します、それが函館SSとカーバンクルSでした。今回もダートから芝替わりですから期待できます。ただ今回は調教がイマイチで、動きは良くなかった感じ、前に行く馬が少ないのでポジションは取れると思うので、馬場状態次第では粘り込みがありそう。

   

Xビアンフェ  ・心肺機能は高く、パワーはある、瞬発力は低い。

・トップスピードの質は低く、持続力はまぁまぁ。

好材料:距離適性、脚質。 悪材料:去勢、休み明け。

調教データ

今回;栗東w40.2-12.7,単走持ったまま、バランスが良くない。

2020年スプリンターズS:栗東坂路37.6-12.5、単走強め、バランスは良い。16着。

2020年セントウルS:栗東坂路37.4-12.3、単走やや強め、バランス良い。5着。 

葵S:栗東坂路37.3-12.3、単走やや強め、バランス良い。1着。

今回は去勢で5カ月ぶり、去勢自体よりも最終追い切りが気になりました。これまでは坂路で追い切っていましたが、今回はウッドでスピード感もなく、どこか体のバランスも崩れている感じがしました。逃げが予想されるので馬場状態次第では逃げ切りまであると思いますが、いきなりでどこまでやれるか。

 xアルピニズム  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや低く、持続力はまぁまぁ。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

調教データ   

今回:美浦坂路36.8-12.0,単走強め、バランスは良い。

格上げ戦で前半33秒台で先行すると、後半の粘りに結構影響するタイプ、そういう意味では道悪の可能性があることは好材料だと思います。ルメール人気だと思いますが、怖くて切れないので。