土曜日の馬場情報 良馬場 Cコース
土曜日は良馬場でした、含水率も下がっているし、クッション値も二桁に入りそうな値なので軽い馬場だと思います。11Rの初富士Sが3勝クラスの2000mで2:01.3、スローからの5F戦でⅬ2が最速11.3なので、馬場はかなり軽いと思います。12Rが1勝クラスの2200mで、スローからの3Fではありますが、L2最速11.5なのでやっぱりここでも速いラップを踏んでいますね。この感じだとAJCCでも11秒台の前半のラップを求められそうですね。
◎オーソクレース
○ポタジェ
▲ラストドラフト
馬連 ⑥＝⑪ 1点
3連単 ⑪ー⑥ー⑩ 1点
逃げるのはキャッスルトップ、2番手にダンビュライト、スマイル。中段の前からアンティシペイト、ポタジェ、中段からエヒト、ボッケリーニ、ソッサスブレイ、キングオブコージ、オーソクレース。中段の後ろからクレッシェンドラブ、ラストドラフト、後方からアサマノイタズラ、マイネルファンロンという並びを想定。
地方から参戦のキャッスルトップは初芝、ここで差しに回ることはないと思うので、この馬が先手を取ると思います。ただ前走も早々に苦しくなっているので、3コーナー辺りで一杯になる可能性も。ダンビュライトはダートから再度芝へ、前走の名古屋グランプリは逃げて3着でしたが、勝ち馬からは1.4秒も離されているので、こちらもどこまで持つかですね。スマイルは外枠なのでどこまで前へ行けるか、アンティシペイトと入れ替わるかもしれませんね。
中段の前からポタジェ、前走も川田騎手で中段の前目からだったし、この馬はトップスピードの質で勝負するタイプでないことは、川田騎手は熟知していると思うので、スンナリと中段の前を取ってくると思います。もちろん川田騎手なのでインベタではなく、いつでも外に出せる内から1頭分空けての追走でしょうね。その後ろがボッケリーニ、この馬も中段のやや前辺りが指定席なので、横山武騎手がテン乗りですがいつも通りのポジションだと思います。ソッサスブレイは前走先行していますが、内枠で出して行けたので、今回は外枠でどこまで出して行けるかどうか。
中段のやや後ろ辺りにオーソクレースとキングオブコージ、オーソクレースは出たなりで、ポタジェを見るような位置を取ってくると思います。キングオブコージは前走中段のやや前辺りからでしたが、スタート自体はやや遅く隊列が落ち着いてから上がって行ったので、内枠で包まれてしまうとリカバリーできないと思います。松岡騎手のマイネルファンロンは後ろから、嶋田騎手へ手が戻るアサマノイタズラも、セントライト記念の勝ち方を見れば、前に行く考えはないでしょう。
ペース的にはスローからの4F戦辺りを想定していて、キャッスルトップが一杯になった辺りから一気にペースアップ。馬場が速いと思うので、11秒台の前半に入った上で持続力が問われそうです。
4コーナーです、キャッスルトップが一杯になっているはずで、ダンビュライト、スマイル、アンティシペイトが先頭で4コーナーを回すと思います。その後ろからポタジェとソッサスブレイがL2標識辺りから外目に出し、ボッケリーニとオーソクレースが追走。ラストドラフトがその後ろで、アサマノイタズラは一旦下げてから大外を回すでしょうね。
直線L1標識付近です、この辺りでポタジェが抜け出し、これを目標にオーソクレース、ラストドラフト、ボッケリーニが続くでしょうね。直線は内が荒れていて、外の方が伸びる感じなので、アンティシペイトとスマイルはコース取り次第では伸びないかも。アサマノイタズラが届くかどうか。
では1頭ずつ見ていきます。
◎オーソクレース ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。
好材料：コース適性。 悪材料：クラス負けの危険。
調教データ
今回：美浦坂路38.6-12.4，持ったまま併入、バランス良い。
2021年菊花賞：美浦w38.7-11.8，持ったまま併入、バランス良い。2着。
ホープフルS：美浦w40.4-12.6，持ったまま半馬身先着、バランス良いがやや左に行きたがる仕草があった。2着。
まず斤量が55㎏というのは大きいですね、アサマノイタズラが56㎏なのでこの1㎏はありがたい。その上でセントライト記念は骨折で9カ月ぶり、若干反応が悪かった感じでした。それが休み明け2走目の菊花賞では反応も良くなったので、今は能力全開でしょうね。ルメール騎手の継続騎乗も好材料、例年ルメール騎手はスロースタートですが、このレース辺りからエンジンが掛かり始めるので、大きな不安はないでしょう。エピファネイアの産駒で有馬記念はエフフォーリアが勝っていますし、土曜の馬場からも極端な血統バイアスがかかる感じもないので、ここはスタートだけだと思います。
○ポタジェ ・心肺機能はやや高く、パワーはやや低い、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：初距離。
調教データ
今回：栗東w38.4-11.5，やや強め半馬身遅れ、バランス良い。
2021年天皇賞(秋)：栗東P39.5-12.2，単走持ったまま、バランス良い。6着。
2021年毎日王冠：栗東坂路39.5-13.3，単走持ったまま、バランス良い。3着。
2021年金鯱賞：栗東芝38.1-12.5，持ったまま、併入、バランス良い。3着。
毎日王冠が良い内容で、GⅠ馬2頭相手に0.2差3着なので高評価ですね。前走の天皇賞(秋)は6着に取りこぼしましたが、間隔が詰まっていたので疲労が抜けきれなかった可能性があります。初めての2200mは不安ですが、お姉ちゃんのルージュバックが勝っているコースなので、問題なくこなせると思うのですが。川田騎手の継続騎乗も当然好材料で、この馬の5勝は全て川田騎手の手綱です。いつも通り中段の前からならば、オーソクレースよりも信用できますね。
▲ラストドラフト ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：コース適性、騎手強化。 悪材料：特になし。
調教データ
今回：美浦w39.2-12.1，単走やや強め、バランス良い。
2021年天皇賞(秋)：美浦w36.7-11.8，持ったまま1馬身先着、バランス良い。
2021年毎日王冠：美浦w37.5-12.0，持ったまま1馬身先着、バランス良い。13着。
2021年日経賞：：美浦P37.4-12.1，持ったまま併入、バランス良い。8着。
2021年AJCC:美浦P36.5-12.1，持ったまま半馬身先着、バランス良い。3着。
2020年金鯱賞：美浦w39.6-12.7、持ったまま半馬身先着、バランスは良い。5着。
2020年AJCC：美浦w38.2-11.8、単走持ったまま、バランス良い。3着。
何はなくとも乗り替りですね、三浦騎手の謎騎乗が数戦続きましたから、戸崎騎手への乗り替りは大幅な騎手強化。その戸崎騎手は2020年のアルゼンチン共和国杯で2着の好走していますから、2度目の騎乗でも期待が出来ます。この馬はこのレース2年連続3着と好相性、ただ昨年は不良馬場で一昨年は稍重でした、昨年はアルゼンチン共和国杯からでやや間隔が空いていましたが、馬場に助けられてトップスピードの質を問われず、一昨年は今回と同じ中日新聞杯からで、マーフィー君が上手く乗りましたね。社台F生産馬なので、間隔空けるよりもこのくらいの間隔の方がトップスピードの質が活かせると思います。