みやや競馬

2022年金鯱賞 予想。ここでは格が違うはず。

土曜日の馬場情報 良馬場  Aコース

土曜日は良馬場でした、含水率が低くないのは散水の影響だと思います、クッション値も高くはないですね。10Rの恋路ヶ浜特別が2勝クラスの2000mで1:59.2、このレースは後半の6Fが全て11秒台のロンスパ戦でしたが、L1まで11秒台で前が残りました。1着は中段の後ろに居たナリタブレードで、この馬は3,4コーナー内目を回して直線入り口では先頭から4馬身程でした。2,3着の2頭も内目を先行していました。この2頭ゾンニッヒとアナゴサンですが、ゾンニッヒは3,4コーナー内から3頭目、アナゴサンは最内でした。直線入り口ではアナゴサンが中目に出して、ゾンニッヒの外に出しました。これでアナゴサンがゾンニッヒを交わして2着なので、直線は内外フラットで、3,4コーナーでは内を回した方が良さそう。

12Rでも平均バランスを前残りのレース、1着は逃げたイルクオーレ、2着のメイショウホシアイが2番手先行で内から2頭目、3着のシコウは中段の前で最内だったので、馬場は内・前優位で良いと思います。

◎レイパパレ

○ポタジェ

▲サンレイポケット                                  

△ソフトフルート                                  

★ランブリングアレー                 

☆ジャックドール                   

馬連 ⑩=③④⑤⑫⑬ 5点 

3連単 ⑩ー③④⑤⑫⑬ー③④⑤⑫⑬ 20点

逃げるのはレイパパレ、2番手にショウナンバルディ、中段の前からギベオン、シフルマン。中段のやや前からジャックドール、ポタジェ、中段からシャドウディーヴァ、アラタ。中段のやや後ろからランブリングアレー、中段の後ろからステラリア、サンレイポケット、後方からソフトフルート、アカイイトという並びを想定。

逃げるのはレイパパレだと思います、ジャックドールが逃げて連勝中ですが、調教師さんが控える競馬を示唆していたので、スタート次第ですがジャックドールは中段の前辺りでしょうか。ショウナンバルディかギベオンが逃げるかもしれませんが、ペースが遅ければレイパパレが叩いて先頭に立つと思います。

レイパパレは前走の香港Cでスローバランスを差しに回って凡走、このレースにはラヴズオンリユーで川田騎手が勝ったし、レイパパレにはずっと乗っていますから、ペースを落とすことはないと思います。問題はジャックドールで、この馬はスローからの3F戦か4F戦を押し切って勝ち上がってきました。つまり厳しいペースを経験していないんですよね。いきなりレイパパレのペースに対応できるかどうか。

ポタジェが中段のやや前からで、外枠に入ってしまったランブリングアレーとサンレイポケットが中段の後ろからでしょうね。ステラリアもこの辺で、ソフトフルートとアカイイトはいつも通り後方からだと思います。

4コーナーです、レイパパレが中緩みを作らないと思うので、隊列に大きな変化はないと思います。ポタジェが外を伺う感じで、サンレイポケットとアカイイトがこの辺から外へ出すと思います。縦長で外を回しと不利が大きいかもしれませんね。

直線L2標識付近です、レイパパレが出し抜きポタジェが続くと思います。シフルマンがこの辺で苦しくなると思うので、ギベオンやジャックドールが上手く捌けるかどうか。外からランブリングアレーとサンレイポケット、アカイイトがスムース。ソフトフルートが内へ行くか、中目を捌くかどうかですね。

直線L1標識付近です、レイパパレとポタジェが持続力を生かして押し切り狙い。ジャックドールは直線スムースに差せるかどうか、トップスピードの質は高くないので、進路変更すると差し損ねそうですね。3,4コーナーで内目を回せないと思うランブリングアレーとサンレイポケットは、直線スムースだと思いますが距離ロスをこなせるかどうか。馬場状態を考えるとⅬ1も11秒台で纏めてきそうなので、差し馬が好走するには上がり33秒台の前半を要求されそう。

では1頭ずつ見ていきます。

◎レイパパレ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

今回:栗東坂路38.1-12.2、やや強め  

2021年エリザベス女王杯:栗東坂路38.4-12.5,やや強め1馬身先着、バランス良い。6着。   

2021年オールカマー:栗東坂路38.4-12.1、強め併入、バランス良いが見劣り。4着。

2021年宝塚記念:栗東坂路37.9-12.3,単走やや強め、バランスは良い。3着。

2021年大阪杯:栗東坂路39.0-12.4,単走強め、バランス良い。1着。 

2020年チャレンジC:栗東坂路39.1-12.7、単走やや強め、バランス良い。1着。

大阪杯が高評価で2000mで重馬場、逃げてL2で11.6を出して圧勝しました。この馬は2200mでは100m長いし、前走の香港Cを見てもペースが遅いと切れ負けする。乗り慣れた川田騎手なのでペースが遅ければ自分で行くでしょうし、ペースが速ければ控えてもレースが出来る馬なので、大きな不安はないですね。斤量56㎏に若干不安はありますが、今までやってる相手が違うので、ここでは格の違いを見せると思いますが。

○ポタジェ  ・心肺機能はやや高く、パワーはやや低い、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

今回:栗東w38.6-12.1,単走持ったまま、バランス良い。  

2022年AJCC:栗東w38.4-11.5,やや強め半馬身遅れ、バランス良い。5着。  

2021年天皇賞(秋):栗東P39.5-12.2,単走持ったまま、バランス良い。6着。

2021年毎日王冠:栗東坂路39.5-13.3,単走持ったまま、バランス良い。3着。    

2021年金鯱賞:栗東芝38.1-12.5,持ったまま、併入、バランス良い。3着。

昨年3着ですし、毎日王冠では今回乗る吉田隼騎手で3着、この時の1,2着がG1馬なので高評価ですね。コース適性、距離適性ともに良いし、クラス負けの危険もないのでロスなく進めれば凡走はないと思うが。

▲サンレイポケット  ・心肺機能はまぁま、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:特になし。

今回:栗東坂路38.2-11.9,一杯1馬身先着、バランス良い。  

2022年京都記念:栗東坂路39.6-12.0,一杯併入、バランスは良いが見劣り。3着。

2021年ジャパンC:栗東坂路39.1-12.2,強め併入、バランス良いが見劣り。4着。

2021年天皇賞(秋):栗東坂路40.0-12.2,強め3馬身先着、バランスは良い。4着。

2021年毎日王冠:栗東坂路38.7-12.4,持ったまま半馬身先着、バランス良い。6着。

2021年鳴尾記念:栗東坂路37.7-12.0,強め併入、バランスは良い。6着。   

2021年金鯱賞:栗東坂路39.8-12.4,強め半馬身先着、やや右傾でバランスまぁまぁ。6着。 

2021年日経新春杯:栗東坂路38.6-12.6,単走やや強め、右傾でバランスまぁまぁ。4着。

2020年アルゼンチン共和国杯:栗東坂路39.0-12.3,単走強め、やや右傾でバランスまぁまぁ。6着。 

2020年毎日王冠:栗東坂路38.0-12.6、単走強め、やや右傾だがリズム良くバランスまぁまぁ。3着 

2020年新潟記念:栗東坂路38.5-12.4,単走やや強め、バランス良い。3着。

昨年は初手のポジションと馬場に泣かされて6着、鳴尾記念でも届かずでした。ただ天皇賞(秋)からは初手のポジションを取るようになったので、連続して好走しています。前走の京都記念では苦手な休み明けで取りこぼし、今回は休み明け2走目で上積みが期待できますし、距離適性も良いのでこのクラスでは凡走出来ないはず。外枠から上手くポジションを取れるかどうかですね。

                                  

△ソフトフルート  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

今回:栗東w38.2-11.4,やや強め併入、バランスは良い。  

2021年エリザベス女王杯:栗東w38.9-11.9,持ったまま2馬身先着、バランス良い。4着。   

2020年エリザベス女王杯:栗東w38.4-12.2、単走持ったまま、バランス良い。6着。

2020年秋華賞:栗東w38.6-12.5。3着。

初手のポジションは後方からになると思いますが、3,4コーナーで内から押し上げて、直線入り口で前を射程圏に入れられればチャンスはあると思います。

                                  

★ランブリングアレー  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:中2週。

今回:栗東w36.6-11.6,単走持ったまま、バランス良い、素軽い動きだが4Fだけ。

2021年エリザベス女王杯:栗東w37.0-12.3,単走持ったまま、バランス良い。9着。

2021年オールカマー:栗東w36.0-12.1,単走持ったまま、バランス良い。7着。

2021年ヴィクトリアM:栗東w38.1-12.7,単走持ったまま、バランス良い。2着。

引退レースですね、2000mは守備範囲ですし休み明け2走目。中2週で疲労が抜けていればチャンスはあると思います。外枠なので上手くポジションを取れるか不安はありますが、調教はキビキビしていたので大きな不安はないと思いますが。

                 

☆ジャックドール  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

今回:栗東w35.6-11.3,やや強め半馬身先着、バランスは良い。

逃げ・先行で4連勝して重賞挑戦、前走もアドマイヤハダルに0.2秒差を付けているので、いきなり重賞勝ちもありそうですね。不安は心肺機能でこの馬が好走したレースは全てスローバランス、レイパパレが自分のペースで行くと一抹の不安が。