みやや競馬

2022年高松宮記念 予想。因縁のレースに決着を付けられるか。


土曜日の馬場情報 良馬場  Bコース

<正面直線および向正面直線の内柵沿いに部分的な傷みがあります。>

土曜日は良馬場でした、朝の段階では良馬場でしたが、5Rから稍重になり12Rには重馬場に悪化しました。夕方までの雨量は9㎜ですが、予報では22時頃まで降るようなのでトータルでは15㎜位と予想します。中京は3,4コーナーに暗渠管が入っていて、直線よりも早く乾く傾向がありますね。昨年の鳴尾記念が前日30㎜降って午前中は稍重、午後になって良馬場に乾き、鳴尾記念のL3からのラップは11.1-11.1-11.9というラップでした。今夜降っても30㎜以上にはならないと思うので、良馬場想定でやや高速で良いと思います。

◎ダイアトニック

○レシステンシア

▲クリノガウディー                                  

△ジャンダルム                                   

★グレナディアガーズ                

☆トゥラヴェスーラ                 

馬連 ⑭ー⑦⑧⑪⑬⑱ 5点 

3連単 ⑦⑪⑭ー⑦⑧⑪⑭ー⑦⑧⑪⑬⑭⑱ 36点

逃げるのはレイハリア、2番手にレシステンシア、キルロード、中段の前からメイケイエール、ダイアトニック、中段のやや前からサリオス、ジャンダルム。中段からサンライズオネスト、ロータスランド、クリノガウディー、ファストフォース。中段のやや後ろからシャインガーネット、ライトオンキュー、グレナディアガーズ、中段の後ろからトゥラヴェスーラ、ダイメイフジ。後方からナランフレグ、エイティーンガールという並びを想定。

レイハリアは前走の京阪杯で逃げずに凡走、4コーナーで馬群に飲まれて投げ出した感じだったので、揉まれる展開は避けたいはず。何が何でも行きそうで初手では逃げ態勢を取ってきそう。ただ明日は午前中が稍重表記だと、騎手がビビッて逃げ態勢が出来てから緩める可能性はあると思います。レシステンシアは2番手、逃げても良いのですが1番人気だし、逃げ争いまではしないと思います。キルロードも前走で遅れましたが、スタートは良い方で前へ。

問題はメイケイエールですね、外枠で前に馬を置けなければ折り合いが不安、無理に抑えるよりも前に行きそうですが、外からどこまで行けるかですね。ダイアトニックはスタートが良いので、出たなりで前へ行けるはず。内に速い馬が少ないのですんなり前を取れると思います。荻野騎手だとなぜかスタート出るジャンダルムも前ですね。

ファストフォースはスタートが遅く二の足も遅いので前には行けず中段、クリノガウディ―はスタート良いので、出たなりで中段のやや前辺りでしょうね。内からサンライズオネスト、ロータスランドが中段辺りでしょう。ライトオンキューとシャインガーネットが中段やや後ろ辺り。

グレナディアガーズは大外枠、前走の阪神Cで中段よりも後ろからの差しきりなので、ここで前に行くことはないと思いますが。昨年4着のトゥラヴェスーラも中段の後ろ辺りで、この馬の場合も直線勝負に賭けると思います。ナランフレグとエイティーンガールがいつも通り後方からだと思います。

4コーナーです、レイハリアが先頭でペースを緩めるかどうか、緩めると馬群は凝縮して内から中目の馬は狭くなるかも。メイケイエールも先頭には立たないと思うので、直線前では抑え折り合いを付けそう。隊列に大きな変化はないと思います、外から上がってきそうな馬も居ないし、前に居ると思われるキルロードやダイアトニックも、先に仕掛けることはないと思うので、隊列通り直線に入って行きそうですね。

直線L2標識付近です、レイハリアが先頭で、キルロードとダイアトニックが早くも並びかける感じ。レシステンシアは上手く捌けないと詰まる可能性が。中段辺りの馬は中目から外ならばスムース、ジャンダルム辺りはダイアトニックの後ろなら、コースを作ってもらえそう。その外にクリノガウディー、トゥラヴェスーラ、グレナディアガーズ。エイティーンガールは大外になりそうで、ナランフレグは馬群の中からになりそうですね。

直線L1標識付近です、ダイアトニックはトップスピードの質を持ているので、ここでは抜け出して押し切り狙い。ジャンダルムが続き、外からメイケイエールとクリノガウディ―。その後ろからトゥラヴェスーラがどこまで伸びるか。L1のラップが12秒台に入るようならロータスランドが伸びてくるはず。内から捌けるかどうかのレシステンシア、キルロードが粘るようだとコースが空かない可能性があると思います。初手の段階で1頭分外を回すかどうか、これがレシステンシア好走のカギでしょうね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ダイアトニック  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。

・トップスピードの質は高く、持続力もある。・直線で外に寄れることがある。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

2年前のこのレースで3着、例の斜行があって大きな不利を受けているので、不利がなければ2着はあったはず。なのでコース適性は非常に良いはずだし、前走の阪急杯を快勝しているので、リズムも良いですね。岩田騎手の継続騎乗なのも好材料で、外目の枠から上手く乗ってくれればチャンスはあると思います。

○レシステンシア  ・心肺機能は高く、パワーは不明、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや低い、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:なし。

土曜日の日経賞で酷い騎乗をした鞍上ですが、横山家のDNAを考えると翌日シレっと勝ちそうなんですよね。レイハリア相手に逃げ争いはしないと思うので、直線のコース取りを逆算した位置取りが出来るかどうかですね。この馬もリピーターですからコース適性は良いですね。調教後の馬体重が気になったので、当日の体調次第ですが。

▲クリノガウディー   ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:騎手不安。

2年前に1着入線しているので、もうそろそろ因縁に決着を付けたいでしょう。前走を見ても左回りの方が良いはずだし、休み明け2走目の上積みも期待できるので、1着まで期待。

                                 

△ジャンダルム  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。・距離は短い方がいい。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走のオーシャンSでやっと1200m重賞を勝ちましたね、これまでのレース振りからもGⅠで通用するポテンシャルは見せていたし、セントウルSで4着があるのでコース適性も良いはず。

                                   

★グレナディアガーズ  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:初距離。

前に行けばチャンスは広がると思いますが、前走のように差しに回ると届かないでしょうね。福永騎手がその辺をどう考えるか。

                

☆トゥラヴェスーラ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

昨年4着なので、コース適性は良いしクラス負けの危険もないと思います。あとは届くかどうかですね。