土曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
<向正面直線から外回り3コーナーから4コーナー、正面直線にかけてコース内側に傷みがあります。>
土曜日は良馬場でした、週中にパラっと降っていますが、含水率は低くクッション値は”やや硬め”です。日曜日は雨の予報もありますが、パラっと降るくらいで馬場に影響を与えるほどではなさそう。土曜日の6R1勝クラス1400mが1:21.0、クラスを考えるとまぁまぁのタイムが出ています。外回りのアザレア賞では8頭立てで、6頭までが上がり33秒台を出しているので、やや高速馬場と見て良いと思います。
◎レイパパレ
○エフフォーリア
▲ステラリア
△ウインマリリン
★ジャックドール
☆アカイイト
xポタジェ
馬連 ⑥=⑭ 1点
3連単 ⑭ー⑥ー④⑤⑦⑧⑪ 5点
3連複 ⑭=⑥=④⑤⑦⑧⑪ 5点
逃げるのはレイパパレ、2番手にアフリカンゴールド。中段の前からジャックドール、ショウナンバルディ、中段のやや前からアカイイト、エフフォーリア。中段からアリーヴォ、ウインマリリン、中段のやや後ろからヒシイグアス、ポタジェ、中段の後ろからヒュミドール、ステラリア、キングオブコージ。後方からスカーフェイス、マカヒキ、レッドジェネシスという並びを想定。
逃げる可能性があるのはアフリカンゴールド、ジャックドール、レイパパレの3頭。ショウナンバルディは前走も逃げなかったし、逃げる可能性はほぼ無し。アフリカンゴールドは前走逃げ切り、逃げて結果を出してきたし、コメントからも無理にでも逃げそう。ジャックドールは逃げ争いまでするかどうか、後半速いラップを踏めることに自信を見せているので、控えるような気がします。レイパパレは川田騎手のコメントから今回はチャレンジャー、前走の金鯱賞ではジャックドールが重賞初挑戦で、こちらはGⅠ馬ですから、正攻法の競馬をした可能性が高い。今回はジャックドールではなくエフフォーリアに対してですから、こちらがチャレンジャーの立場。勝ちに行くならエフフォーリアよりも後ろからはありえないと思います。
逃げる可能性はアフリカンゴールド>レイパパレ>ジャックドールだと思います。ただアフリカンゴールドとレイパパレではスピードが違うので、アフリカンゴールドが押して押して促しても、馬なりのレイパパレが先手を取るのではないかと。この2頭からやや間隔を空けてジャックドール、その外にショウナンバルディ。ジャックドールは外からプレッシャーを掛けられそうですね。
エフフォーリアはいつも通り中段のやや前、その内に前走スタートが良かったアカイイト、ウインマリリンとアリーヴォが中段辺り。ウインマリリンはもう少し前で勝負した方が良いと思いますが、松岡騎手は中途半端なレースをするので、スタートで出して行かないかもしれませんね。前走はスタートで前に行かなかったポタジェ、届かなかったので今回はある程度はポジションを取ると思います。ステラリアは中段の後ろから、その後ろにキングオブコージ。後方からはスタートの良くないスカーフェイス、マカヒキ、レッドジェネシス辺り。
レイパパレがアフリカンゴールドを抑えて逃げるならば、初手の段階からある程度は流れるはず、スローにはならないはず。平均バランスくらいで流れ中緩みはないと思います。問題はこのペースにジャックドール以下のメイン集団が付いて行くかどうか。レイパパレのペース次第では、メイン集団との間に間隔が空く可能性があり、メイン集団がどこで前を捕まえに行くかがポイントになりそうですね。特にペース認識が良くない藤岡佑騎手が前なので、タイミングが遅れると前を捕まえきれず、ということもありそう。
4コーナーです、レイパパレが厳しいペースで逃げれば、直後を追走するアフリカンゴールドと、ショウナンバルディはこの辺りで苦しくなりそう。これを内から1頭分外をジャックドールが通せば、ショウナンバルディを交わさなければならないエフフォーロアは更に外ですね。内から4頭目を通すはずで、土曜日の馬場ではこのコースは伸びがイマイチでした。力でねじ伏せるとは思いますが、エフフォーリア、ウインマリリン、ステラリアは距離も含めてロスがありそうですね。
内からスムースに捌ける馬の方が優位な感じがします、それがアカイイトですね。このポジションを取れるかどうかも含めて未知数ですが、前にジャックドールが居るのは悪い展開ではないと思います。レッドジェネシスやキングオブコージ、マカヒキはこの辺りで11秒台の前半に入るとAT値で一杯になってしまうかも。
直線L1標識付近です、レイパパレはスムースに直線に入ってくる。4コーナーで中目よりも外を回すエフフォーリア、ウインマリリン、ステラリアは、レイパパレから差を付けられて直線に入りそうですね。ジャックドールはどこでレイパパレを追いかけ始めるかで、早目に追いかけてしまうと前走見せた出し抜く足は使えないと思います。逆に追いかけ始めるタイミングが遅ければ、L2で速いラップが踏めても、直線の早い内にレイパパレの逃げが決まってしまうかも。トップスピードの質ではエフフォーリア>ジャックドールですから、この辺りではエフフォーリアがメイン集団から抜け出しているはず。
ここからはレイパパレがどこまで粘るか、エフフォーリアが差し切れるかどうかですね。その後ろからはジャックドールの心肺機能が持つかどうか。内からアカイイト、外目からウインマリリン、ステラリア、ポタジェがどこまで伸びるかですね。まぁこの想定は川田騎手が積極的な騎乗をするかどうかで、レイパパレがスタートで控えてしまったら、その時点でこの予想は破綻します。
では1頭ずつ見ていきます。
◎レイパパレ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
調教データ
今回:栗東坂路39.3-12.2,単走やや強め、バランス良い。
2022年金鯱賞:栗東坂路38.1-12.2、やや強め。2着。
2021年エリザベス女王杯:栗東坂路38.4-12.5,やや強め1馬身先着、バランス良い。6着。
2021年オールカマー:栗東坂路38.4-12.1、強め併入、バランス良いが見劣り。4着。
2021年宝塚記念:栗東坂路37.9-12.3,単走やや強め、バランスは良い。3着。
2021年大阪杯:栗東坂路39.0-12.4,単走強め、バランス良い。1着。
2020年チャレンジC:栗東坂路39.1-12.7、単走やや強め、バランス良い。1着。
○エフフォーリア ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質は高く、持続力も高い。
好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:初輸送。
調教データ
今回:美浦w37.3-11.2,持ったまま併入、バランス良い。
2021年有馬記念:美浦w38.0-11.4,やや強め1馬身先着、バランス反応ともに良い。1着。
2021年天皇賞(秋):美浦w38.5-11.3,持ったまま併入、バランス良い。2着。
ダービー:美浦w38.3-11.9,やや強め1馬身先着、やや掛かり気味だがバランス良い。2着。
皐月賞:美浦w39.7-12.4,持ったまま半馬身遅れ、バランス良い。1着。
▲ステラリア ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。
調教データ
今回:栗東w37.1-11.3,持ったまま併入、バランス良い。
2022年金鯱賞:栗東w37.8-11.5,やや強め併入、バランスは良い。11着。
△ウインマリリン ・心肺機能はやや高い、パワーは高い、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はやや低く、持続力はまぁまぁ。
好材料:コース適性。 悪材料:体調、騎手不安。
調教データ
今回:美浦w37.9-11.2,単走持ったまま、バランス良い。
2021年リザべ済女王杯:美浦w38.6-11.5,単走やや強め、バランスは良い。16着。
2021年オールカマー:美浦w37.4-11.3,単走強め、バランスは良い。1着。
2021年天皇賞(春):美浦w39.4-12.5,単走持ったまま、バランス良い。5着。
2021年日経賞:美浦w39.8-12.6,単走やや強め、バランスは良い。1着。
2021年AJCC:美浦w39.4-12.7,やや強め半馬身先着、バランス良い。6着。
エリザベス女王杯:美浦w38.5-12.2、持ったまま併入、バランス良い。4着。
秋華賞:美浦w38.2-11.8、強め2馬身先着、バランスは良い。15着。
オークス:美浦w39.1-11.8、やや強め併入、バランス良い。2着。
★ジャックドール ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。
好材料:コース適性。 悪材料:展開。
調教データ
今回:栗東w36.1-10.8,やや強め併入、バランス良い。
2022年金鯱賞:栗東w35.6-11.3,やや強め半馬身先着、バランスは良い。1着。
☆アカイイト ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。
好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。
調教データ
今回:栗東坂路37.7-12.5,単走持ったままバランス良い。
2022年金鯱賞:栗東坂路38.1-12.5,単走やや強め、バランス良い。3着。
2021年エリザベス女王杯:栗東坂路37.8-12.7,単走やや強め、バランス良い。1着。
2021年府中牝馬S:栗東坂路37.5-12.9,単走やや強め、バランスは良い。7着。
xポタジェ ・心肺機能はやや高く、パワーはやや低い、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
調教データ
今回:栗東坂路40.1-12.6,単走持ったまま、バランス良い。
2022年金鯱賞:栗東w38.6-12.1,単走持ったまま、バランス良い。4着。
2022年AJCC:栗東w38.4-11.5,やや強め半馬身遅れ、バランス良い。5着。
2021年天皇賞(秋):栗東P39.5-12.2,単走持ったまま、バランス良い。6着。
2021年毎日王冠:栗東坂路39.5-13.3,単走持ったまま、バランス良い。3着。
2021年金鯱賞:栗東芝38.1-12.5,持ったまま、併入、バランス良い。3着。