土曜日の馬場情報 重馬場 Bコース
<3コーナーから4コーナーおよび正面のコース内側に傷みがあります。>
土曜日は重馬場スタートでした、9Rの山藤賞2000m3歳1勝クラスから稍重になって、走破時計が2:00.3でした。稍重にしては時計が出ていて、レースの上がり3Fと”上がり3Fは最速”はローシャムパークで35.6、向正面に入ってすぐからのロング捲りに行って、L5の11.2は自身のラップです。見せムチだけでL1は流していたので、まともに追っていればL1も11秒台が出た感じでした。明日は晴れから曇りで最高気温19度の予報なので、馬場はさらに乾いて当然良馬場、やや高速馬場まで回復すると思うので、走破時計も1分58秒台は出ると思います。
風向きに注意が必要で、レース時間は南の風4mの予報です。これは向正面が向かい風、正面スタンド前は追い風です。風速4mは影響がないとは言えない強さで、向正面で馬群の前面に居る馬は向かい風で苦しみそう。2コーナーでは馬群の内側に居る馬、3コーナーでは外側に居る馬が風をモロに受けると思います。
◎イクイノックス
○ダンテスヴュー
▲アスクビクターモア
△キラーアビリティ
★ダノンベルーガ
☆ドウデュース
Xジャスティンパレス
*デシエルト
*ジオグリフ
馬連 ⑱=①②④⑧⑩⑫⑭⑯ 8点
3連単 ⑱ー②④⑧ー①②④⑧⑩⑫⑭⑯ 21点
逃げるのはビーアストニッシド、2番手にアスクビクターモア、デシエルト。中段の前からキラーアビリティ、グランドライン、ボーンディスウェイ、中段のやや前からダノンベルーガ、ダンテスヴュー、ジャスティンパレス。中段からジャスティンロック、ドウデュース、イクイノックス、中段のやや後ろからトーセンヴァンノ、サトノヘリオス、オニャンコポン。中段の後ろからラーグルフ、マテンロウレオ、後方からジオグリフという並びを想定。
内から何が何でも逃げる馬が居ないし、グランドラインも三浦騎手で外から来られると控えそう。ビーアストニッシドが先手を取って、その外からデシエルト辺り。この2頭は前半からガンガン行くことはないと思うので、隊列はスンナリ決まるのではないかと。内からアスクビクターモアが3番手先行、前に馬を置けることで折り合いが付く可能性がありますね。中段の前からキラーアビリティ、グランドライン、ボーンディスウェイですね。
ダノンベルーガがスタート直後に外へ行くかどうか、川田騎手なので外を塞がれるのは嫌がると思いますが、最内枠を引いてしまったので内に閉じ込められそう。ダンテスヴューが中段やや前で、その外にジャスティンパレス。ドウデュースとイクイノックスは並んで中段辺り。オニャンコポンは前半は無理をしないと思うので、中段のやや後ろから、ラーグルフはもう少し前に行きたいと思いますが、外枠から行き脚が付くかどうか。ジオグリフは前走共同通信杯では先行しましたが、ダノンベルーガに差されているし、上がり3Fでも3位だったので、脚を溜めての一発狙いではないかと。元々スタート良くないし、無理に出しては行かないと思いますが。
1コーナーまでは追い風だと思いますが、2コーナーでは内から風を受けるはずで、内側の馬は風速次第では影響が大きいかもしれませんね。向正面は向かい風のはずなので、ビーアストニッシド、デシエルト、ボーンディスウェイはまともに風を受けそう。ジャスティンパレスが早目に動くと、風を受けそうですね。
4コーナーです、ビーアストニッシドが先頭で、デシエルト、ボーンディスウェイが先頭列ですね。内からアスクビクターモア、キラーアビリティ、グランドラインはこの辺りで苦しくなるかも。ジャスティンパレスがショート捲りに行くようなら、イクイノックスが続き、出来たスペースにダンテスヴューが入ってきそう。ドウデュースが続き、内からダノンベルーガが上手く捌けるかどうか。外を回しそうなマテンロウレオとジオグリフは風次第ですね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎イクイノックス ・心肺機能は不明、パワーはある、瞬発力は不明。
・トップスピードの質は高く、持続力は高い。
好材料:能力。 悪材料:初コース。
東スポ杯の走りが圧巻でした、余裕で上がり3F32.9を出し2着に0.4秒差を付けています。反応も良かったしトップスピードの質と持続力の高さを見せたので、この世代では抜けた能力を見せたと思います。5カ月振りになりますが骨折などのアクシデントで間隔が空いたわけではなく、馬体の回復と成長を促すための間隔とのこと、ノーザンF天栄でしっかり乗り込まれたはずで不安はないと思います。
外枠ですが最後の枠入れでゲートの中で待たされないことはむしろ良いと思いますし、操縦性の良さは今までの2戦で見せていますから、馬群の切れ目にスッと入れると思います。ルメール騎手なので上手く乗ってくれると思いますが。
○ダンテスヴュー ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。
好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。
能力的には強く押せるほどではないですね、東スポ杯が4着ですがイクイノックスから1.0秒差、この時は後ろからだったのでトップスピードの質はあまり期待できません。枠が良くって中段辺りを取れれば馬群の中に入れそうで、風の影響を受けずに済みそう。あとは4コーナーからスムースに抜け出せるかどうか。
▲アスクビクターモア ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:気性。
気性難を見せている馬なので内枠は良いですね、馬群の最内を回してしまうと風の影響はあると思いますが、距離ロスはないので直線スムースなら。
△キラーアビリティ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
ホープフルSを勝っているので、今回も内目の枠でスムースにロスなく進めそうですね。休み明けですがノーザンF生産馬なので不安なし。流れが悪い横山武騎手が不安材料ですかね~。
★ダノンベルーガ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。
好材料:距離適性。 悪材料:初コース。
前走の共同通信杯では稍重で上り33.7、走破時計も1:47秒台は優秀ですね。内枠は良くないと思うのでどこかで外に出すか、出したとしても外からだと風の影響もあるし難しいですね。右回りに不安があって、調教でも直線入り口で手前を替えた時にバランスを崩していました。府中の方が良いかも。
☆ドウデュース ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。
好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:特になし。
前走の弥生賞で不利がありながら2着ですから、中山の2000mも全く不安はないですね。問題は弥生賞を使った関西馬が良くないことで、勝ったのはヴィクトワールピサまで遡ります。やはり短期間に2度の長距離輸送は負担になるのでしょう、昨年のダノンザキッドも凡走しましたね。しかも同じハーツ系です。能力は高いのですが、それを発揮で生きる体調かどうかですね。
Xジャスティンパレス ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
ホープフルSで2着なのでコース適性は良いし、クラス負けの危険もないですね。ノーザンF生産馬で休み明けでも不安はないし、ミルコへの乗り替りも問題ないでしょう。ポジションが外になると若干不安ですね。
*デシエルト ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。
好材料:コース適性。 悪材料:初輸送。
ここで控えるとは思えないので、前で競馬をすると風をモロに受けるはず。スムースでもL1が11秒台では苦しくなりそう。
*ジオグリフ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:・・・。 悪材料:クラス負けの危険、初コース。
喉鳴りの話もあるし、スタート不安もあるので後ろからだと届かないかも。キレッキレのトップスピードの質を持っているわけではないので、前に居ても良いと思いますが、前走の負け方からは先行するイメージがないですね。