みやや競馬

2022年鳴尾記念 予想。逃げ切り期待。

Bコース <今週からBコースを使用します。柵の移動により大きな傷みはカバーされましたが、正面直線内側にカバーしきれなかった傷みが残っています。>

馬場状態ですが金曜日は良馬場で、クッション値も標準でもう少しで二桁に入る感じ。含水率はゴール前でやや高いですが、5月29日から6月3日まで散水しているので、直線は含水率が下がっていませんね。金曜朝時点の数値なので日中はもっと乾いているはず。土曜日は朝から晴れて気温も上がるので、レース時間にはかなり乾くと思います。先週(青の部分)を見るとかなり含水率が下がっているので、やや高速馬場に入りそうですね。先週の芝では前優位のレースが多かったので、引き続き逃げ・先行優位の馬場状態だと思います。

◎ショウナンバルディ

○キングオブドラゴン

▲ヤシャマル                                

△ジェラルディーナ                                  

★カイザーバローズ                              

☆サンレイポケット                 

※ヴェルトライゼンデ                               

馬連 ④⑦=②③④⑦⑧⑨⑩ 11点           

3連複 ④⑦=②③④⑦⑧⑨⑩=②③④⑦⑧⑨⑩ 25点  

3連単 ④⑦ー④⑦ー⑧⑨⑩ 6点

逃げるのはショウナンバルディ、2番手にキングオブドラゴン、ギベオンも並んで先行。やや離れて中段辺りにサンレイポケット、ヤシャマル、中段のやや後ろからヴェルトライゼンデ、カイザーバローズ。中段の後ろからパトリック、ジェラルディーナ、後方からアドマイヤジャスタという並びを想定。

逃げるのはショウナンバルディ、他に何が何でも逃げる馬も居ないし、スタートで遅れなければ逃げ体制。2番手にキングオブドラゴンで、前には行きたいが逃げに拘ることはないと思います。昨年の金鯱賞で逃げ切ったギベオンも、重馬場だったからこその逃げだったはずで、ショウナンバルディが行く気を見せれば競り合いにはならないと思います。1000m60秒台で淡々と流れるのではないかと。

サンレイポケットが中段辺りで若干前と間隔が空くのでは、サンレイポケット以下の馬はスタートも速い方ではないので、無理に前に行くことはないと思い、前の3頭と後ろの7頭で3馬身位は間が空いてばらけそう。ヤシャマルは松田騎手へ乗り替わって2走は、スタートで下げて行かないので中段辺りは取れそう。カイザーバローズは川田騎手へ戻っても中段辺り、その内側に久々でスタート出ればヴェルトライゼンデですね。ジェラルディーナはもう少し前に行きたいはずですが・・・。

4コーナーです、前3頭はL4辺りからジワっとペースアップするはず、3F戦にするとトップスピードの質で見劣るので、坂井騎手のペース配分が重要ですね。後ろの7頭で動きそうなのは川田騎手ですね、外からヤシャマルの外へ上がり、ジェラルディーナが追走。サンレイポケットは鮫島騎手で動き出しのタイミングが遅くなりそう。

直線L1標識付近です、平均バランス以上の流れにならなければ、前が止まらないのは先週何度も見ましたね。ショウナンバルディは中日新聞杯で逃げ切っているので、持続力を生かす展開に持ち込めれば逃げ切りも期待できます。キングオブドラゴンも先行押し切りで勝ち上がってきた馬なので、ショウナンバルディが好走すれば一緒に好走すると思います。ギベオンは休み明けなので、ここではやや遅れそう。後ろから伸びそうなのはカイザーバローズ、ジェラルディーナですが、展開次第では上がり3F33秒台でも届かない可能性も。ヤシャマルは直線入り口で前に取り付ければ、持続力はあるのでチャンスはあると思います。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ショウナンバルディ  ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は低い。 

・トップスピードの質は低く、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

中日新聞杯で逃げ切っているし、他に何が何でも逃げたい馬も居ないので逃げ切りに期待ですね。2番手からでも昨年の鳴尾記念で2着しているので、ギベオンあたりが無理やり行くなら行かせてしまうでしょう。逃げ争いはないと思いますが・・・。今の前残りの馬場を味方に出来れば大丈夫だと思います。

○キングオブドラゴン  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走の阪神大賞典はさすがに距離が長かった感じですが、0.7差なら悪くはないですね。2000mから2600mで好走多数なので、距離適性は良いし中京でも2着が3回あるのでコース適性も良い。この馬も前に行くタイプなので、前半無理をしなければ先行しての押し切りが期待できます。

▲ヤシャマル  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走の新潟大賞典でも0.1差3着とローカルハンデ重賞ですが好走してきました。着以上に松田騎手が乗ってからポジションを取れるようになったことが好印象、日経新春杯でも3着確保しているので、コース適性も良いし斤量を克服できればチャンスでしょう。

                                

△ジェラルディーナ   ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質は高い、持続力は高い。

好材料:騎手強化。 悪材料:コース適性。

スタートがあまり良くないので今の馬場で届くかどうか、縦長になると上がり3F33秒台でも届かない危険があります。中京では未勝利だし2000mも1回しか走ていません。福永騎手が上手く乗れば・・・。

                                 

★カイザーバローズ    ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険、スタート不安。

前走の新潟大賞典では0.1差2着でしたが、1着のレッドガランに2.5㎏貰っていたので、別定戦で好走できるかどうか未知数ですね。上がり3F33秒台も持っていますが、前半かなり遅かったので縦長で後ろからになると届かないかも。

                            

☆サンレイポケット  ・心肺機能はまぁま、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

昨秋のGⅠでの連続4着を考えると本命でも良いのですが、今年になって3,7着とピリッとしませんね。今回も宝塚記念を念頭に置いているようで、100%の仕上げではないとのコメントあるので、ちょっと慢心しているような気が・・・。中京での成績も良くないので、あまり期待できませんね。

                 

※ヴェルトライゼンデ  ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:屈腱炎長期休養明け。

昨年のAJCCで2着なのでここでは格上の存在ですが、1年4カ月ぶりで屈腱炎明け、さすがに間隔が空き過ぎてレース勘が戻っているかどうか。坂路ばかりで調教しているようで、心肺機能が戻っていない可能性もあり不安の方が大きいですね。