みやや競馬

2022年関屋記念 予想。重賞350勝目に期待。

土曜日の馬場情報 良馬場  Aコース

内・外回り3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側に若干の傷みが見られますが、全体的に良好な状態です。

土曜日は良馬場スタートでした、10Rの新発田城特別でにわか雨が降り稍重に悪化、ただ走破時計や上がり3Fを見ると、重馬場まで悪化していた可能性が高いと思います。11Rの稲妻Sでは重馬場でしたから、10Rのレース中に重馬場まで悪化していたのではないでしょうか。新潟と言えば直線で外へ膨れますが、10Rでは内を走ったブライトオンベイズが逃げ切りだったので、馬場が悪化すれば内外フラット。7Rと9Rでは外も良く伸びていたので、良馬場ならばやや外優位という感じですね。

明日の馬場状態ですが、天気予報では土曜の夕方から明日の朝にかけて断続的に降り続くようで、朝から日中はくもり一時晴れ、気温は31度まで上がるようです。実は昨年も土曜は重馬場で、日曜日も朝まで雨でしたが、レース時間には良馬場まで回復していました。新潟砂漠と言われる程水はけが良いので、明日も良馬場で高速馬場まで回復するかは分かりませんが、標準からやや高速馬場まで回復するのではないかと思います。

◎ディヴィーナ 

○スカイグルーヴ

▲ゴールデンシロップ                  

△ダノンザキッド                          

★ウインカーネリアン                                 

☆リアアメリア                                     

※イルーシヴパンサー                                    

馬連 ⑦⑪=①③⑤⑦⑧⑪⑫ 11点                    

3連複 ⑦⑪=①③⑤⑦⑧⑪⑫=①③⑤⑦⑧⑪⑫ 25点

逃げるのはレッドライデン、2番手にリアアメリア、ウインカーネリアン。中段の前からゴールデンシロップ、ダノンザキッド、中段のやや前からスカイグルーヴ、ディヴィ―ナ。中段からザダル、ピースワンパラディ、中段のやや後ろからワールドバローズ。中段の後ろからエンデュミオン、エアファンディタ、後方からイル―シヴパンサーという並びを想定。

逃げるのはレッドライデンだと思うのですが、ウインカーネリアンも逃げても良いタイプなので、この2頭のどちらかですね。レッドライデンは吉田豊騎手がテン乗りでどんなペースで行くか不明。ウインカーネリアンの三浦騎手が、レッドライデンに乗っていたので、三浦騎手はレッドライデンのことも分かっているはず、同じ美浦所属騎手なので吉田豊騎手の性格も分かった上で、逃げ争いはしないと思います。問題はペースで、朝の時点で重馬場か稍重の表記だと思うので、昨年のように騎手がビビってペースが上がらない可能性があります。昨年は後ろに居た馬は全く勝負にならなかったので、今年も前半スローペースになると前優位になるかも。

先行しそうなのがリアアメリアで、前走のマーメイドSで55.5㎏のトップハンデ、先行して0.4差4着なので、菅原騎手に乗り替わりですが同じように乗ってくると思います。ダノンザキッドも前走安田記念で2番手先行、これで6着ですが0.2差なので前に行きそうですね。ゴールデンシロップは謎の長期休養明けですが、2走前には前目に付けて押し切っている、この時もミルコが乗っていたので下げることはないと思いますが。

スカイグルーヴとディヴィ―ナは出たなりで中段のやや前辺り、このメンバーだとザダルも中段辺りが取れそうですね。シュリは前に行っても良いと思いますが、最近は前に行っていないので、津村騎手に乗り替わって前に行くかは微妙ですね。ワールドバローズ、エアファンディタ、イル―シヴパンサーはいつも通り後方からだと思います。このレースは内枠と外枠の成績が異様に良い、ただ内枠の差・追込馬の成績が良くない。恐らく一旦下げてから外へ出すロスが影響しているのかも。

4コーナーです、新潟外回りですからこの地点でもL4、隊列に大きな変化はないはずで、淡々と直線に入っていくと思います。昨年は横山典騎手が逃げて中緩みがない展開、吉田豊騎手と三浦騎手がペースを作ると、中緩みもあるかもしれませんね。あるいは前半が遅くなり、この辺りからペースが上がるパターン、これならば縦長のまま直線に入ると思います。

直線L3標識付近です、良馬場まで回復すればここから11秒台の前半に入るはず、新潟なのでこの辺りでは全馬対応してくると思うので、遅れる馬も居ないと思いますし、逆にこの辺りで大きく差を詰めてくる馬も居ないと思います。良馬場まで回復すると思うので、外へ膨れるでしょうね。

直線L1標識付近です、ディヴィ―ナは中京と阪神で上がり33秒台を持っていますから、スムースなら長くいい脚を使ってくると思います。ダノンザキッドも前半ゆったり入れば、安田記念のように粘る可能性がありますね。スカイグルーヴとリアアメリも前目のポジションから、速い上がりを持っているのでチャンス十分。ゴールデンシロップは休み明けで仕上がり次第。ウインカーネリアンは速い上がりを求められると苦しくなりそう。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ディヴィーナ  ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走のヴィクトリアMでは3コーナー入り口で、押圧されてしまいバランスを崩して後退、不利がありましたから度外視して良いと思います。豊騎手が札幌から乗りに来るくらいですから、勝負気配もあります。中京で4勝しているので左回りは好相性ですし、マイルでも3勝しているので距離適性も良く、ノーザンF生産馬で休み明けも問題なし。外目の枠に入って中段よりも前でスムースなら、直線外目に出して差し切れると思います。

 

○スカイグルーヴ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

マイルは2020年キタサンブラックMまで遡ります、この時は掛かってしまって15着に凡走。その後1400mに短縮してOP入り、重賞でも連続2着と好走しているので、クラス負けの危険はないはず。上手く馬群の内に入れて折り合いさへ付けば、直線はスピード持っているので伸びるはず。折り合い次第ですね。

▲ゴールデンシロップ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、休み明け。

前走は昨年の11月秋色Sで快勝しましたが、その後は謎の長期休養で今回は9カ月ぶり、500㎏を超える大型馬なので仕上がり次第ですね。初マイルの2着後3連勝してOP入り、初の重賞挑戦でどこまでやれるか未知数ですが、府中で3勝しているので左回りも問題ないはずだし、速い上がりも持っている。内目の枠でスタート決められれば。

                  

△ダノンザキッド    ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。

・トップスピードの質は高い、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:輸送。

マイルCSで3着していますから、ここでは格上の存在です。ただ3歳以降1着どころか2着もなく、完全にスランプ中。マイルCS以外は輸送があったので、栗東から新潟までの輸送でどこまで影響があるかですね。

                        

★ウインカーネリアン   ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険、休み明け。

マイルのOPで2連勝して重賞に挑戦してきました。2走前に同コースで先行押し切り、今回と同じ三浦騎手だったので好材料が多いですね。問題は2カ月の休み明けで、この馬は非ノーザンF生産馬で休み明けでは結果が出ていないので、2か月の間隔で走れるかどうかですね。馬場にビビってペースが遅くなると、直線でスピード負けする危険も。

                                 

☆リアアメリア  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質は高く、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

古馬になってスランプに陥っていましたが、前走のマーメイドSで先行して4着と復活の兆しが見えました。54㎏で2歳時に2勝しているマイル戦、菅原騎手なら下げることはないと思うので、前でどこまで粘れるかですね。

                                     

※イルーシヴパンサー  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

安田記念では1番人気に支持される程の馬ですし、東京新聞杯で1着と実績十分です。ただ岩田望騎手へ乗り替りですし、追い込み馬の内枠というのは危ない匂いがします。