みやや競馬

2022年オールカマー 予想。54㎏は反則では?

土曜日の馬場情報 不良馬場  Cコース

今週からCコースを使用します。コース変更に伴い傷みはカバーされ良好な状態です。

馬場状態は午前5時30分の測定時は不良馬場でした、金、土曜日と2日連続でまとまった雨が降り、含水率がかなり高く16%位です。6Rの1勝クラス2000mで走破時計2:00.0、不良馬場にしては速い時計が出ています。1着のヒットザシーンは2番手先行、2着のラニュイエトワールが逃げ粘り、3着のカヨウネンカが最後方からの追い込みでした。カヨウネンカは3,4コーナー最内を回していたので、外よりも内の方が良いかもしれませんね。10Rの九十九里特別が2勝クラスの2500mで、L5で石川騎手が捲りに行って11.5にペースアップ、これで前が潰れるかと思いきや残りました。1着は追い込みを決めたウォルフズハウルですが、2着は逃げたキャルレイなので、内の方が良さそう。ウォルフズハウルも3,4コーナーは中目を走っていたので、コース替りで内の方が良い感じですね。

明日にかけては土曜日の18時頃から小雨が降ったようで、乾いても稍重位ではないかと。金曜日と土曜日の雨量が多かったので、完全には乾ききらないと思います。ただ土曜日の走破時計を見ると不良馬場でも速いタイムが出ているので、稍重でも良馬場並みの時計が出る気がします。

◎デアリングタクト

○テーオーロイヤル

▲フライライクバード                               

△ヴェルトライゼンデ                                   

★ソーヴァリアント                               

☆バビット                        

馬連 ⑧⑩=④⑤⑧⑩⑫⑬ 9点                   

3連複 ⑧⑩=④⑤⑧⑩⑫⑬=④⑤⑧⑩⑫⑬ 16点

逃げるのはキングオブドラゴン、2番手にバビット、中段の前からウインキートス、クレッシェンドラブ、テーオーロイヤル。中段のやや前からソーヴァリアント、中段からヴェルトライゼンデ、フライライクバード。中段のやや後ろからデアリングタクト、ジェラルディーナ、中段の後ろからクリスタルブラック。後方からロバートソンキー、アドマイヤアルバという並びを想定。

逃げる可能性があるのはキングオブドラゴンとバビットですが、バビットは長期休養明けなので無理はしないと思います。キングオブドラゴンは三浦騎手、ペースを引き上げる騎手ではないので、バビットの横山典騎手に遊ばれるようなペースになりそう。スローからの4F戦になりやすいレースなので、後半トップスピードの質と持続力が問われるレースになりそうですね。中段の前からウインキートス、昨年2着なのでコース適性は良いし内枠を引けたので、昨年のようなレースをしてくると思います。クレッシェンドラブがその外。

テーオーロイヤルが外から前に行って、内へ入れられるかどうかですね。その後ろからソーヴァリアント、前に行きたい馬を行かせての中段のやや前から。中段からがヴェルトライゼンデとフライライクバードですね。フライライクバードはテーオーロイヤルの後ろへ行くかもしれませんね、掛かりやすいところもあるので前に馬を置くかも。デアリングタクトがその後ろで、前半は無理をしないはず。ロバートソンキーはスタートが良くないので、いつも通り後ろからだと思います。

4コーナーです、この辺りは11秒台の半ばくらいのラップのはずで、バビットが付いて行けるかどうかですね。キングオブドラゴンが内から先頭で、外からテーオーロイヤル、その後ろにソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデが続き、フライライクバードがその外、デアリングタクトもその外から出かなり外を回しそうですね。ジェラルディーナは内を狙いそう。

直線L1標識付近です、キングオブドラゴンは鳴尾記念でスローからの5F戦で切れ負け、元々トップスピードの質で勝負するタイプではないので、前半からある程度ペースを引き上げた方が良いと思いますが、三浦騎手がペースを引き上げるとは思えないので、この辺りでジリジリ下がりそう。バビットは全盛時に戻っていればここから押し切る力はあるはず。テーオーロイヤルが早目に先頭に立ち、ソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデ、フライライクバードがそれに続く。外からデアリングタクトが先頭に並びかける勢い。

L1標識以降はソーヴァリアントの距離適性が不安で、セントライト記念でも後ろから差されているので、L1では減速率が大きくなる可能性があります。川田騎手なので早目に抜け出してセーフティーリードを作る可能性もありますが、テン乗りですし早目に抜け出すことはないかと。フライライクバードは距離に不安が無いので、4F戦よりも長くなった方がチャンスがありそう。

では1頭ずつ見ていきます。

◎デアリングタクト  ・心肺機能は不明、パワーは高い、瞬発力は高い。

・トップスピードの質は高い、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

ここでは力が違うかなと、休み明けでも走るし2200mも前走宝塚記念で3着、斤量も54㎏なので前哨戦でも勝って当然だと思います。

○テーオーロイヤル  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

長いところで良さを見せている馬ですが、1勝クラスでは2200mを快勝、この馬はスローからのロンスパで良さを見せるので、このレースと好相性だと思います。デアリングタクトが取りこぼすようだと、この馬が浮上すると思います。

▲フライライクバード  ・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:気性。

不思議な馬で社台の白老F生産ながら休み明けが好材料、3カ月以上間隔を空けた時は全て3着以内です。アルゼンチン共和国杯で55㎏背負って3着だし、2200mも条件戦ですがムーンライトHで圧勝。福永騎手を確保できたこともプラスになりそう。

                               

△ヴェルトライゼンデ   ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:特になし。

AJCCで2着ですがこの時は不良馬場、神戸新聞杯で2着しているので大きな不安はないのですが、思ったよりも乾いて時計が速くなると危ないかも。前走の鳴尾記念が長期休養明けで勝つには勝ったが、ジェラルディーナと0.1差なので、あまり高い評価はしにくいですね。戸崎騎手もテン乗りだしやや不安。

                                  

★ソーヴァリアント   ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは高い、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:骨折長期休み明け。

セントライト記念で2着があるのですが、この時は後ろからアサマノイタズラに差されているので、Ⅼ1で減速率が大きくなったはず。血統的にも2000mまでかなという気がします。川田騎手を配してきたので、勝負気配も感じますが長期休養明けですし、不安の方が大きい。

                              

☆バビット  ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:屈腱炎長休明け。

コース適性の良い馬ですが長期休養明け、横山典騎手なので余程の出来でない限り無理はしないでしょうね。全盛時まで戻っていれば先行押切が十分に可能だと思います。