土曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
<内回り3コーナー・4コーナーから正面直線にかけてコース内側に軽微な傷みがありますが、全体的には良好な状態です。>
馬場状態は良馬場、先週は高速馬場で外からも伸びました。土曜日の馬場を見ると直線は外も伸びるが、3,4コーナーは内から2頭目を回さないと良くない感じ。8Rの2勝クラス1400mが走破時計1:20.6、1着は逃げたジュノー、2着は中段から差したメイショウドウドウ、3着は中段のやや前の最内を回したタマモダイジョッキでした。2着のメイショウドウドウも3,4コーナーは、内から2頭目を回して直線で外に出しました。なので中段辺りまでで、3,4コーナーで内から2頭目を回すのが好走条件になりそうですね。
先週のヴェラアズールも内から2頭目だったし、ヒンドゥタイムズも前に居て内から3頭目でした。開幕週ではエアレーションの影響で、外目も良かった感じですが、3日間走って踏み締められたことで、内の方が軽くなった感じがします。1点注意しなければいけないのが散水、土曜日の含水率は9.7%でかなり乾いているので、土曜日に散水する可能性があり、馬場状態がガラッと変わる可能性があります。
◎スターズオンアース
○ウォーターナビレラ
▲スタニングローズ
△ナミュール
★サウンドビバーチェ
☆プレサージュリフト
馬連 ⑨⑫=⑦⑧⑨⑫⑮⑯ 9点
3連複 BOX ⑦⑧⑨⑫⑮⑯ 20点
逃げるのはタガノフィナーレ、ブライトオンベイズ、中段の前からサウンドビバーチェ、中段のやや前からウインエクレール、ウォーターナビレラ。中段からラブパイロ―、ストーリア、エグランタイン。中段のやや後ろからスタニングローズ、アートハウス、中段の後ろからライラック、スターズオンアース、エリカヴィータ、ナミュール。後方からメモリーレゾン、プレサージュリフトという並びを想定。
逃げる可能性があるのはブライトオンベイズとタガノフィナーレ、ブライトオンベイズは前走が1400mなので馬なりでかなり速いラップになりそう、これに対してタガノフィナーレは前半ゆったり入った方が良いのですが、今回鮫島騎手へ手が戻ります、5走前に勝っているのですがこの時は逃げています、ペースを無視して逃げに拘ると前2頭が飛ばす展開もあると思います。この2頭をサウンドビバーチェがベタマークに行くかどうか、ベタマークに行けば隊列は縦長になる。逆に前2頭を行かせるようなら、メイン集団の前でコントロール、メイン集団は馬群が凝縮すると思います。
メイン集団の中段の前からウインエクレールとウォーターナビレラ。ウォーターナビレラはスタート速いので、外目の枠ですが前に行けると思います。その後ろからストーリア、松山君はペース認識が良いので、前2頭が飛ばすようならこの辺りだと思います。逆に前が折り合ってスローになりそうなら、ウォーターナビレラを前に入れないと思います。
アートハウスはスタートが抜群に速い訳ではないし、内にスタニングローズが居るので、なかなか前に行けないと思います。中段の後ろからスターズオンアースとナミュールですね。ペース次第ではナミュールはもう1列後ろでしょう。プレサージュリフトは後方からの1発狙いかなと。
4コーナーです、ブライトオンベイズは2000mが持つか大いに不安、マイルでギリギリくらいだと思うので、L2標識辺りで一杯になり下がってきそう。これを交わすのにサウンドビバーチェ以降が若干外を回すはずで、スタニングローズ辺りは最内を回すかも。ウォーターナビレラが内から3頭目あたり、スターズオンアースとナミュールは外を回すかもしれませんね。
直線L1標識付近です、サウンドビバーチェとウォーターナビレラが抜け出し、外から伸びればスターズオンアース。ナミュールは馬場次第で凡走の可能性がありますね、これはプレサージュリフトも一緒。。内からはスタニングローズで、この馬はある程度のトップスピードの質も持っているので、4コーナーでスムースなら伸びてくると思います。ウォーターナビレラは距離が持てば、展開的には押し切れるのではないかと。
では1頭ずつ見ていきます。
◎スターズオンアース ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:距離適性、コース適性。 悪材料:骨折明け、休み明け。
オークス後に両足の骨片を除去する手術をしていて、状態がどうかと思いましたが、調教を見て問題ないと判断しました。状態よりもむしろコース取りの問題の方が心配で、3,4コーナーで外を回すと直線内を通した馬に後れを取るかも。2頭が離して逃げる展開ではなく、全体的に前掛になり消耗戦になれば、3,4コーナーの不利は無くなると思うので、サウンドビバーチェの岩田望騎手次第ですね。
○ウォーターナビレラ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。
好材料:コース適性。 悪材料:体調。
オークスではスタート前に待たされてレースにならず、前走のクイーンSでは牧場からの直接競馬場入りで凡走、敗因はハッキリしているので巻き返しは可能だと思います。今回は外厩がチャンピオンヒルズなので、間隔空けて体調は万全のはず。距離に関してはオークスでもL2標識までは手応えがあったので、ギリギリ持つと思うのですが。
▲スタニングローズ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。
好材料:距離適性、コース適性。 悪材料:特になし。
オークスが強い内容で2着ですし、前走もプラス14㎏でしっかり勝ち切りました。休み明け2走目で上積みがあると思うし、中段のやや前辺りで内から動けるのは、展開的に合うはず。後は坂井騎手が上手く乗れるかどうか。
△ナミュール ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。
好材料:距離適性。 悪材料:特になし。
桜花賞の凡走を見ると外から差し切るのは難しいですね、同じような馬場状態の可能性がありますから。スタート決めて内目を取れると良いのですが。この馬は使い減りするようで、休み明けでぶっつけのローテーは好材料だと思います。
★サウンドビバーチェ ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。
好材料:距離適性。 悪材料:騎手弱化。
展開のカギを握るのがこの馬で、岩田望騎手が上手く乗れるかどうか大いに不安。前2頭を追いかけると凡走する可能性が高く、逆に間隔空けて第2先行の形になると、仕掛のタイミングを見極められるかどうかも不安。正直前に行かずにウォーターナビレラの豊騎手に前に行ってもらった方が、勝つ可能性が高まると思います。
☆プレサージュリフト ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。
好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。
後ろからになると思うので、ハイペースバランスの消耗戦になれば、最後にバテ差しで届くかどうかだと思います。