金曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
<3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内柵沿いに傷みがあります。>
馬場状態は良馬場、かなり含水率が下がって来ましたが、この後散水しています。土曜日は午前中が曇で気温も23度位の予報、なので含水率は若干上がるかもしれませんね。先週の日曜日は外差しがバンバン決まっていましたが、土曜日の府中牝馬Sでは最内を回した3頭で決着。乾けば外差し、散水の水が残れば内優位という感じではないかと。
◎ラウダシオン
○アルサトワ
▲セリフォス
△ソウルラッシュ
★ダノンスコーピオン
☆ダイワキャグニー
馬連 ⑦⑫=⑥⑦⑩⑫⑬⑭ 9点
3連複 BOX ⑥⑦⑩⑫⑬⑭ 20点
逃げるのはアルサトワ、2番手にノルカソルカとダイワキャグニー。中段の前からピースワンパラディ、ラウダシオン、中段のやや前からアオイクレアトール、リレーションシップ。中段からセリフォス、ピースオブエイト、中段のやや後ろからレインボーフラッグ、ダノンスコーピオン、スマートリアン。中段の後ろからタイムトゥヘヴン、ルフトシュトローム、後方からエアロロノア、ソウルラッシュという並びを想定。
ノルカソルカも逃げたいタイプですが、スタートがやや遅いのでアルサトワが逃げ体勢に持ち込むのではないかと。ノルカソルカがリカバリーして前に行くなら、ペースが上がる可能性があり、平均以上で流れればラウダシオンにはありがたい展開ですね。ダイワキャグニーも前に行くタイプで、ラウダシオンと前後するかもしれませんが先行でしょう。その内にピースワンパラディ、戸崎騎手とはキャピタルSを勝っているコンビで、その時も前に行っていますね。
セリフォスが中段から、休み明けで掛かるリスクのある馬を出して行くことはないかと。その後ろからダノンスコーピオンで、この馬もスタート速い方ではないですね。ダノンスコーピオンをイジメそうなのが、スマートリアンのルメール騎手。川田騎手への嫌がらせとマイルCSへ向けて、ダノンスコーピオンにもプレッシャーを掛けたいのではないかと。タイムトゥヘヴン、エアロロノア、ソウルラッシュはいつも通り後ろからだと思います。
4コーナーです、隊列に大きな変化はないと思います。後ろでソウルラッシュ辺りが外からジワっと上がり、その後ろからエアロロノアが追走。タイムトゥヘヴンは末脚に賭けると思います。
直線Ⅼ2標識付近です、アルサトワ、ダイワキャグニー、ラウダシオンが前。ダノンスコーピオンがスマートリアンの後ろから外に出すと思うので、ソウルラッシュが行ってからになりそうですね。セリフォスは内から捌けるかどうか。
直線L3標識付近です、前3頭がどこまで粘れるか、これはペースと馬場状態次第ですね。人気3頭はソウルラッシュはスムース、ダノンスコーピオンはスマートリアンのルメール騎手次第ですね。セリフォスは藤岡佑騎手が内で捌けるかどうか、前から減速してくる馬が多そうなので、スンナリコースを取れるとは思えませんね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ラウダシオン ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・距離変更で好走する。
好材料:コース適性。 悪材料:近走の不振。
前走は地方のダートを走ったり迷走している感じですが、2走前の京王杯SCは0.3差5着だし、上位4頭には1㎏あげていたので及第点。この馬はトップスピードの質で勝負するタイプではなく、前半からある程度ペースを引き上げて粘り込むタイプですね。それがNHKマイルCでしたから、同コースで前半からペースが上がれば復活のチャンス。今回菅原騎手へ乗り替りですが、若手の中では1番評価している騎手なので、期待を込めて本命に抜擢しました。
○アルサトワ ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。
少なくとも前半スローだった時は前走を見ても強い、3歳の未勝利戦を勝った時が稍重の2000mで、今回とはちょっと条件が違うんですが、ハイペースバランスを逃げて0.7差の圧勝でした。なので意外に心肺機能は持っているのかもしれないので、ノルカソルカがリカバリーして勢いが付き過ぎてハイペースになっても、粘り込めるのではないかと。
▲セリフォス ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はかなり高い。
好材料:コース適性。 悪材料:騎手不安、休み明け。
社台F生産馬で休み明けはピリッとしない、NHKマイルCで取りこぼしたし、藤岡佑騎手の継続騎乗も不安材料。本番は次なので無理はしないと思いますが。
△ソウルラッシュ ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:届くかどうか。
この馬も非ノーザンF生産馬で休み明け、春興Sでは勝ち切りましたが、1勝クラスでは4着に取りこぼしました。まぁこの1勝クラスは2000mなので度外視しても良いと思いますが。後ろからになると届かない危険もあるし、松山騎手は差しに回るとやや不安があるので、凡走しても驚けないですね。
★ダノンスコーピオン ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。
この馬も非ノーザンF生産馬で、休み明けの共同通信杯で凡走しました。今回も前哨戦だし万全の状態に仕上げてはこないはず。取りこぼす可能性はあると思います。
☆ダイワキャグニー ・心肺機能は高く、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質は高くはなく、持続力は高い。
好材料:コース適性。距離適性。 悪材料:特になし。
この馬は社台F生産馬ですが休み明けを苦にしない、2年前になりますが毎日王冠で2着だし、昨年の毎日王冠も休み明けで0.3差4着ですから、フレッシュな方が走りそう。ミルコなのでスタートがカギになりますね。