みやや競馬

2022年スワンS 予想。逃げるのはダイアトニック?

金曜日の馬場情報 良馬場  Aコース

内回り3コーナー入口から4コーナーおよび正面直線にかけてコース内側に軽微な傷みがありますが、全体的には良好な状態です。

馬場状態は良馬場、含水率がかなり低いので土曜日に散水する可能性がありますね。今の阪神はちょっとやそっとの散水では、馬場が重くなる感じではないので、引き続き高速馬場と見て良いと思います。先週の菊花賞を見ると、3,4コーナー外目を回しても大きな不利はなさそう。

◎ダイアトニック 

○ロータスランド

▲ホウオウアマゾン                  

△ヴァトレニ                                               

★スカイグルーヴ                                        

☆トゥラヴェスーラ                                           

※サブライムアンセム                       

馬連 ④=①②⑦⑧⑫⑰ 6点                    

3連複 ④=①②⑦⑧⑫⑰=①②⑦⑧⑫⑰  21点

逃げるのはダイアトニック、2番手にヴァトレニ、ロータスランド、中段の前からホウオウアマゾン、ベステンダンク。中段のやや前からキングオブコージ、ララクリスティーヌ、スカイグルーヴ、中段からサブライムアンセム、メイショウミモザ、レイモンドバローズ。中段のやや後ろからトゥラヴェスーラ、ミッキーブリランテ、中段の後ろからケイデンスコール、キャプテンドレイク、後方からルプリュフォール、マテンロウオリオン、アイラブテーラーという並びを想定。

今回のメンバーで逃げる可能性があるのはヴァトレニ、ベステンダンク、ホウオウアマゾンの3頭だと思いますが、まずヴァトレニとベステンダンクはスタートが遅く、逃げられない可能性があります。ホウオウアマゾンはクリスチャン・デムーロ騎手へ乗り替わり、欧州主戦の騎手は溜めて差す競馬をしてくるし、ホウオウアマゾンが前走の安田記念で逃げて凡走したので、乗り替りと前走の内容から控えると思います。

上記3頭以外に逃げる可能性があるのがダイアトニック、高松宮記念は本馬場入場時のアクシデントで出遅れてしまいましたが、阪急杯、安田記念、そして前走のスプリンターズSではスタートが抜群に速かった。安田記念のレース後に岩田康騎手が、「行かせてしまえばよかった」という感じのコメントをしていたので、スタートでポンっと出たらそのまま逃げてしまうのではないかと。さすがに2020年のカツジのようなスローペースにはならないと思いますが、中緩みのない展開にはしてくると思います。

スタートが遅いヴァトレニがリカバリーして先行、ロータスランドは岩田望騎手へ乗り替りと言うか、手が戻るので京都牝馬Sのように先行してくると思います。ホウオウアマゾンは出たなりで、行く馬を行かせて内で脚を溜める感じ。キングオブコージも後ろからでは勝負にならないと思うので、前走を見れば出して行って前に行くはず。ベステンダンクがどこまで前に来るか。サブライムアンセムは中段辺りで、その外にスカイグルーヴ。

ミッキーブリランテは前走前に行って好走しましたが、スタート自体は速くなくペースが遅かったことで前に行きました。今回はダイアトニックがスピード持っているタイプなので、前に行くタイミングはないと思い中段のやや後ろから、その内に脚を溜めたいトゥラヴェスーラ。マテンロウオリオンはNHKマイルCとダービーで出遅れ、ゲート内で首を横に向けて遅れているので、この癖が治るかどうか。ニュージーランドTでは五分に出ていましたが、1400mでこのメンバーだとテンが速くなると思うので、後ろからではないかと。

4コーナーです、ダイアトニックは前走のスプリンターズSでも行きたがっていた程で、スピードを持っているタイプですから、変に押させず行く気に任せて行かせてしまえば、中緩みは出来ないと思います。なので11秒台の前半から半ば位を連発するはずで、ベステンダンクやキングオブコージはこの辺で苦しくなりそう。この2頭を上手く交わせないと、勝負所でブレーキを強いられてしまう。内目を回すアブライムアンセム、トゥラヴェスーラ辺りは上手く捌けるかどうか。

直線L1標識付近です、ダイアトニックが出し抜き先頭、2番手にロータスランドとヴァトレニ、その後ろからホウオウアマゾンとスカイグルーヴはスムース。サブライムアンセムとトゥラヴェスーラはスムースに直線に入れるかどうか。外からミッキーブリランテ、キャプテンブレイク、ルプリュフォール、ケイデンスコールとマテンロウオリオンは内へ行きそう。

ダイアトニックが粘り込みを図り、リードを生かせるかどうか。ロータスランドは距離適性が良いので伸びてくるはず。ヴァトレニはL1で減速率が大きくなるかどうかですね。ホウオウアマゾンは差しに回ると危ないかも、まぁクリスチャンは馬を動かせるパワーのある騎手なので、差しが届くかもしれませんね。サブライムアンセムとトゥラヴェスーラはコースが空くかどうか、後ろからマテンロウオリオン、ルプリュフォールが届くかどうかですね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ダイアトニック  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。

・トップスピードの質は高く、持続力もある。・直線で外に寄れることがある。

好材料:コース適性。 悪材料:なし。

コース適性も良いしスプリンターズSで4着とクラス負けの危険も無し、岩田騎手の継続騎乗で逃げる可能性も含めて期待しています。休み明け2走目で上積みも見込めるし、再三我らがダイアトニックと言ってきたので、ここらで結果を出して欲しいです(切実)。

 

○ロータスランド  ・心肺機能はやや高い、パワーはある、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・L1で12秒台に入れば好走する。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

京都牝馬Sでは2着スカイグルーヴに2㎏あげたうえで0.1差、勝負付けは済んでいますね。コース適性は良いし、54㎏で走れるし、手が合っている岩田望騎手に手が戻る。加えてお父さんがペースを作ってくれる可能性もあり、1着まで期待できると思います。

▲ホウオウアマゾン  ・心肺機能は高い、パワーは高い、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:展開。

昨年のこのレースで0.2差3着だし、阪神Cでも2着に好走しているのでコース適性は高いし、休み明けも好相性。反動が出やすい馬なのでフレッシュな今回は期待できますね。ただ前走逃げて凡走したことと、クリスチャンに乗り替わることで、差しに回って届かない危険はあると思います。

                  

△ヴァトレニ  ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:コース適性、クラス負けの危険。

スタートがあまり良くないので、前に行けないと勝負にならないと思います。マイルから1200mまで好走しているので、距離適性は良いはずで、ダイアトニックのペースで粘れるかどうか。

                                               

★スカイグルーヴ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

京王杯SCで0.2差だし、2㎏貰っていたとはいえ初輸送の京都牝馬Sで2着なので、コース適性、距離適性共に良い。ルメール騎手の継続騎乗だしある程度のポジションが取れることも好材料だと思います。

                                        

☆トゥラヴェスーラ   ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

前走も直線で詰まったようにスムースなら好走するはず。内に入れるようだと4コーナーで上手く捌けるかどうか、ここがポイントですね。

                                          

※サブライムアンセム  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性、斤量。 悪材料:クラス負けの危険。

フィリーズレビューで勝っているコースだし、今回は52㎏で斤量に恵まれていますね。この馬も4コーナーで上手く捌けるかどうかがポイントだと思います。