土曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
<1週使用しましたが、大きな傷みもなく引き続き良好な状態です。>
土曜日の馬場状態は良馬場でした、11RのSTV賞が3勝クラスの2000mで1:59.2、レコードタイムと0.6秒差なのでやや高速馬場と見て良いでしょうね。明日は曇りの予報で雨の心配はなさそう。散水しても気温が高いのですぐに乾くと思います。
◎コスタボニータ
○ジネストラ
▲ライトクオンタム
△ルビーカサブランカ
★ミスニューヨーク
☆イズジョーノキセキ
Xサトノセシル
※ドゥーラ
3連複 ①=③④⑤⑦⑩⑪⑫=③④⑤⑦⑩⑪⑫ 21点
逃げる可能性があるのはウインピクシスとグランスラムアスクの2頭ですね。何が何でも行くのは古川騎手でしょうか、横山武騎手は逃げ争いで潰れるのは嫌でしょうから、引いて2番手先行だと思います。ただグランスラムアスクが9番枠で、スタートも抜群に早い訳ではないので、押して押して逃げに行くと前半が速くなりそう、胎内川特別の時が2F目11.1なので、同じかそれよりも速くなりそうです。
外からトーセンローリエ、ビジンが上がり先行、中段の前からローゼライト。この辺りは2F目が速くなりそうなので、ややばらける感じで間隔を空けての追走ですね。中段のやや前からコスタボニータ、中段からライトクオンタム、前走控えたジネストラは、三浦騎手の継続騎乗なので同じように中段辺りでしょうね。
中段のやや後ろからルビーカサブランカ、サトノセシル、ミスニューヨーク。中段の後ろから最内に入れそうなイズジョーノキセキ、キタウイングが居て、最後方にドゥーラという並びでしょうか。
4コーナーです、グランスラムアスクが先頭で、ウインピクシスとトーセンローリエが並びかけ、外からジネストラが先捲りのような形。コスタボニータが最内からロスなく差を詰めて、ビジンとローゼライトは追走まで。ジネストラをライトクオンタムが追いかけ、ルビーカサブランカとミスニューヨークが捲り追い込み。後ろからキタウイングとサトノセシルが外、ドゥーラは内へ行きそうですね。
直線L1標識付近です、コスタボニータは前に居るであろうグランスラムアスクとウインピクシスの間が空くかどうか。空けば持続力を持っているので抜け出してくるはず。外からはジネストラ、その後ろから通用すればライトクオンタム。ミスニューヨークはスムースだと思うので届くかどうか。ルビーカサブランカはミスニューヨークにコースを潰される可能性があり、スムースなコース取りが出来るかどうか不安ですね。
イズジョーノキセキは内からコースが空けば、ドゥーラも内へ行くと思うので、こちらは斎藤騎手が捌けるかどうかですね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎コスタボニータ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:特になし。
内枠の松山騎手なので若干不安はありますが、社台F生産馬で2か月くらいの間隔空けは問題ないし、キレッキレのトップスピードの質で勝負するタイプではなく、持続力型であることはこのレースと合うはず。阪神牝馬Sで3着しているのでクラス負けの危険もないし、調教も良かったようなので本命軸で。
○ジネストラ ・心肺機能は高い、パワーはある、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。
好材料:洋芝適性。 悪材料:騎手不安。
前走は控えて中段のやや後ろから、それでも差のない4着まで持ってきたので持続力の高さを見せましたね。お母さんのハッピーパスがこのレース2着で血統の裏付けもあるし、この馬自身1500mだが札幌で勝っているので、コース適性も良いはず。あとは三浦騎手次第ですね。
▲ライトクオンタム ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険、休み明け。
この馬も社台の馬なので休み明けは問題ないと思います。枠の並びが良いし中段辺りを取れれば、4コーナーからのコース取りはスムースに運べそう。古馬相手に斤量の恩恵がありますが、通用するかどうかですね。
△ルビーカサブランカ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:疲労。
前走休み明け2走目の中1週でしっかり2着、そこから中1週なので間隔が詰まっている印象はありますね。ルメール騎手を配してきたので勝負気配はありますが、距離が1F短い感じも。前走函館から同斤量やマイナスでの出走馬は、このレースと相性が良いのでこの印で。
★ミスニューヨーク ・心肺機能は低い、パワーは低い、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:届くかどうか。
近走良くないのですが展開が合わずで仕方ない面がありますね。この馬は非ノーザンF生産馬ですが休み明けでもターコイズSで勝ち切っています、この時も今回と同じ宇治田原優駿Sが外厩なので、今回も休み明けですが期待できますね。速い上がりを使える馬ではないので、持続力を生かしやすいこのコースは合うと思います。
☆イズジョーノキセキ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:距離適性、展開、前走。 悪材料:休み明け、転厩初戦。
有馬記念で4着に好走する程なので、実績ではこの中で1番ですね。問題は転厩初戦であることで、どういう理由なのか不明。ヴィクトリアMからこのレースに出走すること自体は好相性ですが、今回は外厩が軽種牡馬育成調教Cで、しっかり仕上げられるか不安ですね。
Xサトノセシル ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質は低く、持続力はやや高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
このレースは2年連続で3,2着に好走、コース適性は最高ですね。ただ今回は1週前に軽度とは言え怪我があったようだし、なぜか外厩が阿見トレセン。この馬は普段ノーザンFしがらきを使っているので、なぜ今回だけ阿見トレセンなのか、この辺りも不安がありますね。
※ドゥーラ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。
オークス3着で斤量51㎏、このコースで2勝していますから条件は良いですね。不安な点はまず非ノーザンF生産馬で休み明けあること、阪神JFとチューリップ賞が休み明けで凡走、この2レースは外厩がチャンピオンヒルズ。今回はグランデFからの直接入厩なので、仕上がっているかどうかは大きな不安材料ですね。もう1点気になるのは鞍上、後ろからになると思うので、捌けるかどうかも大きな不安材料です。