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2023年天皇賞(秋) 予想。オカルトサイン出てます。


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まずはオカルトサインから行ってみましょう。今回の天皇賞(秋)は天覧競馬です、過去2回の天覧競馬で勝った騎手に注目してください。2005年はヘヴンリーロマンスで松永幹夫騎手が勝ちました。2012年はエイシンフラッシュでミルコ・デムーロ騎手が勝ちました。この両名に共通するのはイニシャルにMが入っていること。今年の参戦騎手でイニシャルにMが入っているのは、松山弘平騎手とJ・モレイラ騎手の2人だけです。

加えて2005年と2012年はどちらも1番人気が負けています。天皇賞(秋)は1番人気が非常に強く、過去20年では勝率50%です。2年に1回は勝つ計算ですが、天覧競馬の2回とも1番人気は勝てませんでした。ヒシイグアスとダノンベルーガは1番人気にならないでしょう。ヒシイグアスはやや見劣るので、今年の天皇賞(秋)を勝つのは、我らがダノンベルーガとモレイラ騎手のコンビではないでしょうか。

土曜日の馬場情報 良馬場  Bコース

今週からBコースを使用します。柵の移動により傷んだ箇所は概ねカバーされ、全体的に良好な状態です。

土曜日の馬場状態は良馬場、先週の含水率は14%以上でしたから、やや乾いていますね。9Rの紅葉Sが3勝クラスのマイル戦で1:31.9、ややハイペースバランスでしたが、それにしてもクラスを考えればかなり速い走破時計ですね。1着のフィールシンパシーが外から差してきたので、内外フラットと見て良いと思います。

◎ダノンベルーガ

○イクイノックス

▲ドウデュース                        

△ジャスティンパレス                       

★プログノーシス                        

☆ジャックドール                        

 3連複 ④=③⑥⑦⑨⑩=③⑥⑦⑨⑩       10点         

         

展開は大問題ですね。逃げる可能性があるのはノースブリッジとジャックドール。1枚目のパターンAから、こちらはノースブリッジが主張して、ジャックドールが控えたパターン。ペースは上がらずそれ程縦長にならない、中段のやや前からジャスティンパレス、ガイアフォース。中段からエヒト、ダノンベルーガ。中段のやや後ろからイクイノックス、ヒシイグアス。中段の後ろからドウデュース、アドマイヤハダル。後方からプログノーシスという想定。

2枚目はパターンBでジャックドールが控えなかった場合ですね、この場合はノースブリッジが控えないと平均以上で、ハイペースになることもあると思います。当然メイン集団は前2頭を行かせてスローから。3枚目はパターンCでジャックドールが主張して、ノースブリッジが控えたパターン。この場合はスローになるはずで、馬群は縦長にならないはず。

このA~Cのパターンは更に5つのパターンが考えられます。A-1はノースブリッジが逃げてスローからの3F戦、ジャックドールの仕掛けが遅れた時。A-2は3コーナーでジャックドールが仕掛けてロンスパに持ち込んだパターン。C-1はジャックドールが主導権を握りますが、スローからの3F戦。C-2はジャックドールがスローからのロンスパにしたパターンですね。

この5つのパターンで1番可能性が高いのは、A-1だと思います。             A-1>B>C-1>A-2>C-2という序列で、A-2とC-2がジャックドールにとっての正解ですが、この2パターンになるには他の騎手の仕掛が必要かと思います。藤岡騎手自身で正解を引くのは期待薄。なのでパターンA-1を基本に予想を進めます。

4コーナーです、パターンA-1であればここまでスローなので、馬群は凝縮しているはず。少頭数なので馬群が凝縮していれば、後方からでも射程圏に入っているはずで、無理に押し上げる動きもないと思います。

直線Ⅼ2標識付近です、この辺りではノースブリッジが先頭で、ジャックドールが並びかける感じ。ガイアフォースが中目からでジャスティンパレスはその内から。少頭数なので詰まることはないと思うし、どの馬もスムースにコースを確保できると思います。イクイノックスは前にダノンベルーガが居れば、ギリギリまで風除けに使うと思います。ダービーでドウデュースに負けているので、横綱相撲ではなく使える物は何でも使って勝つ、そんなレースをしてくると思います。

直線L1標識付近です、L2区間は10秒台が求められるはずで、ここでジャスティンパレスの瞬発力が生きるはず。それを外からダノンベルーガが交わして先頭、その直後からイクイノックス、内からドウデュースが中目に出して追走。大外からプログノーシスですね。

今年もスローからの3F戦になれば、究極のトップスピードの質が求められるはず。これに対応してくるのはダノンベルーガとイクイノックス、この2頭は昨年のこのレースで1,3着。上がり3F32秒台を叩き出したのはこの2頭だけでしたから、今年もこの2頭は当確。プログノーシスも武田尾特別が条件戦ですが、上がり3F32.8を叩き出しているし、33秒台前半の上りを何度も出している。初手の位置取り次第では届かないリスクがありますが。ドウデュースは上がり33秒台前半を出したことはない、長くいい脚を使うタイプですが、キレッキレのトップスピードの質が問われると、やや分が悪いかもしれません。

ジャスティンパレスは33秒台の上りを記録したことはありませんね。ただこの馬はL2で強烈な加速をする瞬発力型で、フィエールマンによく似ています。フィエールマンも上がり3F33秒台前半は出していませんでしたが、このレースで32秒台を叩き出して2着に好走しました。スローからの3F戦になればこの馬の瞬発力と、ディープインパクト産駒らしいトップスピードの質を見せれば、十分にチャンスはあると思います。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ダノンベルーガ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

オカルトサインはともかく、昨年のこのレースで上がり32秒台を記録した2頭のうちの1頭、イクイノックスに勝つ可能性が一番高いのはこの馬だと思います。左回りの2000mがベストの条件だし、モレイラ騎手を配してきたことも勝ちに来ている証拠だと思います。

○イクイノックス  ・心肺機能は不明、パワーはある、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:なし。

昨年の勝ち馬ですから勝つ可能性は一番高い、ただ宝塚記念の勝ち方がどうしても気になったので、1つだけ印を落としました。条件は全く問題ないので、勝っても驚きません。

▲ドウデュース  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

仕掛け処が遅れると届かない可能性がありますね、今まではキレッキレのトップスピードの質を見せていませんから、スローからの3F戦で上がり3F32秒台を求められると、やや不安が出てきます。

                        

△ジャスティンパレス  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。

・トップスピードの質は高く、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:切れ負け。

今までは上がり3F33秒台を出していませんが、瞬発力は見せているのである程度前に居ればチャンスはあると思います。

                       

★プログノーシス  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:初輸送。

トップスピードの質は見せていますが、後ろからになる可能性が高いので届くかどうかですね。

                        

☆ジャックドール  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:騎手不安。

昨年は自身スローからの3F戦にしてしまい自滅していますが、それでも上がり3F33.5で4着ですから、自力は高いんですよね。ただそれでも自分の形に持ち込まないと勝負にならないので、騎手だけですね。