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2023年エリザベス女王杯 予想。お婆ちゃんに続け!


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土曜日の馬場情報 良馬場  Bコース

正面直線内側に部分的な傷みがあります。その他の箇所は概ね良好な状態です。

土曜日の馬場状態は稍重でした、金曜日に15㎜降ったので、気温も低く乾きませんでしたね。明日の日曜日に掛けては雨の心配はなく、最高気温は16度位まで上がる予報。ただ朝までの気温が低いので、パンパンの良馬場までは回復せず、やや高速くらいの馬場のなりそうですね。

土曜日の11Rデイリー杯2歳Sでは外回りで1:34.5、上がり最速は3着のナムラフッカーで34.5でした。ここから回復してどこまで乾くかですね。内外はやや内有利かも、1着のジャンタルマンタルは最内から、2着エンヤラヴフェイスは中目、外から差してきたナムラフッカーとナムラエイハブは3,4着で届きませんでした。

◎ルージュエヴァイユ

○ディヴィーナ

▲ブレイディヴェーグ                          

△ライラック                                      

★ハーパー                                       

☆ジェラルディーナ                                   

Xシンリョクカ                                       

3連複 ②⑥=①②③⑥⑦⑧⑪=①②③⑥⑦⑧⑪  25点

逃げるのはディヴィ―ナ、近走スタートが良くなって前で競馬をしていますし、前走の府中牝馬Sでは途中から先頭に立って折り合っていました。他に何がんでも逃げるタイプも居ないので、すんなりディヴィ―ナが逃げると思います。2番手に内からルージュエヴァイユ、ローゼライトが先行。ルージュエヴァイユは前走スタートでゴチャつき、後ろからになりましたが、2走前のエプソムCでは先行して2着なので、スタートさえ普通に出れば先行すると思います。

中段の前からハーパー、川田騎手なので最内に入れないはず。中段のやや前からアートハウス、マリアエレーナ。中段からククナ、前走スタート五分から下げなかったライラックは、戸崎騎手の継続騎乗で同じようにポジションを取ってくるはず。中段のやや後ろからシンリョクカ、ゴールドエクリプス、ビッグリボン。中段の後ろからイズジョーノキセキが最内、スタート遅いジェラルディーナは出して行かないと後ろからになりますね。後方からブレイディヴェーグ、サリエラという並びを想定。

何が何でも逃げたい馬も居ないし、前走逃げたディヴィ―ナもスローからの3F戦にしていますから、ペースは上がらないと思います。それでもスタートの遅い馬が結構居るので、縦長になりそうですね。

4コーナーです、ディヴィ―ナが先頭で、内からルージュエヴァイユが2番手追走、ローゼライトが内を空けていればハーパーが1列前に上がりそう。外から上がりそうなのはビッグリボンで、西村騎手はこの馬で早仕掛けをするので、この辺りでジワジワ上がってきそう。

ジェラルディーナはムーア騎手でギリギリまで動きそうもないし、ブレイディヴェーグは内に入っていると動くに動けず。シンリョクカ、イズジョーノキセキも動けず、直線勝負になりそうですね。

直線L2標識付近です、L3から一気に速くなると思うので、ローゼライトが加速で見劣ると、ディヴィ―ナが先頭でルージュエヴァイユ、ハーパーが追走。その後ろからアートハウス、マリアエレーナ、外からビッグリボンですね。イズジョーノキセキは最内狙いで、ライラックとシンリョクカは中目、外からジェラルディーナ、サリエラ、、ブレイディヴェーグですね。

スローからの3F戦や4F戦になると、3,4コーナーの下り坂もあり前が止まりにくい。このコースで行われた過去のエリザベス女王杯は、ほとんどのレースで4コーナー9番手以内の馬で決まっています。後方から追い込んだように見えたリスグラシューも、4コーナーでは9番手でした。

直線L1標識付近です、ディヴィ―ナが先頭でルージュエヴァイユが掴まえに行く感じ、この2頭はトップスピードの質を持っているので、2頭で押し切る可能性があります。ハーパーはトップスピードの質ではこの2頭に見劣る可能性がありますが、斤量の恩恵があるのでカバーできるかも。

中目からライラックがスムース、その後ろからシンリョクカ、イズジョーノキセキもスムースのはず。外はジェラルディーナ、サリエラがスムースで、ブレイディヴェーグは進路変更しながらになりそうで、スムースな加速が出来るかどうか。

ここからディヴィ―ナが押し切るところを、トップスピードの質で勝るルージュエヴァイユが差し切る。ライラックは前走の末脚が使えれば伸びてくるはず。トップスピードの質を持っているシンリョクカも、阪神JFの足を使えれば3着に届くと思います。問題は後ろからになりそうなジェラルディーナ、サリエラ、ブレイディヴェーグの3頭。このコースでスローからの3,4F戦になると届かない可能性が高くなります。具体的には上がり3Fで32秒台前半を求められそう、これを期待できるのはジェラルディーナではなく、ブレイディヴェーグですね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ルージュエヴァイユ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:血統。 悪材料:クラス負けの危険。

前走の府中牝馬Sではスタートでゴチャついて後方からでした、終始馬群の外からスムースに加速して、上がり3F32.7を叩き出して2着に持ってきました。2走前のエプソムCでは先行して2着に粘るなど、とにかく適性の幅が広いの特徴。

内枠を引いたしスタートさえ決めれば先行出来ると思います。持続力だけでなく、トップスピードの質も高いので、初コースですがむしろ得意のコース形態だと思います。距離も初めてですが、あ婆ちゃんがデインドリームで、欧州の中距離GⅠを多数勝ち、その中には凱旋門賞も含まれますから、初距離でも2200mは合うと思います。

松山騎手へ乗り替わりますが、大きな不安なし。内枠の松山というと詰まるイメージですが、このコースは4コーナーの出口で外に膨らみやすい形状。馬群が広がると思うので詰まることはないと思います。

○ディヴィーナ  ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

逃げるのはこの馬だと思います、このコースは逃げればチャンスが大きくなる。前走は先頭に立って折り合いが付いたので、マイルのスピードを生かして先頭は譲らないはず。この馬も初距離ですが、お母さんがヴィルシーナですから、距離に不安はありませんね。変な馬に絡まれなければ押し切りもあると思います。

▲ブレイディヴェーグ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。 

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:・・・。 悪材料:スタート遅く届くかどうか。

トップスピードの質と持続力の高さはメンバー屈指、ただスタートが遅い上に内枠、リカバリーしてポジションを取りに行きにくいですね。このコースだと後ろから届かないことが多いので、届くかどうかだけ。

                          

△ライラック  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:スピード負け。

前走の府中牝馬Sで上がり33.0で3着に突っ込んできました。今まで見せたことのない上がりタイムで驚きましたが、同じ末脚を使えるならチャンスですね。戸崎騎手の継続騎乗ですから、同じように中段辺りを取ってくると思うので、十分届くと思います。

                                      

★ハーパー   ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

先行出来るタイプですが、トップスピードの質が高くない。ミルコのペースに付き合ってしまうと、切れ負けと言うか後ろから差されてしまうと思います。

                                      

☆ジェラルディーナ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:届くかどうか。

昨年のこのレースを勝っていますが、昨年は阪神開催でした。このレースは京都の場合追い込みは難しい、ムーア騎手なのでいきなり中段辺りを取ってくる可能性はありますが、スタートが早くないので、後ろからになりそうですね。

                                   

Xシンリョクカ  ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:距離適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。

正直買いたくない、阪神JFの末脚を使えれば十分チャンスはあると思います。ただ厩舎が大問題で、謎の直行ローテーで凡走させているし、そもそも非ノーザンF生産馬で上手く成長させているかも疑問。竹内厩舎は開業9年目で重賞では勝っていないどころか、2着が2回あるだけです。そのうちの1回が阪神JFのシンリョクカなので、可能性はゼロではないと思うし、阪神JFでお世話になった”我らがシンリョクカ”なので印を回しました。