金曜日の馬場情報 良馬場 Dコース
<今週からDコースを使用します。柵の移動に伴い、大きく傷んだ箇所は概ねカバーされましたが、向正面直線および正面直線にカバーしきれない傷みがあります。>
土曜日の開催なので前日の馬場状態は参考程度ですが、先週は馬場がかなり荒れていたことで、上りが掛かっていました。今週からDコースになりますが、4コーナーから直線は中目も荒れていたので、コース替りしても馬場は変わらないのではないかと。
◎モズメイメイ
○ソーダズリング
▲ナムラクレア
△ウインシャーロット
★メイケイエール
☆ロータスランド
※プレサージュリフト
3連複 ⑮⑯=⑤⑩⑫⑬⑮⑯⑱=⑤⑩⑫⑬⑮⑯⑱ 25点
逃げるのはウインシャーロット、昨年もこのレースを逃げているし、内目の枠を引けたことも逃げやすいですね。他に行く馬としてはモズメイメイですが、スタートが五分くらいなので、前半無理をするかどうかは田口騎手次第ですね。ナムラクレアはいつも通り中段のやや前、枠の並びから馬群の外を回しそうですが、馬場が荒れているので多少の距離ロスは目をつぶれますし、どこ走っても同じと考えると思います。
ナムラクレアをマークする形がソーダズリング、この馬はスタートさえ決めればいつも通りの位置取りをしてくるはず。馬群の中にメイケイエール、前に馬を置くことはできると思いますが、折り合えるかどうか微妙なところ。外に豊騎手が居れば、スペースをくれないと思うので、手綱を大きく引くシーンもあるかも。ロータスランドは松山騎手に乗り替わるので、出たなりで馬群の外目だと思います。
このレーが京都で開催された時は、ハイペースになることが少なく、平均からスローの流れが多い。今回ペースのカギを握るのはモズメイメイ、田口騎手なので無理やり逃げに行く可能性もあります。この馬は前半スローで入った方がいいタイプで、それが葵Sでした。それ以降は前半のハイペースに巻き込まれてしまい凡走続き、これを陣営が分かっているかどうかですね。
ここからウインシャーロットとモズメイメイがどこまで粘るか。ソーダズリングはトップスピードの質を持っているので、スムースなら突き抜けまで。ナムラクレアは距離が不安、L1で失速する可能性はあると思います。これはロータスランドも一緒で、この馬は使える脚が短い印象なので、L2辺りで11秒台前半を踏んでしまうと、L1が自身12秒台になってしまうので、馬場次第ですがこの2頭は距離不安がありますね。
メイケイエールは折り合いが付けば勝ち切るだけの力はありますが、前半掛かってしまうと自滅のリスクがありますね。プレサージュリフトは騎手不安、キングスコート騎手のダメっぷりは見飽きているので、全く期待できませんね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎モズメイメイ ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。
・京都牝馬Sが狙い目。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
狙うならここしかない、この馬が京都牝馬Sを使うことを待っていました。展開的に前半ゆったり入って前に行くのがベストなので、例年のこのレースの展開なら激走がありそう。57㎏だし田口騎手だし、色々不安はありますが。
○ソーダズリング ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:なし。 悪材料:休み明け、クラス負けの危険。
ローズSを見ても行きたがるところがある程のスピード型で、1400mへの短縮は折合い面の不安が減る好材料だと思います。外目の枠ですが詰まる危険はないし、馬場はどこを走っても変わらないと思うので、スローからの4F戦くらいで突き抜けて欲しいですね。
▲ナムラクレア ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:・・・。 悪材料:距離適性。
実績は頭一つ抜けていますが、ヴィクトリアMを見ると1400mでも1F長いかも。馬場も荒れているので、マイルまで走れるくらいの距離適性があった方がいいかも。
△ウインシャーロット ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:長休明け。
昨年僅差2着ですから再度の好走に期待したい、ただ今回は10カ月強の休み明けでどこまで仕上がっているか。
★メイケイエール ・心肺機能は高い、パワーは高い、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
・反動が出やすい。
好材料:距離適性。 悪材料:スタート不安、気性難。
この馬はマイルは問題ないはずですが、折り合いが付くかどうかだけ。ペースが流れないと前半掛かって自滅するかも。
☆ロータスランド ・心肺機能はやや高い、パワーはある、瞬発力はやや良い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力はまぁまぁ。
・L1で12秒台に入れば好走する。 ・前半が34秒台かつL1が12秒台が好走条件。
好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。
この馬は適性の幅が狭いので展開に左右されてしまいますね。前半スローだとL2辺りで速いラップを踏んで一杯になってしまう可能性がありますが、馬場が荒れているので案外時計が掛かるかもしれないのでスムースなら。
※プレサージュリフト ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。
好材料:・・・。 悪材料:コース適性。
キングスコート騎手ですね、東京新聞杯の騎乗を見ると日本の競馬に対応できていない感じ。能力はある馬なのでスムースなら。