金曜日の馬場情報 良 Aコース
<向正面直線から正面直線の内側に傷みがあります。>
金曜日の馬場状態は良馬場でした、クッション値は10.9とかなり高いし、含水率は7%台とこちらもかなり乾いています。パンパンの良馬場になっていることは間違いなく、高速馬場になっているはずです。当然金曜日に散水していますから、どこまで含水率が上がるか。土曜日にかけては雨の心配はなく曇りの予報、最高気温も24度位なので、乾くのが遅れるかもしれませんね。なのでやや高速馬場と予想しています。
◎アグリ
○スズハローム
▲マテンロウオリオン
△クランフォード
★ダノンマッキンリー
単勝・複勝 ⑭
馬連・ワイドBOX ④⑧⑭⑮⑰ 10点x2
3連複BOX ④⑧⑭⑮⑰ 10点
逃げるのはクラウンフォード、スタート早いし二の足も速く、先手を楽に取れるはず。前走の豊明Sは前半3F33.0でほぼ先頭に居ました、なのでセルバーグのスピードだと前に行けない可能性が高いと思います。マテンロウオリオンがスタート出れば前に行くかも。ただ初手のスピードはクラウンフォードが速いので、3コーナー手前の上り坂で、クラウンフォードが減速した時に前に行く可能性があるくらいですね。
ウインカーネリアンとセルバーグが先行、中段の前からサーマルウインド、スズハローム。中段のやや前からキングエルメス、ノーブルロジャー、アグリ。中段からジョウショーホープ、バースクライ、ダノンマッキンリー。中段のやや後ろからシングザットソング、ピンハイ。中段の後ろからオフトレイル。後方からトゥラヴェスーラ、ダノンスコーピオンという並びを想定。
クラウンフォードが逃げて、3コーナー手前の坂で減速するようなら、ここで横山典騎手が前に行く可能性がある。スタート次第ですが、後ろからでは勝負にならないと思うので、勝ちに行くなら前でしょうね。問題はウインカーネリアンで、この馬自身はスタートが早い訳ではなく、前には行くと思いますが、クラウンフォードを叩くほどではないと思います。坂で緩んだ時に付き合ってはいけないのですが、そこは三浦騎手なので前を追走するだけだと思います。
アグリは出たなりで馬群の外目、揉まれないことは良いと思います。スズハロームが中段の前で、この馬はいつも通りですね。オフトレイルは豊騎手へ乗り替わりますが、スタートが遅いので後ろからだと思います。
このコースは3コーナー手前に上り坂があるので、どうしても中緩みができやすいんですよね。意図的に緩めなければハイペースもありますが、西村騎手なので恐らく3コーナー手前で減速、中緩みからの3F戦、もしくは4F戦で、トップスピードの質が問われそうですね。
4コーナーです、マテンロウオリオンが先頭に立てば緩めるはずで、馬群はある程度は凝縮するでしょうね。クラウンフォードが2番手、セルバーグがその外。ウインカーネリアンは内で動けない位置ですね。外から押し上げてくる馬は居ないと思います。
直線L2標識付近です、マテンロウオリオンが先頭で入ってくれば、出し抜くだけのスピードはあるし、横山典騎手ならそれを狙ってくるはず。スズハロームが中目から、その外からアグリで、ダノンマッキンリーが追走。ウインカーネリアンは内で捌けるかどうか、それ以前にトップスピードの質が問われるとここで抜け出せないと思います。
直線Ⅼ1標識付近です、マテンロウオリオンが先頭で、スズハローム、アグリが並びかけてくる感じ。ダノンマッキンリーが外から伸び、内でクラウンフォードが粘っているはず。ウインカーネリアンはスピード負けしそう。
ここから伸びて来そうなのはトゥラヴェスーラ、バースクライ、ピンハイ、シングザットソング辺り。この4頭はトップスピードの質を持っていますから、コースを確保できるかどうかと、ポジション的に届くかどうかですね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎アグリ ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質は高い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
前走のCBC賞は馬群の中で揉まれたし、転厩初戦だったことも影響したのかもしれませんね。今回は7枠で揉まれる心配はなし、鞍上にクリスチャンを配してきたことからも、勝負気配を感じます。斤量も57㎏だしGⅡでも好走しているので、クラス負けの危険も無し。
○スズハローム ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
この馬は京王杯SCで3着があるし、前走のCBC賞でもタイム差無し2着ですから、ここでも格負けすることはないと思います。トップスピードの質を持っているタイプで、京都コースも1,3着と好相性。詰まらなければ確実に伸びて来るタイプですね。
▲マテンロウオリオン ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。
・使える脚が短く展開待ち。
好材料:距離適性。 悪材料:近走の不振。
この馬のマイル戦を見ていると1F長い感じでした。何を思ったか1200mに変に拘って連続で凡走しましたね。マイルでは1F長く、1200mで追走で一杯になってしまう、1400mがベストだと思うので、マイル戦のように前に行ければ激走しそう。
△クランフォード ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
前走の豊明Sを凄いタイムで勝ち上がって来ましたが、このタイムは額面通りに受け取れませんね。2着~4着までが0.1秒差ですから、この馬だけブッチギリだったわけではありません。なのでクラス負けの危険は大いになります。ただ前に行けるスピードは本物で、楽に先手を取れるので粘り切る可能性はあると思います。
★ダノンマッキンリー ・心肺機能はやや高い、パワーは不明、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
1400mは3-0-0-1で負けたクロッカスSも0.3秒差、この時は初輸送が良くなかったのか、スタートから掛かってしまい自滅しました。なのでスムースなら1400mはパーフェクトで、ここで距離適性の良さを発揮できるかも。松山騎手なら内枠よりも外枠の方が良いと思います。