土曜日の馬場情報 良馬場 Cコース
<3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みがありますが、全体的に概ね良好な状態です。>
土曜日の馬場状態は稍重でした。11RのエプソムCも稍重で行われましたが、スーパーレコードでした。稍重でも超々高速馬場、明日にかけては雨のマーク無し、曇り時々晴れという予報です。最高気温は25度位まで上がるようなので、乾いたらどんなタイムが出るのか、怖いくらいです。
エプソムCはややハイペースバランスで、中段馬群の外に居たセイウンハ-デスが早目先頭から押し切り、中段よりも後ろに居たドゥラドーレスが中目から伸びて2着、後方に居たトーセンリョウが外から伸びて3着。なので外の方が伸びそうですね。
◎アドマイヤズーム
○ミニトランザット
▲マピュース
△コートアリシアン
★イミグラントソング
☆パンジャタワー
Xショウナンザナドゥ
3連複 ⑧=②⑥⑪⑫⑬⑱=②⑥⑪⑫⑬⑱ 15点
逃げるのはヴーレヴ―、中段の前からショウナンザナドゥ、アドマイヤズーム、パンジャタワー。中段のやや前からランスオブカオス、マイネルチケット、マピュース、ティラトーレ。中段からモンドデラモーレ、イミグラントソング、アルテヴェローチェ、サトノカルナバル。中段のやや後ろからヤンキーバローズ、ミニトランザット、コートアリシアン。中段の後ろからチェルビアット、トータルクラリティ、マジックサンズという並びを想定。
逃げ馬不在で何が逃げるか分かりませんが、ヴーレヴ―は新馬戦で浜中騎手が逃げて勝ち切っています。スタートも早いので押し出されるように前に行って、逃げると思います。前走は前に行けずに凡走しているので、逃げる可能性は一番高いかなと。もちろんハイペースにすることはないと思うし、かなりのスローペースになると思います。
ヴーレヴーがスローにコントロールしても、替わって逃げるような馬がいないので、全体は馬群が凝縮して一団のまま進んで行きそう。アドマイヤズームは中段の前から、朝日杯FSのような競馬をすると思います。
4コーナーです、先捲りに行くような馬は居ないと思うし、スローのまま淡々と流れて、馬群が凝縮したまま直線へ入って行きそう。
直線Ⅼ2標識付近です、ヴーレヴ―にアドマイヤズームが並びかけ、パンジャタワーが追走。内にショウナンザナドゥ、マイネルチケットが追走一杯になれば、ランスオブカオスが待たされそう。マピュースはパンジャタワーを追走、その後ろからイミグラントソングです。
外からアルテヴェローチェ、サトノカルナバル、コートアリシアン、マジックサンズがスムース。ミニトランザットはコースが空くまで我慢ですね。
直線L1標識付近です、アドマイヤズームが抜け出して先頭、朝日杯でもL2で勝負を決めているので、L2区間で後続に差を付けていると思います。パンジャタワー、マピュースが追走して、内からはショウナンザナドゥ、ランスオブカオスはコースが空くかどうか。イミグラントソングもコース取りが難しくなりそう。外はスムースなはずで、アルテヴェローチェ、サトノカルナバル、ミニトランザットもコースが空くと思います。コートアリシアン、マジックサンズもズム―スなはず。
ここからアドマイヤズームが押し切り、前に居るパンジャタワー、マピュースがどこまで粘るか。内が捌ければショウナンザナドゥ、ランスオブカオスが伸びそう。外からはスムースなはずで、トップスピードの質があればアルテヴェローチェ、サトノカルナバル、ミニトランザット、コートアリシアン、マジックサンズですね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎アドマイヤズーム ・心肺機能は高い、パワーは不明、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:距離適性、休み明け2走目。 悪材料:特になし。
前走のニュージーランドTは休み明けの前哨戦で、初輸送もありプラス8㎏で2着でした。まさに前哨戦としては上出来の内容で、今回へ向けて良いステップレースになりました。朝日杯FSの内容が素晴らしく、今回は逃げ馬不在でペースが上がらなければ、同じようにL2で勝負を決めてしまうと思います。
○ミニトランザット ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、騎手不安。
前走の内容を評価して2番手にしました。3着でしたが上がり最速、しかも直線入り口では酷いコース取りで、まともに加速できず。これでも上がり最速ですから、スムースなら勝ち切っていたと思います。なのでスムースなら十分勝負になるはずです。
▲マピュース ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
前走の桜花賞は4着で0.9秒差、ちょっと離されましたが稍重でしたからまぁまぁですね。クイーンCが2着だし、赤松賞が1着で上がり33.8とこのコースとの相性がいいですね。
△コートアリシアン ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質は高い、持続力はやや高い。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
前走のニュージーランドTは内から中目に進路変更しているし、外の方が馬場が良かった感じ。それでも上がり3F33.8だし、トップスピードの質は持っていますね。今回は外目からスムースなレースが出来そう。
★イミグラントソング ・心肺機能不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質は高い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:騎手不安。
前走のニュージーランドTは走破時計も良かったし、しっかり勝ち切って高評価ですね。通たコースが良かった感じもあるので、アドマイヤズーム相手に勝負付けが済んでいるとは言えません。今回はかなり高いトップスピードの質が問われるはずだし、内目の枠だ馬群を捌けるかどうかですね。
☆パンジャタワー ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:なし。 悪材料:距離適性、クラス負けの危険。
京王杯2歳Sを平均バランスで上がり33.8で勝ち切ったことを評価しました。1400mの方が良さそうですが、今の府中なら1F誤魔化せるし、前に居ると思うので流れ込んで、シレっと3着くらいはありそう。
Xショウナンザナドゥ ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
溜めれば結構いい脚を使うタイプで、アルテミスSがスローからの3F戦で上がり33.2、今回はスローになりそうなので、内からスムースならチャンスはありそう。