このレースは2016年に1400m内回りから、1600m外回りに変更されています。過去5年複数回3着以内に来ている種牡馬はディープインパクト8回(5頭)、ステイゴールドが2頭です。過去3年でもディープ5回(4頭)、ステゴ2回です。ディープ産駒と非常に相性の良いレースでリピータの3頭はいずれもディープ産駒でした、2014年は3頭出走して2頭、2015年は3頭出走して1頭、2016年は3頭出走して2頭、2017年は4頭出走して2頭、2018年は3頭出走して1頭が連絡み、今年は6頭のディープ産駒が出走します。キンカメ産駒はそもそも出走数も少なく過去5年で4頭しか出走していません、連絡みは0です。
◎ラッキーライラック
○レッドオルガ
▲ミエノサクシード
△ワントゥワン
★リバティハイツ
☆カンタービレ
Xミッキーチャーム
Xサトノワルキューレ
3連複 ④=②③⑥⑦⑧⑩⑫=②③⑥⑦⑧⑩⑫ 21点
馬場状態は良馬場、週中に雨もなく明日も気温が上がるので高速馬場まで視野に入れています。想定走破時計は1分33秒台前半。先々週の六甲S(L)で1:33.9が出ているので、場合によっては32秒台もあるかもしれませんね。
ダイアナヘイローは豊騎手なので57秒台で逃げることはないと思います、1000m通過58.5くらいではないでしょうか。アマルフィコーストがダイアナを叩いて逃げた場合は、誰も追わずに単騎の逃げになるはずで、中緩みを作ってしまうでしょうね。サラキアは内枠に入ってしまいポジション取りが難しくなりましたね、スタートでクロコスミアに前に出られてしまうとズルズルと中段の後ろからになってしまいそう。前走も内に詰まってレースになりませんでしたからね。
4コーナーでは早目にラッキーライラックがアマルフィコーストを外に張りながらスパートするはずで、このスパートにミッキーチャームが反応できるかどうか。ここでミッキーチャームが置かれると瞬発力の無い中段グループはトップスピードの乗せきれずに、後方から外を回すグループの餌食になりそうですね。レッドオルガ辺りはミッキーを当てにし過ぎると、瞬発力が低いだけに4,5着当たりになりそうです。早目に進路確保して外から長く追えばいいのですが、騎手が溜めるのが好きですからね、これはリバティハイツにも言えますね。
可能性は低いと思いますがアマルフィコーストが逃げた場合は、中緩みを作ってしまうと思うのでより後方待機勢に展開が向きそう。L3でラッキーライラックが動けるかどうかがこのレース最大のポイントで、動けない位置取りや騎手の意識で動かない場合は外からミエノサクシード辺りも怖い存在になりそうですね。カンタービレもラッキーのスパートに付いていけないと下がってくるダイアナヘイローが邪魔になり、追い出しが遅れるはずで届かない可能性も出てきます。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ラッキーライラック 休み明け2走目で走り頃、短縮、得意コース、すんなり先行できれば。栗東坂路12.1、やや強め併入、バランス良い。得意コースで内に閉じ込められでもしない限りは問題ないと思います、桜花賞で1000m58.7のペースを先行早目抜け出して2着と、アーモンドアイ以外には完勝しているので大丈夫でしょう。
○レッドオルガ 格上げ、外枠は良い、溜めなければ。栗東坂路12.4、単走やや強め、首が高い。調教で首が高いのいつものことで心配なし、掛かるタイプではないので外枠も良いと思います。トップスピードの質は高いので早目にエンジンをかけられるかどうかですね。
▲ミエノサクシード 休み明けでも走る、格上げ、コース適正良い。外枠は良い、差しが届くかどうか。栗東w11.6、単走持ったまま、バランス良い。まず調教が凄く良かった、持ったまま良いタイムでバランスも良かったので体調はいいはず。前半ゆったり入れれば後半はいい脚を使ってくると思います。
△ワントゥワン 2カ月の間隔空けは良くない、格上げ、延長、騎手弱化。直線が長くなるここはプラス。前走も上がりは最速でしたが届かず、エンジンの掛かりが遅いのでいかに早めに追い出せるか。
★リバティハイツ 格上げ、延長、前走はなぜか後ろからで凡走、乗り替わりでプラス。先行できれば。栗東坂路12.2、強め併入、やや右向き。福永騎手なので出たなりの可能性が高くこの評価、先行できれば持続力は高いので出たなりで1列前を取れれば。
☆カンタービレ 休み明けでも走る、コース適正良い、騎手強化。栗東w12.2、単走持ったまま、バランス良い。瞬発力は低いので内から上手く進路を確保できるかどうか、以前ミルコが乗った時は持続力を生かしたバテ差しだったので、今回も同じように乗ってくるかも。
Xミッキーチャーム 休み明け2走目で走り頃、格上げ、短縮、輸送もなく条件は良い。栗東芝11.6、単走持ったまま左に傾きながらでバランス悪い。調教がイマイチよく見えなかったのでまだまだ復調していないかもしれませんね。川田君のことなので内に入れて動けなくなるような騎乗はしないはずで、ラッキーのスパートに反応できるかどうかですね。
Xサトノワルキューレ 休み明け2走目で走り頃、短縮、騎手弱化、届くかどうか。栗東w11.8、持ったまま併入、内でしっかり見えず。前走は稍重馬場で完全に参考外、高速馬場でこそのトップスピードの質を持っているので、4コーナーをスムースに回って届くかどうかだけですね。