まずは馬場状態ですが超高速馬場です、今日の午後からも雨の予報は出ていないので、明日も超高速馬場で良いと思います。もちろん気温が高いのでゲリラ豪雨には注意が必要ですね。土曜8R古馬500万条件マイルで1:32.6、前半800m45.5とハイペースですから上がりは掛かりました、10Rの葉山特別でも1:32.9でこちらはスローバランスで勝ち馬の上り3F33.4、先週と同じような馬場だと思います、Cコース替わりで内、前優位かもしれません。
◎パリンジェネシス
○ムイトオブリガード
▲ブラストワンピース
△ポポカテペトル
★ルックトゥワイス
☆ソールインパクト
Xアイスバブル
xアドマイヤエイカン
馬連 ⑫=③④⑤⑥⑨⑩⑪ 7点
3連複 ⑫=④⑥=③④⑤⑥⑨⑩⑪ 11点
このレースは前走が条件戦(ウィンテンダネス)や初の重賞挑戦の馬(ハッピーモーメント、クリプトグラムなど)が斤量54~55㎏で毎年のように3着以内に来ています、今年これに当てはまるのはアイスバブルとバリンジェネシスです。
逃げるのはバリンジェネシスかウィンテンダネスですが、ウィンの方はそこまで積極的に行かないと思いこの並び。外からケイティクレバー、アイスバブルが3,4番手から、ムイトオブリガードは豊騎手へ乗り替りなのでポジションは予測できませんが、スタート出てしまえば無理に下げる騎手ではないし、Cコース替りで内・先行優位の馬場と見れば、むしろ積極的にポジションを取ってくるかもしれません。ソールインパクト、ゴーフォザサミット、チェスナットコート、ポポカテペトル、アドマイヤエイカン辺りまでが中段でしょう、アドマイヤは岩田騎手なので内を狙うと思います。後方からルックトゥワイス、ブラストワンピース、アクションスターという並びを想定。
川田騎手にしろ内田騎手にしろ前半はスローのはず、特に競り合う事もないと思いますが、ウィンやケイティが行く気満々で出して行くなら、川田騎手は離れた追走集団の先頭でコントロールすると思います。ブラストワンピースのポジションが後方になりそう、前走大阪杯も後方からになり3,4コーナーで大外を回して一杯になってしまった、有馬記念では中段が取れたのでスタート上手く出て中段チェスナットコートの前辺りが欲しいですよね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎パリンジェネシス 格上げ、3カ月弱の間隔空けでも不安なし、青嵐賞でムイトと同着なのでクラス負けはしないはず、54㎏も好材料。青嵐賞では同着のムイトオブリガードと同斤量の57㎏、今回はムイトに対して2㎏も軽い54㎏なので先着できると思う。調教映像が無くて調子は判断できませんが、ノーザンFの馬なのでしがらきで仕上げているはず、外厩のメリットを生かせるので不安はないですね。コース適正も良いし川田君なので逃げ、先行なら期待大。
○ムイトオブリガード コース適正良い、騎手強化、すんなり先行できれば。栗東w11.6、強め3馬身先着、バランス良く反応もシャープ。まず調教が良く動けていた、前走の大阪杯では栗東wで12.2、金鯱賞でも栗東wで12.2だったので、反応も含めて高評価です。豊騎手への乗り替りは心配ないと思うし、内枠から先行出来れば期待十分、斤量はあるけど近走は強い相手と走っているし、地力の違いで斤量を克服してくると思う。
▲ブラストワンピース ここでは格上だが59㎏がどうかだけ。美浦w12.3、やや強め1馬身先着、首が高く汗も目立つ。調教はいつもこんな感じで有馬記念の時はもっと見た目もタイムも悪かった、汗に関しては最近暑いので仕方ないかな。問題はスタートが安定しないことで、Cコース替わりで内・先行優位の馬場だと、後方からでは届かない危険もある。
△ポポカテペトル 9カ月の休み明け、昨年4着でコース適正は良い。栗東P12.0、単走持ったまま、バランス良い。体調面がどうかなと思いましたが、調教ではバランス良く走っていたので問題はなさそう、この馬もしがらき仕上げなのでいきなり走っても驚けませんね。昨年4着で斤量も同じ55㎏ですからチャンスはあるでしょう。
★ルックトゥワイス 格上げ、延長、休み明け3走目で疲労懸念、騎手強化。栗東坂路12.4、単走持ったまま、バランスは良い。前走の調教を見ていないので、日経賞との比較になりますが同じような感じでした、バテ差しが得意な馬なので展開は合うはず、休み明け3走目の疲労が不安材料ですね。
☆ソールインパクト 2カ月の間隔空けは良くない、54㎏は良い。コース適正は良い。美浦w13.3、持ったまま併入、バランスは良い。調教が軽いんですよね~、前走は美浦w12.4なので今回はびっしりやってないのかも…。54㎏は良いし展開的にも持続力勝負ならしぶといので期待したいのですが、実は昨年本命にして5着と微妙な競馬をしているだけに、リベンジして欲しいんですよね~。
Xアイスバブル 格上げ、休み明けでも走る、トップスピードの質では見劣るが持続力勝負なら。栗東坂路12.6、一杯2馬身遅れ、バランスは良いが反応は良くない。調教で遅れてしまったのは印象悪いですね。54㎏は良いんですが、この馬の場合56㎏で山吹賞、プリンシパルSを凡走していて、それ以後重い斤量では走っていないので、54㎏が優位に働くかどうかが微妙ですね。
xアドマイヤエイカン 2カ月の間隔空けは良い、短縮、騎手とは手が合わない。栗東坂路12.3、一杯併入、バランスは良い。最近は長距離でまずまずの走りをしていますが、古都S2400mでシュペルミエールを破って1着があるように、この辺の距離でもやれるはず。55㎏が魅力的ですが岩田騎手が溜め差しに行ってしまうと・・・。瞬発力は低いのでL4辺りから流れてくれれば。