みやや競馬

2019年札幌記念 予想。良馬場なら順当決着。

馬場状態は良馬場です、土曜10Rが1勝クラスの富良野特別、2000mで2:00.4でした。1勝クラスなので速くもなく遅くもない標準的な時計ですね。なので高速馬場まではいかないと思います、想定しているタイムは1:59.0くらいですね。

◎ワグネリアン

○フィエールマン

▲ランフォザローゼス

ワイド ⑨=⑫

3連複 ⑥=⑨=⑫

エイシンティンクルがゲートを出れば逃げ体勢、内からステイフーリッシュ、ランフォザローゼス、外からクロコスミアは逃げまでないと思います。3列目の内からクルーガー、ロードヴァンドール、ワグネリアンが早目にこの辺り、ブラストワンピースが最内の中段で、その外にゴーフォザサミット、フィエールマンが中段の後ろからで、サングレーザーは最内を狙いそう。後方からペルシアンナイト、ナイトオブナイツ、サクラアンプルールという並びで想定。

エイシンティンクルはゲートさえ出てくれれば逃げ体勢に入れる馬ですが、最近は出が悪いんですよね。二の足も遅い方ではないので多少遅れてもリカバリーできるはず、大きく後れてしまうと包まれてしまうので、その場合はクロコスミア、もしくはステイフーリッシュ辺りが逃げることもあるかもしれませんね。ランフォザローゼスも藤岡佑騎手なので逃げはあるかも。

最内枠のブラストワンピースはスタートがそれ程良くないので、遅れてしまうとインコースで包まれる危険があると思います、その場合は思い切って最後方まで下げる可能性もある。ワグネリアンはスタートが安定してきたので中段が楽に取れると思います、これを見る位置にフィエールマンが付けそう。ペルシアンナイトはミルコなので、後方からになりそうですね。

4コーナーから直線入り口です、この地点ですでにL2なのでかなり流れているはず、エイシンティンクルが2000mの距離でどこまで持つのか、下がってくるようだとクルーガーやブラストワンピース辺りもスペースが無くなるかもしれませんね。ステイフーリッシュは中谷騎手なので、早目にエイシンティンクルの外に出すコース取が出来るかどうか不安。この辺りでランフォザローゼスが先頭に立てれば、持続力を生かせそう。

外から押し上げてきそうなのがクロコスミアですが、休み明けなのでどこまで動けるかは未知数。さらに外を回しそうなのがワグネリアンで、クロコスミアを目標にするようだと仕掛けのタイミングとしては遅いと思います。それを虎視眈々と狙っていそうなのがフィエールマンで、流れた中でも1Fだけなら強烈な脚を使ってくるので、ワグネリアンとしては早目に先頭に立ってしまった方がいいと思います。直線L1標識付近です、ワグネリアンが外から先頭に立つところを、フィエールマンが追いかけての1着争い。ブラストワンピースは最後方まで下げれば、力でねじ伏せるように外から襲い掛かってきそうですが、内に閉じ込められてしまうと瞬発力が高い方ではないので、届かない可能性が高くなると思います。ペルシアンナイトは休み明けだとトップスピードの質が鈍るので、届かない可能性が高い。すんなり先行した時のランフォザローゼスとステイフーリッシュの前残りは十分あると思います。

では1頭ずつ見て行きます。

◎ワグネリアン  休み明けでも走る、懸念材料無し。札幌芝37.9-11.7、単走持ったまま、バランス良い。福永騎手なのでインコースに詰まるよりも、外から伸び伸び走った方がいと思います。調教もバランス良く走っていたし、調教を見る限り洋芝を苦にしているようには見えなかったので、不安が一番少ないかな。

○フィエールマン 休み明けは良い、懸念材料無し。函館w38.8-12.7、持ったまま半馬身先着、バランス良い。この馬もルメール騎手で安定していますね、一気の距離短縮ですがラジオ日経賞で2000mを2着しているので、問題ないでしょうね。函館wでの調教だったので洋芝特性は分かりませんが、そこはノーザンFの馬なので問題ないでしょう。

▲ランフォザローゼス 初古馬戦、休み明けでも走る、すんなり先行できれば。札幌芝39.2-12.0、持ったまま併入、バランス良い。調教でも洋芝を苦にするような所はなかったし、すんなり先行出来そうなメンバーなので、前残りに期待ですね。牝馬よりも軽い54㎏で出走できるのは魅力です。