スプリンターズSに続いて3着抜け、この連鎖は早々に立ち切りたいです。
大川慶次郎のパーフェクトの理由？
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走破時計1:44.5 前半800m47.3 上り3F33.8 L9 L8 L7 L6 L5 L4 L3 L2 L1 12.8 11.0 11.5 12.0 11.7 11.7 10.9 11.2 11.7
馬場状態は想定以上に速かったですね、想定より1秒も速いとは。展開としてはダイワキャグニーが中段に控えたことが意外でした、同厩舎のアエロリットが逃げてるので邪魔しなかった感じで、やる気を感じませんでした。もう一頭意外だったのがキセキ、2番手追走とは予想できず、川田騎手はさすがですね～。休み明けのルーラー産駒ということで軽視してしまい痛恨の結果に。
スタートはアエロリット、ダイワキャグニーが良くアエロリットがそのまま逃げに持ち込みます。前半800mが47.3、1000m通過タイムが59.0なのでかなりのスローでしたが、L3を見てください、ここで一気に引き上げて後続に差を広げます、そのままリードを保って押し切り。1800のお手本のようなペース配分ですね、坂でもしっかり我慢できているしかなり強い競馬でした。
2番手追走から3着に粘ったキセキは心肺機能とパワーの両立型ですね。瞬発力の無さを川田騎手が上手くカバーした騎乗でした。ステルヴィオは中段のやや後ろにポジションが取れたことで、直線伸びましたが2着まで、休み明け初古馬を考えれば十分評価できるでしょう。
では上位に来た馬と気になった馬を見ていきます。
1着アエロリット、強い競馬でした。隙がないというか、こういうレースではまず負けないという自信が感じられるレースぶり。距離はギリギリでしょう、2000mは長いと思います。マイルから1800でこれからも活躍しそうですね。マイルチャンピオンSだともう1段階ギヤを上げる必要があると思うので、次走は難しい選択になりそう。
2着はステルヴィオ、休み明けでスタート決めてきたのは意外でした、ポジションさえ取れれば末脚はしっかりしているので、この結果は納得です。この距離は合いますね。この馬も心肺機能とパワーの両立型でこういう展開は合ってますね。溜めた分だけキセキよりも速い脚が使えましたし、今後も外目の枠の方が良いでしょう。マイルチャンピオンSだと瞬発力の差で苦戦するかも。
3着はキセキ、瞬発力の無さを川田騎手が見事にカバーしました。こういう馬は逃げ・先行でかなり強くなるんですが、問題は気性、今回は内枠で前にアエロリットが居てくれたので折り合えましたが、外枠だと日経賞のようになりますから、枠順は要注意です。
4着にステファノス、う～ん完全に騎乗ミスでしょ。この馬は長くいい脚を使う馬で内で詰まると負けるのは、過去の毎日王冠で証明済み。4コーナーで上手く外に誘導していれば2着はあったでしょうね。ここが福永競馬の欠点で、溜めれば何でもいいと思ってるんですよね。その馬に合った走らせ方が出来ないから・・・。
5着以下のケイアイノーテック、サトノアーサー、ダイワキャグニーは見せ場なしでしたね。ケイアイは溜めないと末脚鈍るので、展開待ちになってしまいますね。ダイワについては上でも触れましたが、同厩舎のアエロリットに遠慮してますよね。瞬発力型ではないので中段まで下げた時点で、ダメだな～っと思ってました。まぁ横山典なんでこんなものでしょう。
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