走破時計3:06.5 1000Mずつ前・中・後で見ると、59.3-63.6-63.6 上り3F38.0
馬場状態は稍重、10Rの但馬Sで2:02.1が出ているので、そこまで悪くないかなという感じ。天気予報が当たりませんね~、昨夜は雨マークが付いていたのに短時間パラっと降っただけでした。
1600ⅿまではサイモンラムセスのラップ、1600ⅿ以降はロードヴァンドールのラップです。追走集団はロードヴァンドールがサイモンラムセスを叩いたのが1600ⅿ付近で、ラップが13.0に落ちてきたところですね、コルコバード・ミルコがシャケトラを突いたのが2000ⅿ付近でここもラップは13.0の部分ですね。シャケトラはこの13.0が連続する部分で追走集団の先頭まで出てしまいます、この部分の追走集団のラップは13.0-12.7位でした。シャケトラのラップでも12.5-12.5くらいではないでしょうか。シャケトラのL2はおそらく11秒台に入っていると思います、L1では13.4まで落ちていますが、それでも後続に対して差を広げているので、後続も苦しかったんですね。
逃げたのはサイモンラムセス、2番手にロードヴァンドール、離れてヴォ―ジュ、ステイインシアトル、更にやや離れてソールインパクト、カフジプリンス、リッジマン、アドマイヤエイカン、シャケトラ、ケントオーが居て、スタート遅れたコルコバードが最後方からでした。かなりばらけた展開でしたね、サイモンラムセスとロードヴァンドールの逃げ争いが長引いたために、後続は様子見を決め込んで縦長の展開。
上の画像は最終の向う正面でロードヴァンドールが先頭に立っています、ミルコに突かれたシャケトラが押し上げて追走集団の先頭まで上がりますが、突いたコルコバードは一杯になってしまいましたね、シャケトラの動きに全体もペースが上がりステイインシアトルも苦しくなって下がってしまいました。アドマイヤエイカンはシャケトラの動きに合わせられずに、後方になってしまいましたね、インコースに入ってしまったので、シャケトラが動いたタイミングで外に出せませんでした。
では1頭ずつ見ていきます。
1着はシャケトラ、手動計測ですが1000ⅿ通過はこの馬で63.9でした、日経賞の勝ち方からもゆったり入って中緩みで押し上げるという流れは似ていますね。疲れやすいマンカフェ産駒なので2カ月間隔を空けたのも良かったし、外枠で揉まれなかったのも良かったですね。L2で楽な手ごたえのまま勝負を決めてしまう力強さは、次走の天皇賞春に期待を持たせるものでした、マンハッタンカフェも天皇賞春を勝っていますから期待十分でしょう。
2着はカフジプリンス、前走は条件戦で3着と軽視してしまいましたが、2017年のダイヤモンドS3着は重視すべきでした。ハーツクライ産駒で長距離で良さが出ましたね、同じハーツ産駒のアドマイヤエイカンよりも前で進めて、追い出しのタイミング速かったですね、シャケトラに捲られてしまいますが、それに付いて行くようにL5辺りから追いっぱなし、ズブイんでしょうね。シャケトラから大きく離されているので、これ以上レベルが上がってしまうと苦しいかもしれませんね。
3着はロードヴァンドール、前半59秒台で行って中緩みを作ったとはいえ良く残ったものです。前走もスタートは出てハイペースに巻き込まれて凡走しているので、体調は心配なかったんですが、3000ⅿの距離にダイワメジャー産駒というのが引っかかりまして、ノーマークでした。サイモンラムセンスを交わしてからもペースを上げず、タンタンと走っていたのが良かったのかな~。L1で3着に粘れたのは馬場もあると思うので、今後は大きくは期待しない方が良いかも。
4着はソールインパクト、この馬が56㎏を背負って4着に来ているのが、3着以下のレベルを表している感じですね。追走集団の前目につけてインコースをロスなく乗って、直線も内が空いたのでバテながらも差してきたようでしたね。3,4コーナーでの手ごたえはカフジプリンスよりもよかったので、最後に56㎏が効いてきた感じです。
5着にアドマイヤエイカン、シャケトラが押し上げた時に一緒に動けなかったのが敗因かな~。ハーツ産駒なので瞬発力は乏しいことは分かっていましたが、内に入れてしまうとこうなってしまいますよね。外目の枠だったので期待したんですが、ちょっとかみ合わなかったですね。
馬券の方は2,3着がノーマークで目も当てられませんでした。来週も頑張ります。