走破時計 1:07.3 前半600ｍ 33.2 上り3F 34.1
馬場状態は良馬場で標準やや高速という感じ、10Rの岡崎特別で1:08.2なので高速馬場まではいっていないと思います。
青は今回、赤はセプテンバーSのラップをグラフ化したものです。セプテンバーSは中山で稍重でした、1:07.0 前半600m33.2、上り3F33.8でモズスーパーフレアが圧勝したレースです。今回と割と似てますよね、このラップでモズが大敗しているので今回は体調かもしれませんね。みややとしては左回り苦手説をもう少し継続しようかと思っています。
モズスーパーフレアは二の足が遅く先手を取るのに苦労していましたね、3コーナーでやっとこさ先頭に立てた感じ。レッツゴードンキが遅れて後方からになったのは予想外でした、ミスターメロディは想定通り一番いい位置をとりましたね。アレスバローズとナックビーナスは3コーナー入り口でダノンスマッシュに切れ込んでこられてしまい、急ブレーキで下がってしまいましたね。これでアレスバローズはカーっとなったのか、掛かってしまいました。
4コーナーから直線入り口ではミスターメロディがセイウンコウセイに詰まるかと思いましたが、セイウンが外に行ってくれて進路が空きました。ショウナンアンセムはコーナーワークでミスターメロディのすぐ後ろまで上がり、福永騎手が作ってくれたコースを伸びてきました。アレスバローズはラブカンプーとダノンスマッシュが壁になり追い出せませんでした。ドンキは内を突きましたが、如何せん後方からになり届かず。惜しかったのはティーハーフで4コーナーではミスターメロディのすぐ後ろに居たのに外に行ってしまい、このスペースをショウナンアンセムにあげてしまったんですよね。直線入り口で前・内に居た馬で決着しているので馬場はかなり内が優位だったのでしょう。
では1頭ずつ見ていきます。
1着はミスターメロディ、絶好のスタートからすんなり先行して直線入り口で何もせずに進路が空く、休み明け2走目で内枠を引いたことからも、何か特別な力が働いたのかと思ってしまいますね。言う事無しの競馬で、休み明けと外枠さえ気を付ければ今後も信頼できると思います。
2着はセイウンコウセイ、抜群のスタートを切って馬なりで先行していきました、3コーナーでモズに叩かれても慌てず騒がず。直線はトップスピードの質でやや見劣り2着でした、直線でミスターメロディに進路をあげてしまったことが差されてしまった原因ですね。びっしりモズと合わせていれば、勝っていたのはこの馬だったでしょう。近走の調子から全く手が出ませんでした。
3着はショウナンアンセム、4コーナーから直線入り口の進路取りが完璧に嵌りましたね、全くロスなくミスターメロディの後ろを取って伸びてきました。前走も離されたとはいえ久々の1200で5着と、全く適性がないという感じではなかったので気にはなっていましたが、重賞での連絡みもなくいきなり好走するとは驚きました。東京の1400で上がり32.9で勝ち切っている馬ですが、何度やっても買えないわ～。
4着はダノンスマッシュ、どんだけ溜めるんだろ～と思ってしまう騎乗でしたね。追い出したのはスタート後50秒の位置で、上り坂が始まってすぐの辺りでしたから、残り300m付近でしょうね。近2走があの瞬発力ですから差し切れると思ったのでしょう、北村友騎手らしい騎乗でした。3コーナー入り口で迷惑をかけたことも含めて、乗り替りになってもおかしくないかな～。
5着はティーハーフ、調教は良かったんですが9歳で手を出しずらかったでね。上にも書いた通り一番惜しい競馬をしていて、4コーナーで外に行かずにミスターメロディの後ろに居れば2着もあったかも。残念ですよね～。
直線で外を回した組、後方から内を突いた組にはノーチャンスの馬場でしたね。アレスバローズも直線前が壁になってしまいましたし、ロジクライやドンキは道中が後ろ過ぎました。
馬券の方は当たるはずもありません。ミスターメロディに本命打っているので2，3着全頭り流しにでもしないと的中は無理ですね。次回は大阪杯を予想します。