みやや競馬

2024年チャレンジC 回顧。大的中!!!

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走破時計1:58.2   前半1000m  58.4  上がり3F 35.4

まずは馬場状態ですが良馬場でした、金曜日に散水していますが、クッション値は変わらず、含水率はゴール前が下がり、4コーナーは上がりましたが、大きな変化はないですね。走破時計は速いのですが、前半から流れたので標準的な良馬場でした。

予想の段階では3,4コーナー内目が良いと思いましたが、上位3頭は中目を回していたので、極端に外へ行かなければ問題なさそうですね。ボルドグフーシュとダノンエアズロックが直線苦しくなったので、大外ぶん回しは良くないんでしょうね。

上のグラフはラップタイムをグラフにしたものです、レース映像と見比べると面白いと思います。ラップタイムがマイナスになっているのはグラフ製作上の都合ですのでお気になさらずに。

見るからに消耗戦のラップで、中緩みも12.2までしか下がらなかったので、前に行った組は苦しいですね。アウスヴァ―ルとバビットは前半ゆったり入った方が良いタイプですが、構わずハイペースで行ってしまったので、騎手のペース認識と馬の特性を考えない騎乗でした。

ルペカーリアは2コーナーから上がって行きました、12.0の区間なので外から上がって行けば当然自身は11秒台。さすがにここで上がって行くのは無謀だし、前半速いことが分かっていれば、溜めてバテ差しに行けるはずなので、岩田望騎手もペース判断が悪いですね。

逃げたのはアウスヴァ―ル、並んでバビット。ルペカーリアが2コーナーから上がり、この3頭が並んで逃げ。中段の前からアルビージャ、セイウンハ-デス。中段のやや前からダノンエアズロック。中段からコガネノソラ、ラヴェル、マイネルモールトン。中段のやや後ろからエピファニ―、ディープモンスター、ボルドグフーシュ。中段の後ろからラーグルフ、エアファンディタ。後方からマキシという並びでした。

スタート早かったのはバビットで、この馬はスンナリと先頭に行きます。スタート五分くらいのアウスヴァ―ルが、押して押して先頭に立ったので、一気にペースが上がり2F目は10.7でした。このアウスヴァ―ルの動きに対して多くの騎手が警戒した感じ。ディープモンスターやエピファニ―が前に行かず、押し出されるようにアルビージャが中段の前に行きました。

スタートで遅れたのがマキシ、1歩目で前脚がガクッと落ちてしまい、大きく遅れてスタートしました。ボルドグフーシュがやや遅かったくらいで、他馬は五分にスタートでした。

4コーナーです、ハイペースになりましたが馬群は縦長にならず、4コーナーでは凝縮していて、外を回す馬も多くいました。この地点は4コーナー出口でディープモンスターも外目ですが、3コーナーから4コーナーまでは中目を回していました。ラヴェルは外へ出しませんでした。エアファンディタもギリギリまで外へ出しませんでした。

直線L1標識付近です、4コーナーでセイウンハ-デスが先頭に立ち、その後ろからラヴェルが直線に入って抜け出します。ダノンエアズロックが苦しくなり、ボルドグフーシュが捲り追い込みでジリジリ伸びます。その外からディープモンスターで、更に後ろからエアファンディタが追い込み体勢。

ここからラヴェルが押し切って1着。ディープモンスターが差し込んできますが2着まで。その後ろから追い込んできたのがエアファンディタでした。セイウンハ-デスとボルドグフーシュはL1標識過ぎで苦しくなりました。この2頭は長期休養明けで、心肺機能が万全ではなかった感じですね。

では1頭ずつ見ていきます。

1着はラヴェル、3,4コーナーで速いラップを踏まされた時が不安でしたが、大して加速していないので、右コーナーで速いラップを踏んだ時の不安は消えていません。消耗戦になったことで持続力が生きましたね。川田騎手のコース取りも素晴らしかったです。

2着はディープモンスター、この展開になればこの馬が来るのは当然ですよね。スムースな競馬が出来たし、前半無理をしなかったことが大きかった。展開と馬場状態、それに騎手の好判断が重なりましたね。

3着はエアファンディタ、この展開になれば突っ込んできますよね。豊騎手もギリギリまで外へ出さなかったし、こういう荒れた馬場もこなしましたね。7歳で立派だと思います。

4着はボルドグフーシュ、3コーナーから捲り上がって行きましたが、直線に入って息が続かなかった感じで、L1では明確に減速率が大きくなりました。長休明けだし屈腱炎の不安もありますから、調教でも高負荷を掛けていない感じでした。なので心肺機能が良い頃と比べてイマイチだった感じ。でもこれで不安なく調教を出来ると思うし、直線入り口までに見せた捲りは、全盛期を彷彿とさせるものでした。次走期待ですね。

5着はセイウンハ-デス、この馬も長休明けでよく頑張りました。ボルドグフーシュと同じように直線に入って苦しくなったので、心肺機能が戻てっていなかった感じ。この馬も次走に期待ですね。

馬券の方は”的中”。本当に久々の的中になりました。次回は阪神JFの予定です。

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