みやや競馬

2025年京都記念 回顧。

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走破時計 2:15.7   前半1000m  62.9  上がり3F 34.6

まずは馬場状態ですが稍重でした、気温が上がらず乾かなかったことで、上がりもやや掛かっていますね。

上のグラフはラップタイムをグラフにしたものです、レース映像と見比べると面白いと思います。ラップタイムがマイナスになっているのはグラフ製作上の都合ですのでお気になさらずに。青は今回、赤は2024年京都記念、2024年宝塚記念のグラフです。

今回はL4からチェルヴィニア動いたことで、スローからの4F戦になりました。この展開はヨーホーレイクが最も得意とする展開。逆にソールオリエンスが苦手にする展開でしたね。動いたのがルメール騎手というのが驚きで、今のルメール騎手の状態の悪さを表していると思います。

こうなると昨年と違ってプラダリアは苦しくなるし、バビットもよく頑張りましたが、どうしてもトップスピードの質で見劣りますね。稍重でしたが、トップスピードの質と持続力が問われた展開でした。

逃げたのはバビット、セイウンハ-デスが先行。中段の前からリビアングラス、マコトヴェリーキー。中段のやや前からヨーホーレイク、プラダリア。中段からエヒト、チェルヴィニア、ブレイヴロッカー。中段のやや後ろからソールオリエンス。中段の後ろからフォワードアゲン、後方からメイショウユズルハという並びでした。

バビットがすんなりと逃げて超スローに落としました。マコトヴェリーキーの位置取りは予想よりも前、逆にプラダリアは予想よりも1列後ろでした。この辺りは池添騎手のレース勘の悪さですね。中段のやや前最内にヨーホーレイクがスムースで、チェルヴィニアはその後ろ、更に後ろからソールオリエンスでした。

4コーナーです、L4標識からチェルヴィニアが捲り上がり、これにマコトヴェリーキーが併せたことで、全体のペースが一気に上がりました。リビアングラスは最内、ヨーホーレイクが内から2頭目に出してスムース。チェルヴィニアはプラダリアの外。プラダリアとソールオリエンスは動きませんでした。

直線L2標識付近です、バビットが先頭で、内からリビアングラス。セイウンハ-デスがトップスピードの質で見劣るところで、ヨーホーレイクが伸びてきます。チェルヴィニアは伸びず、ソールオリエンスは中目に出してきました。プラダリアはトップスピードの質で見劣り、この区間では伸びませんでした。

直線L1標識付近です、ヨーホーレイクが先頭に立ち、バビットが粘るところ内からリビアングラスが伸びます。セイウンハ-デスが苦しくなるところ、マコトヴェリーキーがジリジリのびてきます。チェルヴィニアは反応が悪く、ルメール騎手は早々に諦めた感じ。ソールオリエンスもジリジリしか伸びず。

ここからヨーホーレイクが持続力を生かして差し切り、内からリビアングラスが伸び2着、マコトヴェリーキーがジリジリのびて3着を確保しました。ソールオリエンスは鋭い末脚が封じられ、ジリジリと脚を使わされて伸びきれませんでした。

では1頭ずつ見ていきます。

1着はヨーホーレイク、スローからの2F戦や3F戦ではトップスピードの質で見劣りますが、4F戦になるとやや高いトップスピードの質と高い持続力で押し切ってしまいますね。この展開はルメール騎手が作ってくれたものなので、次回も同じような展開になるかどうかは未知数。大阪杯は得意の展開になりやすいレースなので、再度の好走がありそうですね。

2着はリビアングラス、京都新聞杯がスローからの4F戦でタイム差無し3着でした。今回は同じ展開で先行して、しっかり伸びてきましたね。トップスピードの質は高くないので、もう1列前に居ないと勝ち切れない感じ。持続力の高さは見せましたね。

3着はマコトヴェリーキー、ポジションを取ってきましたね。今まではスローからのL2最速戦や、スローからの3F戦で良さを見せていましたが、今回L4からペースが上がってしまい、ややトップスピードの質が削がれた感じ。脚を溜めた方が良いと思いますが、後ろからだと届かないので、今後も難しいポジション取りになりそうです。

4着はバビット、惜しかったですね。チェルヴィニアに早目に来られたことが誤算で、4F戦になってしまい最後に苦しくなりました。今回のように逃げ一のメンバー構成で、前半ゆったり入ることが出来れば、重賞でもまだまだ活躍できそうですね。

5着はソールオリエンス、この展開でも前に居れば3着は確保できた感じ。調教は良く見えましたが、展開に左右されてしまいますね。

プラダリアは6着、トップスピードの質で見劣りましたね。池添騎手は何度この馬に乗っているのでしょうか、マコトヴェリーキーの位置は取れたはずです。チェルヴィニアは9着、ルメール騎手はこの馬の良い時のイメージで乗ったんでしょうね。絶好調時なら持ったまま捲り切って圧勝していたでしょう、ドバイへ向けて仕上げて来なかったということですね。

馬券の方はハズレ、軸が外れては完敗です。次回は阪急杯の予定です。

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