ジャパンCに2頭の外国馬が参戦予定。昨年の朝日杯FS勝ち馬で最優秀2歳牡馬のダノンプレミアムが年内休養。ニシケンモノノフが引退、種牡馬に。日曜京都で11Rを外国人ジョッキーが勝利。
ジャパンCに2頭の外国馬が参戦予定です。まずアイルランドから名門オブライエン厩舎のカプリ、ガリレオ産駒で今年の凱旋門賞は5着でした。昨年はアイルランドダービー、英セントレジャーG1を連勝した実力馬です。もう1頭はイギリスからサンダリングブルー、カナディアンインターG1で2着、英インターナショナルG1で3着です、こっちはパワー系が強く出そうな血統です。両馬とも日本の軽い馬場に合うかどうかがカギ、今年の東京芝コースは超が2つくらい付くほどの高速馬場で、いきなり来て好走できるかは疑問ですね。雨でも降って重不良馬場まで悪化すれば波乱を起こす可能性はあります。
天皇賞秋で復帰を予定していたダノンプレミアムですが、蹄の状態が良くなく年内休養だそうです。他に異常はなくあくまで蹄の形が整うまで待つとのこと。ダービーでは態勢が整ってなかったのでしょう、本来の走りができませんでした、弥生賞までは他を圧倒していますから、復活して欲しいですね~。
ファンタジーS快勝のダノンファンタジーは阪神JFの予定ですが、当日は川田騎手が香港で騎乗なので、C・デムーロ騎手に乗り替りです。前走の走りからマイルまでは大丈夫だと思いますし、脚質的にC・デムーロ騎手の折り合わせてからの差し競馬も合うと思います。
昨年のJBCスプリント1着、昨年のフェブラリーS5着のニシケンモノノフが引退、種牡馬入りです。メイショウボーラーの産駒ですから血を残せるのは良かったです。タイキシャトルが居たりアフリートが居る血統で非サンデー系なので、中小牧場で重宝されそう。
最後に日曜京都12レース中11レースで外国人騎手が勝ってしまいました。馬券内36回の内22回が外国人騎手です。まぁこうなるのは時間の問題だと思っていましたが、実際に目の当たりにすると愕然とするというか、飽きれてしまいますね。川田君がケガで乗れなかったとはいえ、他の日本人騎手は何をやっているのでしょう。原因は色々あると思いますが、恥ずかしいと思わなければダメですよね。
まず、これまでの日本人騎手が完全にぬるま湯につかっていて、全く努力してこなかったことが原因の一つでしょう。努力しなくても十分な収入があれば誰も努力しませんよね。豊騎手や川田君は数少ない日本人トップ騎手ですけど、彼らを見習う日本人騎手はいませんからね~。
もう一つは騎手にさえなってしまえば何の努力もしなくても、一般人の数倍の収入を得られることでしょう、能力のない騎手はさっさとクビにする制度を導入しないと、ダメなんですよね。現在中央所属騎手は約140人強ですが多過ぎです。半分の70人で十分でしょう、3場開催でフルゲートでも54人、騎乗停止や怪我などがあっても予備で16人もいれば十分でしょう。更に毎年新人騎手が入ってきますので、入ってきた分は足切りすべき、もちろんデビュー5年は猶予期間としてですが。
もう一つ騎手の養成課程にも問題があると思いますね、まず入学からして身長制限があります。小柄な方が体重管理と空気抵抗を考えると有利ですが、武豊騎手は170㎝でもトップジョッキーですから体重管理さえできれば身長は関係ないと思います。むしろ高身長を理由に入学さえ拒否された人の中に、騎手として素晴らしい才能を持っている方が居る可能性もあります。
モレイラ騎手を不合格にしたことが良かったのか悪かったのか、しっかり考えた方が良いでしょうね。
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