みやや競馬

2022年NHKマイルC 全頭評価。その3。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

ステルナティーア ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 スローバランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。やや高いトップスピードの質を見せた。
サウジアラビアRC 2着 スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。トップスピードの質を見せた。
阪神JF 7着 ハイペースバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
チューリップ賞 11着 平均バランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
ステルヴィオの全妹でサウジアラビアRC2着も一緒。新馬戦ではL2で10.5を自身も出している、かなりのスローバランスだったので高評価はできないが、一応トップスピードの質は見せた。サウジアラビアRCでもスローからの3F戦でⅬ2最速10.9、ここでジワっと詰めているので自身は10.8くらいのはずなので、トップスピードの質はやや高いという評価で良いはず。阪神JFではL2でスピードに乗り切れなかった感じで、瞬発力の低さを見せた。チューリップ賞では中段の後ろから、スタート五分に出たが平均バランスだったからか引いてしまった。直線では手前をコロコロ替えていたので、休み明けプラス8㎏で仕上がっていなかったのかも。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、サウジアラビアRCで0.1差2着なので、府中のマイルは好相性だと思う。今回は休み明け2走目で走り頃、この馬はノーザンF生産馬だが前走はプラス8㎏、一叩きされて上積みが見込める。悪材料はクラス負けの危険で、サウジアラビアRCの1着がコマンドラインで、ホープフルS12着と毎日杯8着なのでレースレベルに疑問。ステルナティーア自身も阪神JFで0.6差7着なので、GⅠでは足りない印象。

適性:梅

セリフォス ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力はかなり高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 スローバランスを2,3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。持続力の高さを見せた。
新潟2歳S 1着 スローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
デイリー杯2歳S 1着 スローバランスを少頭数の中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。危なかった。
朝日杯FS 2着 ハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。まぁまぁの心肺機能を見せた。
新馬戦ではスローバランスだが、5F戦になっていて先行押し切り、ダイワメジャー産駒らしい持続力の高さを見せた。新潟2歳Sではスローからの4F戦で差し切り、中段からL2で先頭列まで上がりL1で突き放したので、持続力の高さを見せた。デイリー杯2歳Sでこの馬の弱点が顕わになった、藤岡佑騎手へ乗り替わって中段の後ろから、このレースはスローからの3F戦でL2最速10.5、このL2区間では2着ソネットフレーズと同等だったので、トップスピードの質はやや高いが決定的な武器になる程ではない。L1でクビ差だけ差したので持続力で勝負するタイプ。

朝日杯FSではハイペースバランスを中段のやや前からで、自身は平均くらいでまぁまぁの心肺機能を見せた。先に抜け出したが差されているので、持続力と言うか、本質的には1400mがベストになりそう。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:休み明け、輸送。

好材料は距離適性で、マイルは3-1-0-0で朝日杯FSでも2着と好相性。もちろんクラス負けの危険もないし、福永騎手へ乗り替りも不安はないですね。悪材料は休み明けで、この馬は社台の追分F生産馬なので、休み明けは不安材料になる。新潟までは輸送しているので、大きな不安はないが・・・。

適性:竹+

ソネットフレーズ 特性 ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質は不明、持続力はまぁまぁ。

   レース名   (ペース) 着順(馬場状態) 内容
新馬戦(ややスローバランス)
着()
スタート~道中
スタートやや遅れてリカバリーして2番手先行。
3,4コーナー
内目をスムースで先頭列。
直線
スムースに押し切り圧勝。
デイリー杯2歳S(バランス) 着() スタート~道中 五分に出て少頭数の中段の前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが2着まで。
新馬戦ではスタートでやや遅れてからリカバリーして2番手先行。折り合いは付いていて4コーナーでは内目から先頭列。直線はスムースだったが新潟でトップスピードの質は未知数、3F戦なので持続力も未知数。デイリー杯2歳Sではスタート五分に出て少頭数の中段の前から、スローからの3F戦になり、L2の10.5には対応したがセリフォスにクビ差で2着まで。かなりのスローバランスなのでL2の10.5はあまり評価できず、トップスピードの質は低くない位の評価、持続力もまぁまぁの評価まで。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:休み明け。

好材料は距離適性で、マイルは1-1-0-0でデイリー杯2歳Sでもセリフォスとクビ差2着、セリフォスが朝日杯FS2着なのでクラス負けの危険もないと思う。悪材料は休み明けで、デイリー杯以来で6カ月振りになる。中間脚部不安もあったようで順調とは言い難く、同じノーザンF生産馬でもイクイノックスとは同列に扱えない。イクイノックスは負けていなかったしね~。

適性:竹

ソリタリオ 特性 ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

   レース名   (ペース) 着順(馬場状態) 内容
未勝利戦②(スローバランス)
1着(良)
スタート~道中
五分に出て2,3番手先行。
3,4コーナー
内目をスムース。
直線
スムースに抜け出し圧勝。
こうやまき賞(スローバランス) 1着(良) スタート~道中 五分に出て少頭数の中段から。
3,4コーナー 中目を回して2番手に。
直線 スムースに抜け出し押し切り。
シンザン記念(平均バランス)
2着(良)
スタート~道中
五分に出て中段のやや前から。
3,4コーナー
中目をスムース。
直線
スムースだったが2着まで。
スプリングS(スローバランス) 10着(稍重) スタート~道中 スタート五分に出て中段のやや後ろから。
3,4コーナー 中目を回してスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
こうやまき賞ではゲート内で立ち上がったが、スタートは五分に出て中段から。4コーナーで中目から2,3番手に上がり、直線スムースに抜け出し4F戦を押し切ったので、持続力の高さは見せた。シンザン記念では平均バランスを中段のやや前から、スタートは五分に出ている。直線入り口では内から1着マテンロウオリオンと、横並びで中目、中緩みが大きくない一本調子のペースで、トップスピードの質が問われず持続力で好走した。

スプリングSではスローバランスでスタート五分に出たが中段のやや後ろから、L3から手応えが悪くなったが、L3ではペースが上がっていないので距離ではなく、稍重馬場の影響かもしれない。この血統で道悪が苦手というのは考えにくいが、右回りが良くないのかも。

「NHKマイルCへ向けて」好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、新馬戦で2着だし新潟と中京で1勝ずつしているので、左回りの方が良いかも。距離もマイルでは全て2着以内なので好相性。悪材料はクラス負けの危険で、シンザン記念で2着に負けたし、その時の1着マテンロウオリオンがニュージーランドTで2着なので、大きな不安はないが勝ち切るイメージは湧かないかな~。

適性:竹-