みやや競馬

2023年関屋記念 全頭評価。その4。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

フォルコメン ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
秋風S 11着 平均バランスを中段やや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
キタサンブラックM 13着 平均バランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線前の馬がフラフラして伸びずに凡走。
節分賞 5着 スローバランスを逃げて5着、L2ですぐ後ろに居たオールイズウェルにあっさり交わされたので、トップスピードの質で見劣り。
桑名S 2着 スローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
納屋橋S 1着 スローバランスを逃げて快勝。L2でまぁまぁの瞬発力を見せた。
2021年富士S 16着 ややスローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2022年ニューイヤーS 13着 稍重で平均バランスを出遅れ後方から中段の前へ、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが早々に一杯になり凡走。
2022年ポートアイランドS 7着 スローバランスをスタートやや遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線前が壁になり凡走。
2022年リゲルS 3着 スローバランスをスタートやや早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
2023年小倉大賞典 13着 重馬場でハイペースバランスをスタートやや遅く離れたメイン集団の中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年巴賞 11着 平均バランスをスタートやや早く中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
節分賞では逃げてスローからの3F戦にしたが、L2であっさり交わされているので、トップスピードの質で見劣り。桑名Sではスローバランスで、これは1F目が遅かったからで中緩みのない一本調子のペース、これで2番手先行から4コーナーで早目先頭から押し切る寸前に差された。心肺機能と持続力の高さを見せた、この時は休み明けでマイナス22㎏、舌ペロもしていたので本調子ではなかったはず。

納屋橋Sではスタートでは中段の前に居たが、ペースが遅いと見るや3F目で先頭に立ち押し切り、L2でまぁまぁの瞬発力も見せている。2021年富士Sでは中段の前から、L2で一杯になったのでクラス負けとしか言いようがない。2022年ニューイヤーSでは出遅れて後方からだったが、3コーナーまでに中段の前までリカバリーしてしまう謎騎乗、直線スムースだったが早々に一杯になり凡走した。このレースは平均バランスなので、自身はハイペースバランスで中緩み無しと、相当苦しいレースをしている。

2022年ポートアイランドSではスタートやや遅く中段のやや後ろから、直線で前が壁になり凡走、瞬発力が高くない。2022年リゲルSではスタートやや早く2番手先行、L3の10.6には対応したが差せずに差されているので、トップスピードを維持する能力で見劣った。2023年小倉大賞典ではスタート出伸び上がってしまい離れたメイン集団の中段の後ろから、自身はスローバランスだったはずで、直線全く伸びないのは距離適性が出た感じ。2023年巴賞ではスタートやや早く中段のやや後ろからで凡走、休み明けでプラス10㎏の影響。

「関屋記念へ向けて」好材料:距離適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、ダービー卿CTで2着、リゲルSで3着なのでマイルは好相性。前走は休み明けでプラス10㎏で凡走、七夕賞とポートアイランドSも休み明けで凡走しているので、一叩きされた上積みは見込める。悪材料はクラス負けの危険で、ダービー卿CT2着が54㎏で、1着タイムトゥヘヴンに1㎏、3着のダーリントンホールに2㎏貰っていたので、別定戦だと苦しいと思う。

適性:梅

フラーズダルム ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。   

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
桑名S 12着 スローバランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
長岡S 7着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが届かず凡走。
元町S 1着 スローバランスをスタート五分に出て少頭数の中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて差し切り。
2022年ターコイズS 10着 平均バランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線詰まって凡走。
2023年洛陽S 4着 ややスローバランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。
2023年阪神牝馬S 8着 稍重でスローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年谷川岳S 8着 重馬場でややハイペースバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線待たされて伸びずに凡走。
桑名Sではスローバランスを五分に出たが、二の足が遅く中段の後ろから。3,4コーナーで外から中段に上がり、直線スムースだったが伸びずに凡走。長岡Sではスタート五分に出て中段のやや後ろから、ここでも二の足が遅かった。直線内からだったので伸びなかったが、上がり最速なのでやや高いトップスピードの質を見せた。

元町Sではスローバランスをスタート五分に出て中段の後ろから、少頭数だったので前を射程に入れられたし、実質スローからの3F戦になり差し切れた。2022年ターコイズSではスローバランスをスタート五分に出たが、二の足が遅く中段の後ろから。直線詰まってしまい凡走。2023年洛陽Sではややスローバランスをスタートやや遅く後方から、少頭数で前から大きく離れなかったので、直線スムースに伸びて4着まで持ってきた。

2023年阪神牝馬Sではスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナーは馬場の良い内目を回したが後方まで下がっている、これで直線届かなかったのでトップスピードの質で見劣り。2023年谷川岳Sではスタート五分に出て中段のやや後ろから、直線L3標識過ぎまで前に馬が居て待たされているので、瞬発力で対応できなかった感じ。

「関屋記念へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、条件戦で勝っているので問題はないはず。悪材料はクラス負けの危険で、OPに上がってからは凡走が多く、4着に好走した洛陽Sでは斤量に恵まれていた。

適性:梅

プレサージュリフト 特性 ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。

レース名 

(ペース)

着順(馬場状態) 内容
新馬戦

(スローバランス)

1着(良) スタート~道中 スタートで遅れ後方から、3コーナーまでに中段の後ろにリカバリー。
3,4コーナー 外目を回してスムース。
直線 スムースに差し切り、ノーステッキで促しただけ。
クイーンC

(ややスローバランス)

1着(良) スタート~道中 出遅れ中段の後ろから。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに差し切り、L2は自身10秒台に入っている。
2022年桜花賞

(ややスローバランス)

11着(良) スタート~道中 やや遅れて後方から。
3,4コーナー 外目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
オークス

(スローバランス)

5着(良) スタート~道中 スタート煽るような感じ五分に出ている、二の足が良く中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったがL1標識辺りで内に寄れて苦しくなったので、距離が1F長かった。
秋華賞

(ややスローバランス)

9着(良) スタート~道中 スタートやや遅く後方から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年京都金杯

(ややハイペースバランス)

3着(良) スタート~道中 スタートやや遅くリカバリーして中段の前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに抜け出したが差されて3着。
2023年東京新聞杯(平均バランス) 3着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが3着まで。
新馬戦では出遅れ後方から、直線スムースに伸びて圧勝、持ったまま上がり33.3でトップスピードの質を見せた。クイーンCでは出遅れ中段の後ろからで、直線スムースに差し切り。L2では自身10秒台に入っている感じなので、トップスピードの質とまぁまぁの持続力を見せた。2022年桜花賞ではややスローバランスを後方から、スタートで遅れている。内・前優位の馬場で3,4コーナーで外を回したし、上がり3F3位の33.5でも全く届かず。この時は初輸送もあった。

オークスではスタートで若干煽るような感じで五分くらい、二の脚が良く中段のやや前からスムース。直線L1標識付近で内に寄れて減速率が大きくなり5着までだった。秋華賞ではスタートやや遅く後方から、4コーナーで外からライラックに交わされているので、コーナーリングが苦手な感じで、コース適性が出たような負け方。

2023年京都金杯ではスタートやや遅くリカバリーして中段の前から、ここで足を使っている感じでペースも落ちず、直線L1でやや失速したので前半の無理が祟った感じ。斤量に恵まれていたので高評価はできないが、まぁまぁの心肺機能も見せた。2023年東京新聞杯ではスタート五分に出て中段から、前が止まらなかったので3着まで。

「関屋記念へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:なし。

好材料は距離適性で、桜花賞以外はマイルで2勝3着2回で好相性。府中と中京で好走しているので左回りも合うはず。悪材料は特になく、東京新聞杯でナミュールに負けているので、ナミュール相手だと勝ち切るイメージがない事。

適性:松-

<ミッキーブリランテ>・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

”シンザン記念”ではハイペースバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びたが3着まで。”アーリントンC”ではややスローバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが6着まで。”2020年彦根S”ではスローバランスを中段やや前から、3,4コーナー外目を回して直線全く伸びずに凡走。”2020年錦S”ではややスローバランスを中段の前から、3,4コーナー最内を回して直線スムースに差し切り。”2020年米子S”ではややハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー最内を回して直線スムースに伸びて3着。”2020年中京記念(阪神)”ではハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが5着まで。”2020年関屋記念では平均バランスを中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線やや前が壁になったが、上手く抜け出して4着まで。”2020年京成杯AH”ではややハイペースバランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2020年リゲルS”ではスローバランスを後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2020年阪神C”では平均バランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線早々に一杯になり凡走。”2021年ニューイヤーS”では平均バランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて1着。”2021年阪急杯”では平均バランスを中段やや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し2着。”2021年高松宮記念”では重馬場でややハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年京王杯SC”では平均バランスをやや離れた追走集団の中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが4着まで。”2021年函館SS”ではハイペースバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて3着。”2021年キーンランドC”ではハイペースバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年スプリンターズS”では平均バランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年京阪杯”では平均バランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年阪急杯”では平均バランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年東風S”ではややスローバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。”2022年ダービー卿CT”ではハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年京王杯SC”では平均バランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年米子S”では平均バランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年朱鷺S”ではややハイペースバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年京成杯AH”ではスローバランスをスタートやや遅く中段の後ろから2F目で先頭に立ち、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着。”2022年スワンS”では平均バランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年阪神C”ではハイペースバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年京都金杯”ではややハイペースバランスをスタート五分に出て後方から、3.4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年阪急杯”では平均バランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年ダービー卿CT”ではスローバランスをスタートやや早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL1で一杯になり凡走。”2023年京王杯SC”ではスローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年安土城S”ではスローバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが5着まで。”2023年中京記念”ではハイペースバランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー中目を回してポジションを下げて、直線スムースだったが伸びずに凡走。

「関屋記念へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:斤量。

<心肺機能について>ややハイペースバランスやハイペースバランスでも悪くはないが、勝ち切れるほどではない。2020年米子Sでは中段の後ろからで自身スローバランスに入っていたはずだし、2020年中京記念では中段やや前で自身ややハイペースバランスくらいだったので、ハイペースバランスに対応できるほどの心肺機能はないと思う。2021年阪急杯では平均バランスを中段やや前から抜け出し2着、後半もしっかり伸びたので心肺機能を見せた。2022年スワンSでは平均バランスを先行して凡走、心肺機能が落ちてきた感がある。

<パワーについて>2020年米子Sでは自身スローバランスを中段の後ろから差してきた、L1の坂でもシッカリと伸びてきたのでパワーは高いはず。と思っていたが改めて見直すと、坂地点で後ろからラセットに一気に来られている、平均バランスで中緩みもなかったので、他馬がバテタところを差しているように見えて、実はこの馬も坂では加速できていなかった。2020年京成杯AHでもL1の坂で失速しているので、パワーには疑問符が付いた。アーリントンCでも先頭列に並びかけてから、坂で一気に来られれいるし、2019年JRAアニバーサリーでも1400mで先行しながら、L1で失速している。

<瞬発力について>2020年錦SのL2が0.9の加速をしていて、この時は先頭付近に居たのでほぼ自身ラップ、他馬も対応してきたのでややスローバランスと平坦部分であることを考えると、高い評価はできないがまぁまぁの評価で良いと思う。2021年ニューイヤーSでL2最速11.2に対応して差し切り、平均バランスだったのでこの瞬発力はまぁまぁ。

<トップスピードの質について>2020年錦SのL2が11.0でこれは自身のラップとほぼ一緒、この時はややスローバランスだったし他の馬も対応していて、ここで出し抜けなかったので高くは評価できない。トップスピードの質は武器にはならないと思う。2020年関屋記念では中段の後ろからで、トップスピードの質で見劣り4着まで。2021年京王杯SCでは上がり33秒台を求められて4着まで、トップスピードの質を求められると良くない。2022年阪急杯では中段からという中途半端な位置取り、トップスピードの質で見劣り凡走した。2022年東風Sではややスローバランスを中段の前から、スムースだったが終始すぐ前に居たボンセルヴィーソを差せなかったので、斤量58㎏でトップスピードの質が鈍った感じ。2022年朱鷺Sでは中段のやや後ろから、スムースだったが全く伸びなかったので、トップスピードの質で見劣り。2022年阪神Cでは中段から伸びずに凡走、終始馬場の良い内目を回していたので、コース取りは良かったがスピード負けした感じ。2023年ダービー卿CTでは2番手先行、直線スムースだったがL1で垂れたが、このレースはL2から11.3-11.2とL1最速のレースで、トップスピードの質で見劣った。2023年京王杯SCではスローからの3F戦を中段のやや後ろからで、トップスピードの質で見劣り凡走。2023年安土城Sではスタート五分から中段、直線スムースだったが後ろから差されているのでトップスピードの質で見劣り、57.5㎏も影響した感じ。2023年中京記念ではスタートやや早かったが中段から、3,4コーナーで中段の後ろまで下がってしまい、直線では後ろからルージュスティリアに交わされているので、トップスピードの質で見劣り。

<持続力について>2020年錦Sではややスローバランスを中段の前から進めて押し切った、この時は3F戦を押し切っているのでまぁまぁの評価。2020年中京記念ではL1で顕著に落としているので、4F戦以上では苦しくなるかも。2020年関屋記念では中段の後ろからで、直線やや前が壁になったがL1でしっかり伸びて持続力を見せた。2021年函館SSでは直線入り口でコースをこじ開けてバテ差し、持続力の高さを見せた。

2022年ダービー卿CTではハイペースバランスで中緩みのない展開を中段のやや後ろから、先捲りに行ったのでL1標識から減速が大きくなった。2022年京成杯AHではスタートでやや遅れたが、スローペースだったことでリカバリーでき、2F目で先頭に立った。そのまま押し切れそうだったが、クビ差差されて2着なので、持続力は見せた。

<その他について>ノーザンF生産馬だが休み明けが良くないようで、2020年彦根Sでは4カ月の間隔でプラス8㎏、これで殿負けした。2019年元町Sでも2か月強の休み明けで11着と凡走している。右回りでは直線で左にもたれるシーンがあり、修正していて追いづらそうなシーンがあるので、関屋記念のスムースさを見ると左回りの方が良いのかも。2020年阪神Cでは中段から進めたが、平均バランスで一杯になった感じで、距離適性の悪さを見せた。この馬は57㎏以上を背負うと凡走する。2021年高松宮記念では中段の後ろから伸びなかった、斤量57㎏の影響だと思う。

2021年キーンランドCではスタートが良くなく、二の足も速くなかった。これで押して押してリカバリーしているので、ここで脚を使ってしまった感じ。1200mでは前半が忙しく、リカバリーしてしまうと苦しくなるんだと思う。2021年スプリンターズSでは3着シヴァージのすぐ後ろからだったが伸びずに凡走、この時が57㎏だったので斤量負けした感じ。

2021年京阪杯では56㎏だったが凡走、この時は直線で伸びない内目を走っていた。すぐ横にシヴァージが居たが同じく伸びていないので、恐らく馬場の影響が大きかったはず。2022年京王杯SCでは平均バランスを中段の前からで、スムースだったが伸びなかった。GⅡでクラス負けした感じ。2022年米子Sでは平均バランスを中段のやや前から、直線全く伸びなかったので58㎏の影響があった感じ。2023年京都金杯では内結衣位の馬場で外を回してしまい凡走、57.5の斤量も堪えた感じ。2023年阪急杯では馬場の悪い中目を回して凡走。

好材料は距離適性で、マイルは京成杯AHで2着しているので好相性。悪材料は斤量で、57㎏以上を背負うとどうも良くない。

適性:梅