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2023年エリザベス女王杯 全頭評価。その4。


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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

ビッグリボン ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
湾岸S 6着 ハイペースバランスをスタートやや早く離れたメイン集団の中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
サンタクロースS 1着 スローバランスをスタート五分に出て中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線進路変更してから伸びて差し切り。
関門橋S 3着 ハイペースバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。
2023年福島牝馬S 2着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて2着。
2023年マーメイドS 1着 ハイペースバランスをスタート五分に出てバラケタ中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し押し切り。
2023年京都大賞典 8着 重馬場でスローバランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだたったが伸びずに凡走。
湾岸Sではスタートやや早く大きく離れたメイン集団の中段から、自身も平均くらいで直線スムースだったが後ろから交わされているので、心肺機能で見劣った可能性がある。サンタクロースSではスローバランスだが、6F戦を差し切り、心肺機能は低くないはずだし持続力の高さを見せた。L1標識過ぎに進路変更したが、ブレーキしたわけではなく、L1のレースラップも12.2に落ちているので、瞬発力は見せていない。

関門橋Sでは大逃げから離れたメイン集団の中段からで、自身は平均くらいだった。向正面で先捲りに行ったので、自身は5F戦くらいにしてL1で差されて3着、動き出しが早く最後まで持たなかった。2023年福島牝馬Sではスタート五分に出て中段のやや後ろから、1000m過ぎにペースが上がった地点から捲り上がり、直線スムースだったが差し切れずに2着。持続力とパワーは見せたが、仕掛が早く騎手のペース認識の悪さを見せた。

2023年マーメイドSではハイペースバランスをバラケタ中段の後ろからで、自身は平均くらいでまぁまぁの心肺機能を見せた。この時は馬群の中で無駄に動けなかったので、道中無駄足を使わずに差し切れた。2023年京都大賞典ではスタートやや早く中段から、動くに動けない位置だったので脚は溜まったが、直線全く伸びなかったので重馬場が良くなかった感じ。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は休み明け2走目で、この馬は非ノーザンF生産馬なので、一叩きされての上積みが見込める。悪材料はクラス負けの危険で、マーメイドSを勝っているが、2着のウインマイティーに1㎏貰っていたので、古馬1線級相手に通用するかは未知数。

適性:竹-

ブレイディヴェーグ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。 

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 2着 稍重でスローバランスをスタート遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。
未勝利戦 1着 稍重でスローバランスをスタート遅く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。
1勝クラス 1着 平均バランスをスタート遅く中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り圧勝。
ローズS 2着 平均バランスをスタート遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線一瞬待たされたがしっかり伸びて2着。
新馬戦ではスローからの3F戦で、L2最速10.4を出している。新潟なので割引は必要だが高いトップスピードの質は見せた。未勝利戦ではスタート遅かったがリカバリーして中段の前から、スムースに抜け出し圧勝。このレースはスローからの3F戦でやや高いトップスピードの質を見せた。

1勝クラスではスタートでやや立ち上がり遅れて中段から、平均バランスだが中緩みからの3F戦で差し切り圧勝。L3から11.7-11.2-11.3で、L2標識で先頭に並んでいるので、自身のL3ラップは11.1のはず。まだ本気で走っていない感じで、トップスピードの質はもう一枚ギヤを隠している感じ。

ローズSではスタートで遅れて中段のやや後ろから、直線入り口で一瞬待たされてしまったが、すぐ前に居たマラキナイアを並ぶ間もなく交わしているので、やや高い瞬発力を見せたし、高いトップスピードの質を見せた。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:・・・。 悪材料:スタート遅く届くかどうか。

好材料はクラス負けの危険がない事で、ローズSでは2着だが1着マスクトディーヴァよりも上の評価、そのマスクトディーヴァが秋華賞で2着なので、現3歳世代牝馬ではナンバー2の評価で良いと思う。悪材料はスタートが遅いことで、これは新馬戦から改善していないので、この大一番で改善するのは期待薄。後ろからになるので届かないリスクが大きい。

適性:松-

マリアエレーナ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
1勝クラス 1着 スローバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。持続力の高さを見せた。
高千穂特別 1着 スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し差し切り。持続力の高さを見せた。
2021年ケフェウスS 3着 重馬場でスローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線一瞬待ったが3着まで。瞬発力がやや低い感じ。
2021年新潟牝馬S 1着 稍重でややスローバランスを離れた追走集団の一団の中から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
2022年愛知杯 2着 スローバランスを2,3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。持続力を見せた。
2022年京都記念 8着 稍重でスローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。距離適性。
2022年マーメイドS 2着 平均バランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。
2022年小倉記念 1着 平均バランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースににけだし圧勝。
2022年天皇賞(秋) 7着 ハイペースバランスを離れたメイン集団の中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年愛知杯 3着 重馬場でスローバランスをスタート五分に出て3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
2023年金鯱賞 8着 スローバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー内目を回して直線詰まって凡走。
2023年大阪杯 5着 平均バランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー内目を回してっ直線ジリジリ伸びたが5着まで。
2023年鳴尾記念 5着 平均バランスをスタートやや早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年小倉記念 4着 平均バランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年オールカマー 4着 スローバランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。
1勝クラスでは後方からだが、少頭数で前から7馬身程だった、これでスローからの4F戦を差し切ったが、L2の10.9では差を詰めていないのでトップスピードの質はまぁまぁ、L1の11.5で差し切ったのでトップスピードの質を持続する能力が高いことを見せた。高千穂特別ではスローからの4F戦を中段のやや前から、スムースに抜け出し差し切っているので持続力の高さを見せた。2021年ケフェウスSでは重馬場でスローからの3F戦で3着、直線で一瞬待たされたが大きな不利はなかった。これで差し切れなかったので再加速に手間取った感があり、瞬発力は高くないことを見せた。

2021年新潟牝馬Sでは稍重でややスローバランス、離れた追走集団が一団だったので、自身はかなりのスローバランスで、中緩みも大きかったので恐らく自身はスローからの3F戦だと思う。これでスムースだったがトップスピードの質は見せていない。2022年愛知杯ではスローからの4F戦で2着、斤量で恵まれていたしL1が12.0まで落しているので、2000mは若干長いかもしれない。2022年京都記念ではL1標識付近で一杯になり凡走、距離適性を見せた。

2022年マーメイドSでは中段の前から、3,4コーナーで伸びない中目を回した分だけ届かなかった。2022年小倉記念ではスタート良く中段の前から、L2標識で先頭に立ち押し切り圧勝、5F戦になっていて持続力の高さを見せた。2022年天皇賞(秋)では直線トップスピードの質で見劣り凡走。2023年愛知杯では重馬場でスローからの3F戦で3着、前で進めたがこの時は1着アートハウスに1.5㎏あげていたので、高評価で良いと思う。

2023年金鯱賞では直線詰まって凡走、スタート五分に出たが前に行かなかった時点で勝負権がなかった。2023年大阪杯ではスタートやや早く出たが、なぜか中段に下げてしまう謎騎乗で5着。2023年鳴尾記念ではスタートやや早く2番手先行、スムースだったが直線で伸びなかったので、体調面の問題かも。

2023年小倉記念ではスタートやや早く中段の前から、スローからの5F戦でスムースだったが、L1標識から減速率が大きくなったので、距離適性が1F短くなった可能性がある。2023年オールカマーではスタートやや早く中段から、コース取りが良くスピード持続力を見せて4着に好走した。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:なし。 悪材料:距離適性。

好材料はなし、悪材料は距離適性で、2200mの新潟牝馬Sを勝っているが、51㎏の軽ハンデでローカルなので、相手も弱かった。クロフネの産駒は2000mまでの重賞では複勝率.244、対して2100m以上になると複勝率.063。前走はオールカマーで牡馬相手に4着に好走したが、タイトルホルダーが本調子とは思えなかったので、GⅠだと掲示板までかな~という感じ。

適性:竹