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2023年朝日杯FS 全頭評価。その4。


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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

タイキヴァンクール ・心肺機能はやや高い、パワーは不明、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 3着 スローバランスをスタート早く逃げ体勢、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
未勝利戦① 2着 重馬場でハイペースバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが2着まで。
未勝利戦② 1着 平均バランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。
新馬戦ではスタート早く逃げ体勢、スローからの5F戦でL2で苦しくなったので、持続力はやや高い位。未勝利戦①では中段のやや前からバテ差しで2着、重馬場で持続力が活きたし、自身のポジションでもハイペースだったはずで、心肺機能は高いものを見せた。未勝利戦②ではスタートやや早く中段から、スローからの2F戦で差し切り。

「朝日杯FSへ向けて」好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はなし、悪材料はクラス負けの危険で、前走未勝利戦をクリアしたが、2F戦でレースレベルは低い。新馬戦でエンヤラヴフェイスに完敗したので、GⅠでは苦しいはず。

適性:梅

タガノエルピーダ ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 スローバランスをスタート早く2,3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
新馬戦ではスタート早く、2,3番手先行、スローからの4F戦をスムースに差し切った、L1標識では2馬身程の差があったので、自身のL1は10秒台の可能性があり、高いトップスピードの質と、4F戦で高い持続力を見せた。

「阪神JFへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、新馬戦をマイルで勝っているので好相性。悪材料はクラス負けの危険で、新馬戦を勝ったばかりだし、牡馬今後のGⅠなので通用するか未知数。ただ新馬戦の内容はかなり良く、自身のL1ラップは10秒台に入っていたはず。加えて2着に下したクラウンフォードが、次の未勝利戦で0.3秒差をつける快勝した。このことからもいきなり通用する可能性は十分にあると思う。騎手不安はあるが・・・。

適性:松

タガノデュード ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
コスモス賞 3着 スローバランスをスタートやや遅く中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに3着。
未勝利戦① 4着 平均バランスをスタートやや遅く中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
未勝利戦② 2着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。
未勝利戦③ 3着 重馬場でスローバランスをスタート五分に出て3,4番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
未勝利戦④ 1着 稍重でスローバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し1着。
コスモス賞ではスタートやや遅く中段から、スローからの4F戦で差せなかったので、トップスピードの質は高くない。未勝利戦①ではスタートやや遅く中段の後ろから、平均バランスだが12秒台後半のラップばかりで、ペースが上がらずレースレベルが低い。直線全く伸びていないので、トップスピードの質では勝負にならない。

未勝利戦②ではスタート五分に出て中段のやや後ろから、スローからの5F戦になり2着。直線入り口ですぐ前に居たミラキュラスドラマに、L1で突き放され後ろから迫られたので、1F長い可能性がある。未勝利戦③ではスタート五分に出て先行、重馬場で速いラップを求められていないが、L1で伸びなくなったので2000mは1F長いはず。

未勝利戦④ではスタート五分に出て中段のやや前から、スローからの2F戦で差し切り、マイルに短縮して正解。

「朝日杯FSへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、前走マイルに短縮して勝ち上がったので好相性。悪材料はクラス負けの危険で、未勝利戦脱出に4走を有しているし、タイムも平凡なのでGⅠの流れに対応できるか未知数。

適性:梅

ダノンマッキンリー ・心肺機能はやや高い、パワーは不明、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 ややハイペースバランスをスタートやや早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。
秋明菊賞 1着 平均バランスをスタート遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り快勝。
新馬戦ではスタートやや早く2番手先行、ややハイペースバランスで自身もややハイだったはず、これで押し切って快勝したので、やや高い心肺機能を見せたし、中緩みもなかったので持続力の高さも見せた。秋明菊賞ではスタート遅く中段のやや後ろから、平均バランスで中緩みがない展開で差し切ったので、持続力は高いものを見せたし、トップスピードの質もやや高いものを見せた。

「朝日杯FSへ向けて」好材料:血統。 悪材料:特になし。

好材料は血統面で、お姉ちゃんは今のところ良くないが、近親には凱旋門賞馬や英ダービー馬など、欧州の重賞を好走した馬が山ほどいる。悪材料は特になく、重賞の経験はないが1勝クラスでも0.4差で圧勝しているので、クラス負けの危険もないと思う。

適性:松