2024年阪急杯　全頭評価。その3。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

勝浦特別ではスタート五分に出て押し切り快勝、高い心肺機能とパワーと持続力を見せた。朱雀Sでは3番手先行から押し切り、平均ややスローだったのでもう少し前半が流れた方が良い感じ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

六甲アイランドSでは中段のやや前から、ハイペースバランスで自身もややハイに入っていたはず、これで直線は前が壁になり4着までなので、心肺機能はやや高いものを見せた。再加速に手間取っているので瞬発力は低いが、L1では伸びているのでパワーと持続力の高さはある。

新春Sではスタート五分に出たが中段の後ろから、平均バランスで中緩みの小さい展開、加えて馬場が荒れていてトップスピードの質が問われなかった。これで追い込みが決まって差し切ったので、パワーと持続力の高さを見せた。2024年シルクロードSでは中段からスムースだったが4着まで、直線で後ろからアグリに差されているので、トップスピードの質で見劣り。この時は1着ルガルに2.5㎏、2着アグリに3㎏、3着エターナルタイムに1㎏貰っていたので、斤量の恩恵があった。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

・隠れノーザン

道頓堀Sでは1200mへ短縮、ややスローバランスを中段から差し切った。上がり3F33.3なのでトップスピードの質が高い訳ではないが、下り坂のL2区間で11.0くらいは出しているので、トップスピードの質はまぁまぁで良いと思う。2022年淀短距離Sではややハイペースバランスを3，4番手先行、1F目が12.1と遅くここでは先頭、2F目で下げて行ったのでかなり楽な展開だった。これで直線スムースに抜け出しL1を11.7で纏めているので持続力を見せた。

2022年オーシャンSではコーナーで内ラチにぶつかったし、舌を出していたので集中力を欠いていた感じ。2022年京阪杯ではスタート五分に出で、二の足の速さを生かして中段の前から、直線ではスムースだったが差せずに差されているので、もう少しペースが上がった方が良さそう。2022年タンザナイトSではいつもよりもややスタートが遅く、二の脚の速さでリカバリーして中段の前から、直線全く伸びずに凡走。この時は中2週だったので、疲労の影響があったのかも。

2023年鞍馬Sではスタート五分に出て2番手先行、しっかり粘って3着を確保した。この時は自身よりも先着した2頭に1㎏あげていたので高評価。2023年CBC賞ではスタートやや早かったが中段のやや前から、平均バランスで初手の位置取りが良くなかった。この影響が大きく出たのが直線で、L1標識手前まで前が壁になり3着までだった。瞬発力の低さを見せたが、1着ジャスパークローネ2.5㎏、2着のサンキューユウガに3.5㎏あげていたので、レース内容を考えれば高評価。

2023年セントウルSでは外枠でスタートやや遅く中段から、スムースだったが直線でアグリに切れ負けしているので、トップスピードの質で見劣り。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

山陽特別では平均バランスを中段から、3，4コーナーは外目を回して距離ロスがあったが、持ったまま上がっていき直線も持ったまま圧勝。強烈な持続力を見せた。六甲アイランドSではスタートやや遅く中段のやや後ろから、3コーナーでは中段のやや前にポジションを上げた。直線入り口では前が壁になっていたが、狭いところを抉じ開けてコースを確保すると、一気に加速しているので、馬群に怯まない闘志と瞬発力の高さを見せたし、パワーと持続力の高さも見せた。

ニューイヤーSではスタート遅く中段のやや後ろから、直線で最内に入り前をカットされてしまい凡走。