2024年マイラーズC　全頭評価。その4。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

未勝利戦②では平均バランスを逃げ切り、折り合いはついていたがハナ差なので、溜めて爆発させた方が良さが出そう。朝日杯FSではハイペースバランスにも拘わらず前に行って凡走、ハイペースバランスに対応する心肺機能はない。宝ヶ池特別ではスローからの4F戦を逃げて快勝。L2の10.7では差を広げていないので、トップスピードの質が高い訳ではない。

清水Sではスローからの4F戦にして逃げ切り、L4から11秒台前半を連発しているので、持続力の高さを見せた。2024年京都金杯ではメイン集団の中段の前からで、自身は平均くらいのはず。3着だったが差せずに差されているので、前半が速過ぎた感じ。2024年東京新聞杯では2番手先行、平均バランスで馬場の良いところを走ったが、直線L1で失速したので、クラス負けの可能性が高い。

2024年六甲Sではスタートやや早く中段の前から、中緩みからの3F戦でL3からの11.1-11.3で切れ負け、重馬場だったが速いトップスピードの質が問われて凡走した。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

2024年洛陽Sではスタート五分に出て後方から、ハイペースバランスになっていて前半無理をしなかった騎手の好判断。直線もスムースに外に出して伸びたが2着まで、この時は1着ドゥアイズに1㎏貰っていた。トップスピードの質と持続力の高さを見せた。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

関門橋Sではスタート早く中段のやや前から、スローからの3F戦だが稍重でトップスピードの質が問われず、持続力で差し切れた感じ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

浜名湖特別ではスローからの4F戦で、L2最速10.8に対応している、ただしL1で引き離されたので、トップスピードの質はやや高く、持続力もやや高いという評価で良いと思う。菊花賞では3，4コーナーで11秒台のラップに対応できず、スピード負けしている。西宮Sではスタート五分に出て先行、内からスムースに抜け出したが2着まで。トップスピードの質で見劣ったが、L2で10.7を出しているので下り坂で対応してきた。この時は1着ピンハイと4㎏差だったので、高評価で良いと思う。

ノベンバーSでは逃げて2着、L2標識まで追い出しを待ってしまい、リードを守り切れなかった。立雲峡Sではスタート五分に出て中段の前から、ハイペースバランスで自身もハイペースに入っていたはずなので、心肺機能の高さを見せた。ただこの時は前半から掛かっていたので、2着でも高評価だし、スピード能力の高さを見せた。

但馬Sでは休み明けの影響なのかスタートでやや遅れた、前脚を上げてしまい遅れて中段のやや後ろから、掛かり気味だったが許容範囲で、直線で詰まってしまい凡走。スピカSでは重馬場でハイペースバランスをやや離れた2番手から、自身もハイペースバランスで押し切ったので心肺機能の高さを見せた。2023年大阪杯ではスタートやや早く2番手先行出来たが、大外枠で前に馬を置けず掛かってしまい、4コーナーで苦しくなって凡走。

2023年メイSではスタート遅く、リカバリーして中段から、ラップが落ちない中でリカバリーしたために脚を使ってしまった感じで、中緩みも小さかったために息が入らず伸びなかった。2023年毎日王冠では終始最内を回して6着、GⅠ馬から0.4秒差なので、直線の内側が相当よかった可能性がある。

2023年福島記念ではハイペースバランスを中段から、息が入らない展開で反応が悪くなったので、心肺機能が落ちてきたかも。2024年東風Sではスタートやや遅く中段のやや後ろから、自身はスローだったはずで心肺機能が問われず、直線伸びてきたのでマイルくらいが合っているのかもしれない。2024年六甲Sではスタート遅く中段のやや後ろから、スローからの3F戦で伸びなかったので、トップスピードの質で見劣り。