2024年函館SS　全頭評価。その3。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

勝浦特別ではスタート五分に出て押し切り快勝、高い心肺機能とパワーと持続力を見せた。朱雀Sでは3番手先行から押し切り、平均ややスローだったのでもう少し前半が流れた方が良い感じ。2024年阪急杯では中段の前から、3，4コーナーで中目を回した分だけ伸びきれず4着。2024年春雷Sではスタートやや早く中段のやや前から、やや高いトップスピードの質で差し切り。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

2023年UHB賞ではスタートやや早く2番手先行、ややスローバランスになり、まぁまぁのトップスピードの質で差し切り。2023年キーンランドCでは逃げて2着、重馬場でハイペースバランスなので心肺機能と持続力の高さを見せた。ただ後ろから全く伸びて来なかったので、馬場に助けられた印象がある。

2024年カーバンクルSでは2番手先行して凡走、この時は休み明けでプラス8㎏だし、牡馬換算で59㎏を背負わされていたので、L1で一杯になった感じ。2024年オーシャンSでは稍重でハイペースバランスを先行して凡走、前半33.3に対応できなかった。2024年春雷Sでは逃げて凡走、平均バランスで1分7秒台に対応できなかった感じ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

2023年洛陽Sではスタート五分に出て中段のやや前から、L2では追走まででL1で差し切ったので、パワーと持続力の高さを見せた。2023年マイラーズCではスタートやや遅く中段のやや後ろから、追い出しが遅れてしまい伸びずに凡走。2023年米子Sではスタートやや遅く中段から、ハイペースバランスで自身も平均に入っていたはず、これで直線入り口で内に刺さってしまいバランスを崩している。その後も全く伸びなかったので、心肺機能で苦しくなった可能性がある。

2023年富士Sではスタート五分に出て中段のやや前から、ハイペースだが自身はややスローくらいのはずで、心肺機能は問われていないはず。直線に入って反応が悪く全く伸びなかったので、トップスピードの質が下がった可能性がある。2024年六甲Sでは逃げて凡走、L1で減速率が大きくなったので、適性距離が短くなった可能性がある。

2024年鞍馬Sではややスローバランスを中段のやや前から、やや高いトップスピードの質と持続力を見せた。1200mで良さを見せてきたので、距離適性が短くなった。