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2024年エリザベス女王杯 全頭評価。その1。

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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

エリカヴィータ 特性 ・心肺機能は不明、パワーはまぁまぁ、瞬発力は不明。              ・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。     ・左回りの方が良さそう。
レース名(ペース) 着順(馬場状態) 内容
新馬戦(スローバランス) 1着(良) スタート~道中 スタート良く中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに抜け出し快勝。
フェアリーS(平均バランス) 10着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段の後ろから。
3,4コーナー 中目をスムースだったが4コーナー出口で寄られてバランス崩す。
直線 諦めて流れ込むだけ。
フローラS(平均バランス) 1着(良) スタート~道中 スタート良くやや離れたメイン集団の前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに差し切り。
オークス(スローバランス) 9着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったがL2標識過ぎから減速率が大きくなり凡走。
秋華賞(ややスローバランス) 13着(良) スタート~道中 スタートやや遅く中段の後ろから。
3,4コーナー 外目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2022年ターコイズS(平均バランス) 9着(良) スタート~道中 スタートやや遅く後方から。
3,4コーナー 外目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年愛知杯(スローバランス) 14着(重) スタート~道中 スタートやや遅く中段から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年福島牝馬S(スローバランス) 10着(良) スタート~道中 ゲートの中で煩くスタート遅れて中段の後ろから。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年メイS(スローバランス) 5着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに5着まで。
2023年府中牝馬S(スローバランス) 11着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年ディセンバーS(スローバランス) 4着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったがジリジリまでで4着。
2024年愛知杯(ハイペースバランス) 10着(良) スタート~道中 スタートやや早くやや離れたメイン集団の中段から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2024年福島牝馬S(スローバランス) 5着(良) スタート~道中 スタートやや遅く中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2024年マーメイドS(ややハイペースバランス) 7着(良) スタート~道中 スタート五分に出て離れたメイン集団の中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2024年クイーンS(スローバランス) 11着(稍) スタート~道中 スタートやや遅く後方から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 伸びずに凡走。
2024年新潟牝馬S(ハイペースバランス) 6着(良) スタート~道中 スタート五分に出て3番手先行。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
新馬戦ではスタート良く中段のやや前から、直線L2で自身11.0くらいを出して勝負を決めてしまった。L1でも11.4で纏めているので、まぁまぁのトップスピードの質とまぁまぁの持続力を見せた。フェアリーSではスタート五分から中段の後ろ、4コーナー出口で内の馬が寄れたことで影響を受けバランスを崩す、大事を取ってここで止めた感じで流れ込むだけ。

フローラSでは平均バランスだが中緩みが大きく、L4が12.8まで落ちている。スタート良くやや離れたメイン集団の前からスムース、中緩みからの3F戦になりⅬ1で差し切ったので、トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。オークスでは中段のやや前から、スムースなレースだったがL2標識過ぎから減速率が大きくなったので、距離適性が出た可能性が高い。秋華賞ではスタートやや遅く中段の後ろから、4コーナーから直線にかけて外を向いて走っているので、右回りは良くない可能性がある。

2022年ターコイズSではスタートやや遅く後方から、4コーナーですぐ後ろに居たフィアスプライドに交わされているので、トップスピードの質で見劣り。2023年愛知杯ではスタートやや遅く中段から、重馬場だがスローからの3F戦で11秒台前半に対応できずに凡走。2023年福島牝馬Sではゲート内で煩く出遅れて中段の後ろから、スローからの4F戦で、L4から11秒台半ばを連発するラップに追走まで。

2023年メイSではスタート五分に出て中段から、直線スムースだったがL3からの11.3-11.4に追走までで5着、トップスピードの質が高くないことを見せた。2023年府中牝馬Sではスタート五分に出て中段のやや前から、スローからの3F戦になりトップスピードの質で見劣り。2023年ディセンバーSではスローバランスだが、中緩みのない展開を中段のやや前から。持続力勝負になってジリジリ伸びたが4着まで、この時は56㎏で斤量の恩恵がなかった。

2024年愛知杯ではスムースだったがL2で一杯になった感じで、1F長かった。2024年福島牝馬Sではスタートで寄れてしまいやや遅れる、ゲート内で煩かった。スローからの4F戦を中段のやや前からスムースだったが、直線でトップスピードの質で見劣った。2024年マーメイドSでは離れたメイン集団のやや前からで、自身はスローだったはずなので、心肺機能は問われず。直線34秒台の前半が求められて対応できなかった。

2024年クイーンSではスタートやや遅く後方から、全く伸びずに凡走。2024年新潟牝馬Sではスタート五分に出たが進んで行かない感じで、押して押してかなり促してやっとこさ先行出来た感じ。ハイペースで心肺機能で苦しくなり、直線は伸びずに凡走。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はなし、悪材料はクラス負けの危険で、前走は休み明けでプラス18㎏だったが、先行するのにも苦労していたし、直線も全く伸びず。重賞では勝負になっていないので、GⅠでは苦しいはず。

適性:梅

キミノナハマリア ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。    

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
エリカ賞 3着 スローバランスをスタートやや早く左に寄れて2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに3着。
1勝クラス 2着 平均バランスをスタート五分に出て押して押して少頭数の中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
君子蘭賞 1着 スローバランスをスタート五分に出てジリジリ中段の前に、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
フローラS 11着 スローバランスをスタート五分に出て3,4番手先行、3,4コーナー中目を回して直線中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
オークス 18着 ややスローバランスをスタート五分に出て2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2024年福島牝馬S 14着 スローバランスをスタート五分に出て中段から、3コーナー入り口でアクシデントに巻き込まれて最下位で完走。
五稜郭S 1着 稍重で平均バランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。
2024年札幌日経OP 3着 ややスローバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
エリカ賞ではスタートやや早かったが左に寄れて隣の馬に激突、スローからの5F戦を2番手先行して、差せずに差されて3着なのでトップスピードの質で見劣り、持続力の高さは見せた。1勝クラスではスタート五分から押して押して中段の前、平均バランスで一本調子のラップ推移で2着、持続力とパワーを見せた。君子蘭賞ではスタート五分に出て、ジリジリ中段の前に上がりソロっと出した感じ。スローからの4F戦でL2で先頭を捉えているので、まぁまぁのトップスピードの質は見せた。L1で差を広げているのでパワーと持続力の高さを見せた。

フローラSではスタート五分に出て3,4番手先行、L3からの11.2-11.3で一杯になり凡走、トップスピードの質の低さを見せた。オークスでは先行したが凡走、L3で一杯になっているので距離の可能性が高い。2024年福島牝馬Sでは3コーナー入り口でアクシデントに巻き込まれて最下位完走、このレースは度外視。

五稜郭Sではスタート五分に出て中段のやや後ろから、稍重で平均バランス、中緩みのない展開で持続力が生きた。2024年札幌日経OPではスタート五分に出てメイン集団の中段から、中緩みからの3F戦で3着に流れ込んだ感じ。トップスピードの質で見劣った。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、1800m~2600mまで好走しているので、2200mはこなせるはず。悪材料はクラス負けの危険で、福島牝馬Sはアクシデントに巻き込まれたので度外視して良いが、3歳時の重賞では勝負になっていない。道悪との相性が良いので、雨待ちかな~。

適性:梅

コスタボニータ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
1勝クラス 1着 稍重で平均バランスをスタートやや早く中段から、3コーナーで中段の前に上がり4コーナー中目、直線スムースに抜け出し快勝。
Mジェンティルドンナ 1着 稍重で平均バランスをスタートやや早く縦長の中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
元町S 4着 スローバランスをスタートやや早く少頭数の中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線詰まっているが影響はなく4着。
秋色S 14着 平均バランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
初音S 1着 スローバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し1着。
2023年阪神牝馬S 3着 稍重でスローバランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて3着。
2023年メイS 6着 スローバランスをスタート五分に出て中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年クイーンS 3着 スローバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線入り口でやや待たされてからジリジリで3着。
2023年府中牝馬S 8着 スローバランスをスタート早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年ディセンバーS 2着 スローバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線待たされてから伸びて2着。
2024年愛知杯 3着 ハイペースバランスをスタートやや早くやや離れたメイン集団の中段やや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
2024年中山牝馬S 5着 稍重でスローバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2024年福島牝馬S 1着 スローバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線詰まったが進路変更して差し切り。
2024年マーメイドS 10着 ややハイペースバランスをスタート遅く離れたメイン集団の後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2024年小倉記念 2着 ハイペースバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
2024年府中牝馬S 11着 ややスローバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
1勝クラスでは稍重で平均バランスを中段から、スローからの4F戦を快勝したので持続力の高さを見せた。Mジェンティルドンナでは稍重で平均バランスをスタートやや早く中段、縦長になり2F目の速いラップには付き合っていない。これでL4の11.8で前との差を詰めているので、11秒台の半ば位を連発して押し切っている。持続力は相当に高い。

元町Sでは実質スローからの3F戦になり4着。この時は直線で前が壁になっているが、L2が10.9で流れていたので詰まってブレーキはしていないので、影響はなかったはず。秋色Sではスタートで遅れて後方から、平均バランスだったが、中緩みからの3F戦で直線全く伸びなかったので、トップスピードの質で見劣り。

初音Sではスタートやや早く中段の前から、直線はL2で一旦タガノパッションに前に出られたが、L1で差し返して1着なので、トップスピードの質ではやや見劣り、持続力で上回っている。2023年阪神牝馬Sではスタートやや早く中段から、スローからの3F戦になったが、稍重でトップスピードの質が問われなかったことと、内優位の馬場で3着に好走した。

2023年メイSではスタート五分に出て中段の前から、中緩みの小さい展開だったが、L3からの11.3-11.4で見劣りここで前に離される。L1では盛り返しているのでバテてはいないので、トップスピードの質で見劣り持続力で勝った。2023年クイーンSでは中段のやや前から、直線入り口でやや待たされてしまい、瞬発力の低さから加速に手間取り3着まで。

2023年府中牝馬Sではスタートやや早かったが、ディヴィ―ナに譲ってしまい、やや離れて中段の前から。スローからの3F戦に付き合ってしまい、トップスピードの質で見劣り凡走、騎手と手が合っていない。2023年ディセンバーSでは中段のやや前から、中緩みの小さい展開でトップスピードの質が問われなかったが、直線L1標識まで前が壁になって待たされ、空いてからジリジリ伸びたが2着まで。

2024年愛知杯ではスタートやや早くメイン集団の中段のやや前から、スムースだったがL1で甘くなってしまった。この時は55㎏のトップハンデタイだった。2024年中山牝馬Sではスローからの5F戦を中段のやや前から、稍重が良くなかったのか、トップスピードの質でも見劣っている。

2024年福島牝馬Sでは中段の前から、スローからの4F戦で直線L1標識過ぎまで詰まってしまう酷い騎乗だったが、進路変更してから一気に伸びて差し切った。瞬発力の高さを見せた。2024年マーメイドSではスタートで立ち上がってしまい後方から、ハイペースだったがメイン集団はスローで、トップスピードの質で見劣り凡走。

2024年小倉記念では離れたメイン集団の前からで、自身は平均くらい。これでトップスピードの質が問われずスムースだったが、差されて2着まで。1着のリフレーミングに1㎏あげていたので、高評価で良いと思う。2024年府中牝馬Sではスタートやや早く中段の前から、スローからの2F戦に対応できずに凡走。

「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:なし。 悪材料:なし。

好材料はなし、GⅢでは酷い騎乗だった福島牝馬Sを勝っているし、阪神牝馬Sで3着があるので、クラス負けの危険はないと思う。京都外回りはL2最速戦になりやすいので、瞬発力のあるこの馬には合うはず。悪材料はなし、このレースは2000mで好走歴がある馬と相性が良いので、初距離だがこなせると思う。

適性:竹+++

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