2025年オーシャンS　全頭評価。その4。

・トップスピードの質はやや低い、持続力は高い。

知立Sではスタート五分に出て中段の前から押し切り、自身平均くらいでまぁまぁの心肺機能と、高いパワーと持続力を見せた。2025年シルクロードSではスタートで遅れて中段のやや後ろから、トップスピードの質で見劣り凡走。

皆生特別ではスタート早く2番手先行から押し切り、この時は2着のテイエムトッキュウが57㎏、自身52㎏なので高評価は出来ない。2022年CBC賞ではスタート五分から逃げて圧勝、この時は48㎏で参考にならない。2022年北九州記念では51㎏で逃げたが凡走、直線入り口から中目に出してしまいコース取りも良くなかった。2022年スプリンターズSではスタートで後手を踏み、リカバリーして逃げたが、勢いが付き過ぎて2F目が10.1、ここまでハイペースになってしまうと苦しくなり凡走。

2022年京阪杯ではスタート五分に出てリカバリーして3番手先行、スムースだったがL1標識手前で一杯になり凡走。距離が長い感じの負け方で、前に行かない方がいいかも。2023年シルクロードSではスタートやや遅く後方から、全く伸びずに凡走したので、距離が長い可能性が高い。2023年小倉大賞典では1800mに距離を伸ばしたが、1000m通過付近で一杯になっているので、距離が長いんだと思う。

2023年CBC賞ではスタートやや早く2番手先行、スムースだったがL1標識手前で一杯。2023年北九州記念ではスタート五分に出て押して押して先行、L1標識付近で一杯になっているので、1F長い可能性が高い。2023年セントウルSでは逃げ切り、スタート五分だったが他に何が何でも行く馬が居らず、押して押して先頭に立てた。直線スムースに押し切ったが、平均バランスで心肺機能は見せていない。ブリンカーを外した効果と高速馬場が良かったのかも。

2023年スプリンターズSではスタートやや遅く押して押して前に行ったが逃げられず、ハイペースで2番手先行したが直線に入って失速凡走。2024年高松宮記念ではスタートで躓いてしまい逃げられず、重馬場でスピードが乗らずL2で一杯になり凡走。

2024年北九州記念ではスタート遅く1F目でリカバリーしたので、自身は10秒台を3連発したはず。稍重だったこともあり一気に消耗してしまい、3コーナーで一杯になり凡走した。2024年アイビスSDではスタートやや早く先行して3着、軽い高速馬場でスタート決まったことが好走要因。2024年セントウルSではスタート遅く中段の後ろから、全く伸びずに凡走。2024年京阪杯ではスタート五分に出て先行したが凡走、プラス16㎏で走れる状態ではなかった。

デイリー杯2歳Sではスローからの3F戦で4着、L2の10.5は自身のラップだが、ここで出し抜けずに差を詰められたので、トップスピードの質で見劣った。イスラボニータの産駒らしく、パワーと持続力で勝負するタイプで、トップスピードの質はまぁまぁまで。ミルコが乗っているがスタートが良く、逃げ、先行が出来るので成績が安定している。

朝日杯FSではハイペースバランスを中段の前からで、自身も平均くらいのはずで、このペースでは速い上がりに対応できなかった感じ。クロッカスSではスタートで遅れて後方から、かなりのスローバランスで3F戦になり届かなかった。ファルコンSではスタートでやや遅れている、ゲート内でソワソワしているので発馬不安がある。リカバリーして中段まで上がり、直線は内が空いてスムースに抜け出し快勝した。稍重でハイペースバランスなのでL2から12秒台に入る消耗戦、持続力の高さを見せた。

NHKマイルCでは中段のやや後ろから、直線全く伸びていないのでトップスピードの質は高くないし、L1で一杯になっているので距離も長かった。2022年函館SSではスタートで遅れてリカバリー、直線詰まってしまったので度外視。2022年青函Sではややハイペースバランスを中段の前から、自身もややハイだったはずで直線入り口で反応が悪くなったことから、心肺機能で見劣った可能性が高い。

2022年オーロCでは平均バランスを中段の前からで、自身も平均バランスに入っていたはず、これでスムースだったが全く伸びなかったので、心肺機能で見劣り。使える脚が短い感じで、持続力もまぁまぁ。2022年京阪杯ではスタートやや遅く後方から、直線L2区間では反応が良かったので、使える脚が短い感じ。

2022年阪神Cではスタートやや遅かったが、無理やり前に行って自滅。2023年春雷Sではスタート五分に出たが下げ中段の後ろから、直線もジリジリは伸びているが全く勝負にならないので、1200mのペースに戸惑った感じ。2023年谷川岳Sでは重馬場でややハイペースバランスを3番手先行、中緩みからの3F戦になり得意パターンだったが、差せずに差されているのでトップスピードの質で見劣った。

2023年安土城SではL1標識手前で一杯になってしまったので、距離が長かった感じ。2024年ニューイヤーSでは後方から、4コーナーで一杯になっているので、距離が長かった。2024年モルガナイトSではスタート遅く後方から、直線は前が壁になり追えず。2024年鞍馬Sではスタート五分から中段、直線スムースに伸びて2着。超高速馬場でスピードに乗って持続力が生きた形。

2024年京王杯SCではスタート遅く後方から、直線L1標識まではジワっと伸びたが、L1で一杯になり凡走。2024年しらかばSではスタート五分から中段の前、すぐ前に居たシナモンスティックを差せなかったので、トップスピードの質で見劣り。

2024年UHB賞ではスタート五分から中段の前、3，4コーナー最内をスムースに回し、直線もスムースに抜け出した。ハイペースバランスで自身もハイに入っていたはずなので、心肺機能の高さと、持続力の高さを見せた。2024年キーンランドCでは中段のやや前からで差せずに凡走、トップスピードの質で見劣り。

2024年オパールSではスタート五分に出て中段の前から、直線早々に息切れして凡走。2024年京阪杯ではスタートやや遅く中段から、最内をスムースだったがジリジリまでで、リカバリーした分だけ伸びなかった。2025年淀短距離Sではスタート五分に出て中段から、前半は無理をしなかったが、59㎏で直線早々に止めている。

2025年シルクロードSではスタートやや早く中段の後ろから、前半無理をしなかったことで直線伸びてきたが6着まで。

＜クロッカスSとファルコンSを見ると、パワーと持続力は持っているが、11秒台の前半よりも速いラップを4F以上は持続できない感じ、これは前半前に行くと息切れするし、スローからでもロンスパになると苦しくなるということ。クロッカスSのようにスローからの3F戦で本領を発揮する。＞