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2024年東京新聞杯 全頭評価。その5。


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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

アスクコンナモンダ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。    

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

レース名 着順 内容
アーリントンC 9着 平均バランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー中目を回して前が壁になり凡走。
白川郷S 1着 重馬場で平均バランスをスタートやや遅く中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線進路変更して差し切り。
2023年京成杯AH 9着 平均バランスをスタート五分に出てやや離れたメイン集団の後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年キャピタルS 3着 スローバランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
アーリントンCではスタートやや早かったが、挟まれて徐々にポジションを下げてしまい中段から、直線入り口でも前が壁になり、再加速に手間取り凡走した。瞬発力の低さを見せた。白川郷Sではスタートやや遅く中段の後ろから、最内から徐々にポジションを上げて中段。直線は2度進路変更しているが、L2から減速するラップ推移で、瞬発力よりも持続力が問われて差し切り。

2023年京成杯AHではスタート五分に出たが後方から、前残りの展開で全く伸びなかったが、直線入り口ですぐ内に居た4着メイショウシンタケにトップスピードの質で見劣り。2023年キャピタルSではスローからの3F戦で3着、中段の後ろからになり届かなかったので、後ろから届くほどのトップスピードの質はない。

「東京新聞杯へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、同コースで0-1-1-0と好相性。悪材料はクラス負けの危険で、前走のリステッドで3着だが、1着ドーブネに0.5秒、2着プレサージュリフトに0.3秒離されている。2走前の京王杯AHでは全く勝負にならなかったので、重賞では不安がある。

適性:梅

トゥードジボン ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は高い。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

新馬戦 3着 スローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。前半から掛かっていた。
未勝利戦① 12着 ややハイペースバランスを出遅れ後方から中段の前へ、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。この時休み明け。
未勝利戦② 1着 平均バランスを逃げ切り。先頭に立つと折り合いが付いている。
朝日杯FS 9着 ハイペースバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
宝ヶ池特別 1着 スローバランスをスタートやや早く逃げ切り快勝。
清水S 1着 スローバランスをスタートやや早く逃げ切り快勝。
2024年京都金杯 3着 ハイペースバランスをスタートやや早く離れたメイン集団の中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
新馬戦では掛かりっぱなしで、直線伸びを欠き3着まで。未勝利戦①では休み明けの影響かで遅れ、問題はここからで、レースの2F目が10.8を後方方中段の前かでリカバリーしている、恐らく自身は10.0くらいで走っているはずで、これをラストに出せればとんでもないトップスピードの質を見せるはず。このレースでも掛かっていたので、直線は失速したが、社台F生産馬で休み明けの影響もあったはず。

未勝利戦②では平均バランスを逃げ切り、折り合いはついていたがハナ差なので、溜めて爆発させた方が良さが出そう。朝日杯FSではハイペースバランスにも拘わらず前に行って凡走、ハイペースバランスに対応する心肺機能はない。宝ヶ池特別ではスローからの4F戦を逃げて快勝。L2の10.7では差を広げていないので、トップスピードの質が高い訳ではない。

清水Sではスローからの4F戦にして逃げ切り、L4から11秒台前半を連発しているので、持続力の高さを見せた。2024年京都金杯ではメイン集団の中段の前からで、自身は平均くらいのはず。3着だったが差せずに差されているので、前半が速過ぎた感じ。

「東京新聞杯へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:初輸送。

好材料は距離適性でマイルは4-2-2-3と好相性。悪材料は初輸送で、関東圏への輸送は初めてで未知数。京都金杯では3着だが55㎏なので、クラス負けの危険も若干ありそう。前半で速いラップを踏んでしまうと、末が甘くなりそうで展開に左右されそう。

適性:竹+

ホウオウビスケッツ ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 平均バランスをスタート早く逃げ切り。
フリージア賞 1着 スローバランスをスタート早く逃げ切り快勝。
スプリングS 2着 重馬場でハイペースバランスをスタート五分に出て2,3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
皐月賞 17着 重馬場でハイペースバランスをスタートやや早く右に寄れ中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
ダービー 6着 ややスローバランスをスタート早く離れたメイン集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが6着まで。
2023年中日新聞杯 12着 スローバランスをスタート五分に出て逃げて凡走。
新馬戦ではスタート早く逃げ切り、平均バランスだが中緩みからの3F戦にして押し切り、まぁまぁの心肺機能とパワーを見せた。フリージア賞ではスタート早く逃げ切り、スローからの5F戦で高い持続力を見せた。スプリングSでは重馬場でハイペースバランスを2,3番手先行、自身もハイペースだったはずで心肺機能の高さを見せたし、馬場の良くない内で粘ったのでパワーと持続力を見せた。

皐月賞では17着、スタートで右に寄れてトップナイフに体当たり、中段の前からで自身もハイペースに入っていたからか、直線伸びずに凡走した。スプリングSよりもペースが速かったので、対応できなかった可能性もあるが、休み明け3走目で疲労の疑いも残る。ダービーではスタート早く離れたメイン集団の前から、この時はスタートで左に寄れている。L1までは先頭で踏ん張ったが6着、前半掛かった分だけ粘れなかった。

2023年中日新聞杯ではスローからの4F戦を逃げて凡走、前半掛かっていた。この時は休み明けでプラス8㎏、非ノーザンF生産馬で仕上がっていなかった感じ。

「東京新聞杯へ向けて」好材料:距離適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、新馬戦でマイルを勝っているし、この馬の曾祖母のマンファスが1800m以下で好走している。このマンファスはキングカメハメハのお母さんなので、血統的にもマイルは合う可能性が高い。ダービーと前走の中日い新聞杯でも前半は掛かっていたので、マイルのペースで折り合えればチャンスはありそう。前走は休み明けでプラス8㎏、非ノーザンF生産馬なので一叩きされて上積みが見込める。悪材料はクラス負けの危険で、この世代は他の世代に比べると弱い印象で、通用するかどうか不安。

適性:竹

ルージュリナージュ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。    

・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
2勝クラス 1着 スローバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
むらさき賞 17着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
長岡S 2着 平均バランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線L2まで前に詰まって2着まで。
ユートピアS 1着 ややスローバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
ターコイズS 11着 ややスローバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2勝クラスではスローからの3F戦を、中段の前から差し切り。L2標識で追い出されたが、ジリジリしか伸びていないので、瞬発力が高くない感じ。やや高いトップスピードの質を3F持続した。むらさき賞では中段のやや前から全く伸びずに凡走、前走と同じスローからの3F戦だったが、前半の1000mが62.2に対して、今回は59.1で前半で足を使ってしまった感じ。

長岡Sでは平均バランスを中段の後ろからで、前半は自身ユッタリ入れた。直線でL2まで前に詰まってしまい、L1で伸びたが2着まで。瞬発力の低さを見せたが、トップスピードの持続力は見せた。ユートピアSではスタート遅く後方から、ややスローからの3F戦になり外からスムースに差し切り。前半ゆったり入って足が溜められたし、直線もスムースだったので、やや高いトップスピードの質とやや高い持続力を見せた。

ターコイズSではスタート遅く後方から、上がり3F最速だが届かなかったので、展開待ちになってしまう。

「東京新聞杯へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか、クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、府中では1800mで2勝、2000mでも勝っている。距離もマイルは長岡Sで2着なので好相性で良いと思う。悪材料は届くかどうかで、この馬は前半無理をすると末が甘くなる感じで、むらさき賞がそれで凡走したんだと思う。前走のように前が止まらない流れだと届かないし、展開待ちになってしまう。クラス負けの危険も当然あって、牡馬混合の重賞では通用するかどうか未知数。

適性:竹-