みやや競馬

2022年阪神JF 予想。まだ本気で走っていない。

土曜日の馬場情報 良馬場  Bコース

向正面直線および正面直線の内側に部分的な傷みが見られますが、その他の箇所については概ね良好な状態です。

馬場状態は土曜日の時点で良馬場です、金曜日に散水していますが土曜日朝の時点で乾いているし、今の阪神は異様に水捌けが良いので日曜日も乾くはず。土曜のリゲルSが走破時計1:33.6、上がり最速33.2なので標準的な良馬場のタイム。逃げ・先行で決まっているので内・前優位でしたが、前半が遅過ぎて参考外。中段の中目を回していたワールドウィンズが上り33.4で4着に伸びてきたので、中目までは大きなロスがなさそうですね。

◎ウンブライル 

○リバティアイランド

▲ラヴェル                          

△シンリョクカ                  

複勝 ⑰                       

馬連 BOX ③⑨⑰⑱ 6点        

3連単 BOX ③⑨⑰⑱ 24点

逃げるのはサンディーテソーロ、イティネラートル、ハウピアが先行。中段の前からリバーラ、エイムインライフ、シンリョクカ、中段のやや前からアロマデローサ、ミスヨコハマ、ドゥ―アイズ。中段からドゥーラ、ムーンプローブ、中段のやや後ろからリバティアイランド、ウンブライル。中段の後ろからキタウイング、ミシシッピーテソーロ、ブトンドール、後方からモリアーナ、ラヴェルという並びを想定。

逃げて勝ち上がってきたのはサンディーテソーロ、イティネラートル、リバーラの3頭、1枠のサンディーテソーロがスタート決めれば主張しそうで、イティネラートルとリバーラは無理に競り掛けることはないと思いますが。岩田望騎手は無理やり逃げ争いに行くタイプではないし、石橋騎手もリバーラで2走前に差しに回って勝っているので、この2頭は控えて先行策だと思います。ハウピアがスタート速いので先行ですね。

スタートがやや早いのはシンリョクカ、エイムインライフ、スタート五分に出そうなアロマデローサ、ドゥアイズ、ドゥーラ、ムーンプローブが中段。ミスヨコハマはミルコに乗り替わってスタート出るかどうかですね。中段のやや後ろからリバティアイランド、前走は詰ったので内に入れずに、いつでも外に出せる位置取りのはず。その外にウンブライル、スタート次第ではもう少し前に行くかもしれませんね。

キタウイング、ミシシッピーテソーロ、ブトンドールは中段の後ろから、ラヴェルもスタートが改善しないと後ろからになるはず。モリアーナは前走スタートの悪さを見せましたね、発馬で首を上げて遅れましたが、外枠だったのでリカバリーして2番手へ上がりました。今回は内目の枠で同じような発馬だと、リカバリーできずにポジションが取れないのではないかと。

4コーナーです、このレースはコース形態の影響から、中緩みができやすく馬群は凝縮しやすい。恐らく今回前に行くサンディーテソーロ、イティネラートル、リバーラも中緩みを作ると思います。当然後続は馬群が凝縮してL3から一気にペースアップする形。昨年はL3でもペースが上がらずL3が12秒台で、L2で10秒台に入る展開でした。なので外からドゥ―アイズ辺りが先捲りに行かないと、この辺りでも前はのんびりしているかも。中段から外を回す組はL3標識辺りから、スムースに加速して直線に入ってくると思います。昨年のサークルオブライフのイメージですね。

直線L2標識付近です、直線入り口で馬群は外へ広がりますが、前後には広がらずにここからトップスピードの質が問われると思います。レシステンシア位の瞬発力を持っていれば、ここで勝負を決めてしまうだけのリードを奪えると思いますが。中目から内目はコース取りに苦労するかも、外からはスムースのはずです。

直線L1標識付近です、L2区間でトップスピードの質が問われますが、下り坂区間である程度は誤魔化せるはず。内でシンリョクカ、アロマデローサ、ミスヨコハマ、モリアーナがスムースに伸びるかどうか、コース取りは難しいと思います。外からウンブライル、リバティアイランド、ラヴェルはスムース。ここからは上り坂でトップスピードの質をどこまで維持できるかどうか。エイムインライフは血統的に1F長い感じで、Ⅼ1で失速しそう。スムースならシンリョクカが伸びそうですが・・・。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ウンブライル  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:血統。 悪材料:特になし。

新馬戦、もみじSとノーステッキで圧勝してきました。まだまだ本気で走っていない感じで、調教に乗った横山武騎手も相当な評価をしています。前走で阪神への輸送を経験していることも好材料で、準備万端で本番を迎えそうですね。

 

○リバティアイランド  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質は高く、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:展開。

新馬戦の上り3Fが注目されましたが、新潟なので参考外です。むしろ前走のアルテミスSであれだけ詰まって待たされたにもかかわらず、クビ差まで詰めた瞬発力とトップスピードの質が高評価ですね。先着されたラヴェルがスムースでしたから、評価はこちらが上。コロナの影響で川田騎手が心配されましたが、騎乗できることも好材料で、今回は詰ることはないと思います。

▲ラヴェル  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。

好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

前走のアルテミスSでトップスピードの質と持続力の高さを見せていますから、このレースの展開にはドンピシャ。スタートが良くないので、後方からだと届かない可能性が高くなります。

                         

△シンリョクカ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。

好材料:距離適性。 悪材料:初輸送、騎手不安。

新馬戦で見せたL2のスピードは目を見張るものがあり無視できません。騎手不安は大きいのですが、スムースなら頭まであってもいいだけのポテンシャルはあると思います。