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2024年東京新聞杯 予想。有終の美を飾れ。


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土曜日の馬場情報 良馬場  Dコース

1週使用しましたが、傷みも少なく概ね良好な状態です。

土曜日の馬場状態は良馬場、10Rのテレビ山梨杯が1400mの2勝クラスで1:19.9、上がり最速はキタノブライドで33.4でした。クラスを考えればかなり速い時計が出ています。明日にかけては午前中に小雨の予報がありますが、馬場状態に影響する程ではないと思うので、引き続き良馬場、高速馬場と見ています。

◎アヴェラーレ

○ウンブライル

▲ホウオウビスケッツ                          

△マテンロウスカイ                                

★マスクトディーヴァ                               

☆ジャスティンカフェ                                 

※コナコースト                                      

xウインカーネリアン                               

穴フリームファクシ                 

3連複 ⑯=⑤⑥⑦⑧⑨⑪⑫⑮=⑤⑥⑦⑧⑨⑪⑫⑮ 28点

逃げるのはウインカーネリアン、ホウオウスピリッツ、トゥードジボン、サウンドビバーチェが先行。中段の前からマテンロウスカイ、コナコースト。中段のやや前からサクラトゥジュール、ダノンタッチダウン。中段からアスクコンナモンダ、マスクトディーヴァ、アヴェラーレ。中段のやや後ろからジャスティンカフェ、ドルチェモア、フリームファクシ。後方からルージュリナージュ、ウンブライルという並びを想定。

大問題はペースです、三浦騎手はウインカーネリアンで何度もやらかしていますね。昨年のこのレースは中緩みを作らない平均バランスで逃げ切りましたが、安田記念はややスローバランスで、トップスピードの質が問われる展開にしてしまい凡走。毎日王冠もスローバランスにしてしまい凡走。マイルCSは逃げずにスローバランスを容認してしまい凡走。

この馬は新潟以外ではトップスピードの質が問われると凡走しますから、ややハイペースから平均で中緩みのない展開が理想的。三浦騎手がそのペースを作れるかどうか。これは三浦騎手に出来るかどうかではなく、馬にお任せという感じで、走ってみないと分からないですね。

ウインカーネリアン以外に何が何でも逃げたい馬が居ないので、先頭に立った時点で緩めてしまう可能性が高いと思います。なのでスロー迄落ちるかはわかりませんが、ややスローくらいで前半の4F46秒台後半くらい。こうなるとトップスピードの質が問われると思います。

前走の京都金杯で大逃げを打ったドルチェモアは、転厩してどうやら控えるようです。足を溜める競馬とのことなので、中段よりも後ろからでしょうね。サクラトゥジュールはキング騎手なので、ある程度の位置は取ってくると思いますが、内枠で先行まではないと思うので、中段のやや前ですね。

アヴェラーレはルメール騎手以外だと中段からなので、キングスコート騎手で中段辺り。その内にマスクトディーヴァ、外に出してしまった方がが良いと思いますが、岩田望騎手でそこまでは考えないと思います。ジャスティンカフェも坂井騎手の継続で内目の枠、前走のマイルCSでも内から差してきて3着なので、同じようにに乗るでしょうね。

4コーナーです、三浦騎手が中緩みを作れば馬群は凝縮、特に馬群の外を回す馬は押し上げやすくなり、アヴェラーレ、フリームファクシ、ウンブライルがジワっとポジションを上げてくるはず。マスクトディーヴァやジャスティンカフェは、動くに動けないと思います。

直線L2標識付近です、ウインカーネリアンが先頭で、隊列に大きな変化なく直線に入ってくると思います。L3は11秒台の前半に入るはずですが、前半が遅くなれば全馬こなせるはず。ジャスティンカフェが内に拘った位置取りをしていると、加速したいこの区間で待たされる可能性がありますね。これはマスクトディーヴァも同じで、外にウンブライルあたりが居ると、ルメール騎手に蓋をされそう。

直線L1標識付近です、L2区間で10秒台に入る可能性があり、かなりのトップスピードの質が要求されそう。こうなるとウインカーネリアンは苦しくなるはずで、この辺りまでは先頭で踏ん張ると思いますが、リードは無くなると思います。トップスピードの質が高いのはアヴェラーレ、ウンブライルがスムースに伸びてくるはず。フリームファクシは58㎏だし、スピードに乗り切れるかどうかですね。あとは内のマテンロウスカイ、マスクトディーヴァ、ジャスティンカフェはL2区間で前が空くかどうかですね。

ここからアヴェラーレがスムースに伸びて、それにフリームファクシとウンブライルが追走してどこまで迫れるか。問題は内に行った馬で、マスクトディーヴァとジャスティンカフェが、どの辺りで自分のコースを確保できるか。騎手が岩田望騎手と坂井騎手なので、詰まって追い出しが遅れるようだと届かないリスクが出てきます。マテンロウスカイは内が空くかどうかでしょうね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎アヴェラーレ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。  

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

この馬はトップスピードの質が高いので府中向きですね、外枠に入ったことで詰まる危険はないし、キングスコート騎手でも大丈夫でしょ。昨年の関屋記念で取らせてもらったので、ラストランになりそうですが、最後にもう一回馬券になって欲しいです。

○ウンブライル  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。   

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:手術明け。

手術明けですが調教は良かったようですね、水曜日迄騎手未定でしたから、出走にかなり慎重だったはず。これで出走するということは、陣営として勝ち負けできる、最低でも賞金を加算できる自信を持てたんだと思います。

▲ホウオウビスケッツ  ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:距離適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。

GⅢで無視できない騎手の一人が岩田康騎手です、しかも調教に乗ってこの馬の特徴を掴んだようで、ワンペースなところがある、と言い切っているので期待できます。もちろんハイペースにならないと切れ負けすると思いますが、ウインカーネリアンと一緒に好走するタイプですね。

                          

△マテンロウスカイ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

ウインカーネリアンがスローに落としたり、中緩みを作るようだと、この馬のトップスピードの質が生きると思います。前走のリゲルSがスローからの実質3F戦で、上がり3F33.3でした。もちろん下り坂を利用できたので、そこは考えないといけませんが、スムースなコース取りが出来れば、前に居て粘れるかも。

                                

★マスクトディーヴァ   ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質は高く、持続力はやや高い。

好材料:血統。 悪材料:休み明け、初輸送。

初距離、初輸送、騎手不安と嫌な感じの1番人気ですね。6番枠なので内に入ってしまうと、直線で追い出しが遅れる可能性があり、取りこぼすのではないかと。

                              

☆ジャスティンカフェ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。 

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

この馬も内目の枠で、枠の並びからも最内に収まってしまう可能性があり不安ですね。前走のマイルCSが内から伸びて3着に好走したので、外に出しては来ないかと。

                                 

※コナコースト  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:騎手不安。

戸崎騎手と手が合うかどうかですが、正直言って合わないと思います。スローなら容認してトップスピードの質で見劣りそう。ですが桜花賞で重い印を打った馬なので、復活して欲しいですね。

                                      

xウインカーネリアン  ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。  ・休み明けでも走る。

好材料:コース適性。 悪材料:騎手不安。

ペース次第。

                               

穴フリームファクシ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険。

前走の京都金杯は不利な外を回して5着、4着のアヴェラーレに斤量貰っていたので、額面通りには受け取れませんが、マイルに慣れれば大穴で激走に期待。菅原騎手はGⅢになると複勝率と回収率が期待できる。