走破時計 1:07.1 前半600m 32.8 上り3F 34.3
まずは馬場状態から、良馬場で行われ走破時計も想定通りの1分07秒1というものでした、超高速までは行きませんでしたが超高速寄りの高速馬場でしたね、これも想定通りでした。この馬場であわやの6着に来たダイメイプリンセスには驚かされたので、高速馬場適性を評価しないといけませんし、坂が苦手という評価をしてしまいましたが、これも訂正しないといけません、まぁ坂では失速してはいますけどね。
このレースラップから分かるのはモズスーパーフレアの特性ですね、この馬は前半のペースが速かろうが遅かろうが、上がり3Fで使えるスピードは34秒台前半が限界という事です。今回の上り3Fが34.4、カーバンクルSが34.2、ラビスラズリSが34.1です。こういうタイプは今回のように前半から飛ばすだけ飛ばして、後続に脚を使わせたうえで粘り込むしかないんですよね。ラビスラズリSの時は前半抑えてしまい、後続に楽をさせてしまうから差されてしまったんですね。
序盤意外に頑張ったのがファンタジストで、休み明け3走目の疲労からスタート出ないかなと思いましたが、豊騎手が上手く出して行って先行させましたね、結構ヒヤヒヤしました。何しろ昨年3着のラインスピリットだけを買えずに3連単20万円を取り逃しているので。イベリスが居てミスターメロディーの位置取りは想定通りでしたね。レッツゴードンキはスタート良かったのになぜか下げてしまいましたね、岩田騎手はどうもレース勘が悪い感じですね。
タワーオブロンドンの位置は想定通りで、ダノンスマッシュを見る位置でした。外にダイメイプリンセスが居たのは想定外でしたが、周りに馬が居なかったのでルメール騎手も冷静でしたね。ディアンドルが道中ズルズル下がってしまうんですよね、3コーナーへの入りで逆手前だったように見えましたが、その影響なのかどうか。みややだけではちょっと確信が持てないので、どなたか手前に詳しい方いたら教えてください。
セイウンコウセイは下がってくるファンタジストの後ろになってしまいましたが、凡走の理由はそれだけではない感じですね、この辺りで手応えが怪しくなっていました。イベリス辺りもこの辺りで一杯になっていたので、セントウルSでスパーレーコードの中を好走した3歳馬は、疲労が抜けなかったのかもしれませんね。
では1頭ずつ見て行きます。
1着はタワーオブロンドン、理想的なポジションから圧倒的な爆発力で前を飲み込んでしまいましたね、レッドファルクスのような感じを受けました。ルメール騎手なので騎乗に文句があるはずもなく完璧でしたね。この馬は1200で覚醒したように言われますが、京王杯SCを勝った1400mはもちろん、マイルでも十分やれる馬だと思うので、怖がらずにマイルCSに出てきて欲しいですね。もちろん外目の枠が条件ですが。
2着はモズスーパーフレア、これが持っている騎手とそうでない騎手の差なのかな~、騎乗自体は完璧で非の打ち所もないものでした。ただ1頭凄いのが居た。ラップグラフのところで書きましたが、とにかく前半から飛ばせるだけ飛ばすのがこの馬を好走させるポイントなので、今後も怖がらずにハイペースの逃げを打って欲しいですね。
3着はダノンスマッシュ、やはり内枠が仇となりましたね、それと坂が・・・。それでも3着を確保したのはさすがですし、勢いを付けて坂を上がってから、もう1F平坦が続く中京や東京では好走できるはず。来年へ向けてもう一段のパワーアップを期待したいですね。
4着はミスターメロディー、懸念通り右回りの不安が出てしまいましたね、直線入り口で内に刺さった分だけL1でスピードが鈍った感じでした。4コーナーで捲り気味に進出した福永騎手の騎乗、それに答えたミスターメロディーは十分評価すべきです。
5着はレッツゴードンキ、スタートが良かっただけになぜ下げてしまったのか不思議でなりません、岩田騎手の調子も良くない感じだし、モッタイナイレースになってしまいました。まだまだ力のあるところを見せられたので、今秋は期待できそうですね。
馬券の方は3連複、3連単ともに的中、3連複はトリガミでしたが3連単が補ってくれたので、トータルではトリガミを回避できました。この流れで10月も頑張ります。