エリザベス女王杯3着のモズカッチャンの有馬記念は鞍上がミルコに決まりました。パワフルな牝馬なので中山の2500は問題ないと思います。問題は1か月半の間隔開けのローテーションですね、使い詰めの方が良いタイプで間隔空けるとピリッとしない、これがモズカッチャンの特性です。外枠よりも内枠の方が良いタイプですし、有馬記念も内枠優位のレースなので内枠に入れば軽視できません。外厩でどこまで仕上げられるかに掛かってきますね。
昨年の京都新聞杯1着のプラチナムバレットが有馬記念に参戦表明です。オーナーサイドからの意向らしく騎手は未定だそうです。成績的に馬券になるとは思えませんが・・・。フルゲート割れすることもある有馬記念ですから、出られるなら出たいという事なのでしょうか。頭数が多くなると不確定要素も多くなるので、スリリングにはなるかもしれませんね。
ジャパンC3着のスワ―ヴリチャードは有馬記念に向かわず休養、来年は中山記念から始動しドバイ遠征の予定だそうです。ハーツクライ産駒なので休み明け2走でジャパンCが超ハイペースでしたから、疲労は相当溜まっているでしょうね。中山記念は右回りですから苦労するかもしれませんが、ドバイは左回りなので問題はないでしょう。秋2戦ではちょっと力が落ちてきた印象でしたから、リフレッシュして本来の力を取り戻せるかどうか。
チャレンジC1着のエアウィンザーは休養、来年は金鯱賞で始動し大阪杯を目指します。チャレンジC回顧でも書いたのですが、覚醒した可能性があるので軽視しない方が良いと思います。キンカメ産駒の覚醒した馬と言えばラブリーデイですが、同じようにこれから数走は勝ちまくるかもしれません、もちろん中距離路線ではキセキやレイデオロ、アーモンドアイが居ますから簡単ではないですが、彼らが海外遠征をするようならチャンスは大いにあると思います。
チャンピオンズC3着のサンライズソアは名古屋大賞典を目指すようです。チャンピオンズCでは逃げずに控えての3着と意外な器用さと、作戦の幅が出たレースでした。ルヴァンスレーブはちょっと格が違う感じでしたが、2着のウェスタールンドは内がポッカリ空いてドハマりした感じなので、ダート中距離組では2番手グループという評価でいいでしょう。地方競馬は門外漢なのでコメントは控えます。
チャンピオンズCを回避したゴールドドリームは予定通り東京大賞典へ。回避理由が筋肉痛でしたから順調に回復して良かったですね。地方競馬はよく分かりませんのでコメントは控えますが、ダート中距離組では1番手グループにいる馬ですから、来年のフェブラリーSが楽しみになるような結果を期待したいですね。
サトノノブレスが引退、乗馬に。菊花賞2着や日経新春杯1着など重賞でも活躍した馬で、中京競馬場との相性は特に良かったですね。ディープ産駒にしてはパワーが豊富で切れる末脚は無い異端な馬でした。特に2018年金鯱賞では人気薄ながらマイペース先行に持ち込みスワ―ヴリチャードの2着、サトノダイヤモンドを退けています。このレースはサトノダイヤモンドのラビット的な役割で出走したと思われるレースでしたが、当のダイヤモンドより先着してしまうという好結果を出してしまいました。種牡馬になれなかったのは残念でしたが、乗馬として大事にされてほしいですね。
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