下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。
テルツェット | ・心肺機能はまぁまぁ、パワー有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。 ・スタートが良くない。 |
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レース名 | 着順 | 内容 |
ミモザ賞 | 3着 | 稍重で平均バランスを離れた追走集団の中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが3着まで。 |
村上特別 | 1着 | ややハイペースバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて快勝。 |
国立特別 | 1着 | スローバランスを少頭数の中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。 |
節分賞 | 1着 | スローバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。 |
ダービー卿CT | 1着 | ハイペースバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。 |
2021年ヴィクトリアM | 14着 | スローバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2021年クイーンS | 1着 | 平均バランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて差し切り。トップスピードの質が問われない展開になり、持続力が活きた格好だが、ルメール騎手のコース取りも素晴らしかった。 |
2021年エリザベス女王杯 | 11着 | ハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。距離適性が出た感じ。 |
2022年中山牝馬S | 5着 | スローバランスを後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが届かず。 |
2022年ヴィクトリアM | 13着 | 平均バランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2022年クイーンS | 1着 | スローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて差し切り。 |
ミモザ賞ではL2でウインマリリンに瞬発力で見劣り、L1ではウインキートスに持続力で見劣り。村上特別では中段から差し切り、ややハイペースバランスで自身も平均には入っていたはず、なのでまぁまぁの心肺機能とL2最速戦をL2で先頭に立ったのでまぁまぁの瞬発力とトップスピードの質も見せたし、L1でも差を広げているので持続力も見せた。ミモザ賞との比較ではマイルで良さを見せてきた感じだが、新潟だったので額面通りには受け取れない。国立特別ではスローバランスで、L3から10.8-11.0-11.6をL2で差を詰めているので、自身は10秒台を2連発したはずでトップスピードの質と持続力を見せた。
節分賞ではスローバランスで中段のやや後ろから、この時は中緩みが11.7と大きくなかったことで、トップスピードの質が問われる比率は大きくなかった、これでもL2で一気に差を詰めているので、パワーと持続力を見せた。ダービー卿CTではハイペースバランスを中段のやや後ろからで、自身はややスローくらいだったはず、これで外から差し切ったのでバテ差しが嵌った。この時すぐ後ろに居たカテドラル56㎏にゴール前で詰め寄られたので、まぁまぁの評価まで。2021年ヴィクトリアMでは後方から届かず凡走、この馬のトップスピードの質では勝負にならなかった。 2021年クイーンSでは平均バランスだったので、トップスピードの質が問われず差し切り、4コーナーのコース取りが神懸っていたし、直線ではマジックキャッスルを目標に出来た。2021年エリザベス女王杯では距離適性が出てしまった感じで、Ⅼ1で失速した。2022年中山牝馬Sではスローバランスを、スタート出遅れて後方から。3,4コーナーでも外を回してスムースだったが、届かず5着、スローからの5F戦だったがL1でも11.8なので届かなかった。この時は56.5kgと休み明けもあった。 2022年ヴィクトリアMでは平均バランスを後方からで届かず、消耗戦にならずに出番がなかった。2022年クイーンSではスローバランスだが上がり3Fが掛かる馬場で差し切り、スタートやや遅れたが中段が取れて、3,4コーナーで最内をスムースに回り直線入り口では前から3頭目で射程圏、直線では内がポッカリ空いてスムースに差し切れた。 |
「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:なし。 悪材料:距離適性、クラス負けの危険。
好材料はなし、悪材料は距離適性で、昨年のこのレースで凡走したし、ミモザ賞で2000mを3着とちょっと足りなかったので、距離適性は良くない感じ。クラス負けの危険もあって、昨年のこのレース11着だし、ヴィクトリアMは2年連続で大敗しているので、このクラスでは苦しいはず。
適性:梅
<デアリングタクト>・心肺機能は不明、パワーは高い、瞬発力は高い。
・トップスピードの質は高い、持続力は高い。
”新馬戦”ではスローバランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線前に詰まったが外に出してから差し切り。”エルフィンS”ではややハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り圧勝。”桜花賞”では重馬場でハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて圧勝。”オークス”ではややスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線L2まで前が壁になったが、そこから強烈な瞬発力とトップスピードの質で差し切り。”秋華賞”では稍重でハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り圧勝。”2020年ジャパンC”ではハイペースバランスを離れた追走集団の中段やや前から、3,4コーナー内目を回して直線詰まってしまい3着まで。”2021年金鯱賞”では重馬場でややスローバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線反応が悪く届かず2着まで。”2022年ヴィクトリアM”では平均バランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL1で失速。”2022年宝塚記念”ではハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。”2022年オールカマー”ではスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:コース適性、距離適性。 悪材料:・・・。
<心肺機能について>桜花賞では中段の後ろから進め、自身も平均バランスには入っている。これを直線外からゴボウ抜きしたので、心肺機能もまぁまぁの物を見せた。
<パワーについて>桜花賞で阪神重馬場を圧勝したことからも、パワーは十分に高いはず。秋華賞でも稍重でハイペースバランスを差し切り、上がりタイムは遅いが他を圧倒している。
<瞬発力について>新馬戦で直線詰まってから外に出し、L1だけで差し切っている。このレースはL1最速で11.3を踏んでいるので、詰まってからの再加速で瞬発力を見せた。オークスでL2まで前が壁になったがコースが空いた瞬間に、瞬時に反応して強烈な瞬発力を見せた。
<トップスピードの質について>新馬戦、フェアリーSともにL1最速戦で11秒前半のラップを踏んでいる、馬場を考えればまぁまぁの物は見せたと思う。オークスで10秒台を2連発して差し切っている、ここでも強烈なトップスピードの質を見せた。
<持続力について>新馬戦、フェアリーSともにL1最速戦になっているので、最後までしっかりとした末脚を使ってきた、特にエルフィンSではややハイペースバランスを中段の後ろから進めたが、捲り追い込みに行って圧勝している。L1では流していたので追えばまだまだ伸びそうだった。桜花賞で直線ゴボウ抜きしていて高い持続力見せている。
2020年ジャパンCでは離れた追走集団の中段やや前からで、メイン集団はスローバランス、L5からのロンスパには対応していて、L1でカレンブーケドールを競り落としたように、持続力も見せた。この馬の場合は瞬発力とトップスピードの質を引き出すためには、溜める必要があるが持続力自体は持っている。 2022年宝塚記念では後半5Fのロンスパを3着しているので、持続力は高いものを見せた。
<その他について>この馬は非ノーザンF生産馬だがエルフィンSが3カ月弱の間隔開けで圧勝している、休み明けを苦にしないのかもしれない。更に秋華賞ではオークス以来でも圧勝と、休み明けでも走ることを見せた。エピファネイアの産駒らしい特性が瞬発力の高さで、新馬戦でも直線で前が詰まってから再加速して、L1最速戦を差し切っている。恐らく自身のL1ラップはレースラップよりも速いはずで、トップスピードの質共々今後に期待が持てる。
2020年ジャパンCでは直線で詰まってしまい3着までだった、オークスでも同じように詰まっているので、内枠だと松山君が取りこぼす可能性は付き纏う。2021年金鯱賞では重馬場でややスローバランス、この馬にとっては馬場状態や展開は不問で良いと思うが、この時は休み明けで香港遠征前、100%の仕上げでなかったことでL2の反応が良くなかった。左回りで内に刺さってしまい、それを修正した分が影響した感じ。
2022年ヴィクトリアMでは中段のやや前から、スムースだったが直線L1で減速率が大きくなったので、休み明けで心肺機能が回復していなかった感じ。怪我は回復していることを見せた。2022年オールカマーでは中段の後ろから外を回して凡走、内しか伸びない馬場バイアスで度外視して良い。
<2021年クイーンエリザベス2世C後に繋靭帯炎を発症。>
好材料はコース適性で、秋華賞を勝っているし2走前の宝塚記念で同コース3着、なので距離適性も良い。勿論実績上位でクラス負けの危険もない。悪材料は近走ピリッとしないところで、前走は内優位の馬場で外を回したので仕方ない面もあるが、古馬になって未だに勝っていないし、2走前の宝塚記念もヒシイグアスに0.3秒離されている。古馬になってトップスピードの質が下がった感じがあり、ヴィクトリアMでは上がり3F32秒台が出る中で33.6だし、3着の宝塚記念では上り36.0ということは、トップスピードの質を問われなかった。昨年のエリザベス女王杯のような展開と馬場ならば好走の可能性があるが、高速馬場だったりスローからの3,4F戦で、トップスピードの質が問われると危ないかも。
適性:竹+
ナミュール | ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。 |
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レース名 | 着順 | 内容 |
新馬戦 | 1着 | スローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。 |
赤松賞 | 1着 | スローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り快勝。トップスピードの質を見せた。 |
阪神JF | 4着 | ハイペースバランスを出遅れ後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。 |
チューリップ賞 | 1着 | 平均バランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線前が壁になったが空いてから伸びて差し切り。瞬発力を見せた。 |
2022年桜花賞 | 10着 | ややスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
オークス | 3着 | スローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。 |
秋華賞 | 2着 | ややスローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが2着まで。 |
新馬戦ではL1まで10秒台でトップスピードの質を見せた。赤松賞ではスローからの3F戦で、自身のL2は10秒台のはず、L1は持ったままだったので持続力も見せている。阪神JFでは出遅れ後方から、直線でも馬場の悪い内へ行ってしまい伸びきれずに4着まで。展開を考えると良く4着まで来たという内容で、このレースは度外視して良いと思う。チューリップ賞ではスタート五分に出て中段から、直線ではL2標識過ぎまで前が壁になったが、空いてから伸びて差し切り圧勝した。スムースに再加速しているので瞬発力を見せた。
2022年桜花賞では大外枠でスタートやや遅れる、中段の後ろからになり3,4コーナーは内から4頭目、内・前優位の馬場で勝負にならなかったが、同じ位置から直線伸びたサークルオブライフに見劣っているのは印象が悪い。オークスではスタート五分に出て中段から、スムースだったがL1標識辺りで外に寄れているので、距離的に苦しくなった感じ。秋華賞ではスタートで寄られたこともあり中段のやや後ろから、4コーナーで外を回したのは不器用な面が出た感じで、右回りはあまり良くない感じ。直線ではトップスピードの質と持続力、パワーを見せて2着まで持ってきた。 |
「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:距離適性、斤量。 悪材料:コース適性、体調。
好材料は距離適性で、前走の秋華賞で僅差の2着だしオークスでも3着と2200mはこなせるはず。斤量も古馬に2㎏貰えるのは好材料。悪材料はコース適性で、前走僅差の2着に好走したが、4コーナーで外に膨らみ距離ロスしているし、オークスの巻き返しを見ても左回りの方が良さそう。体調面でも不安があり、桜花賞は右回りもあったが反動もあったはずで、中3週でベストコンディションで出走できるかどうか。
適性:竹+
ピンハイ | 特性 | ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。 |
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レース名
(ペース) |
着順
(馬場状態) |
内容 | |
新馬戦
(ややハイペースバランス) |
1着(良) | スタート~道中 | 出遅れ後方から、中段のやや後ろまでリカバリー。 |
3,4コーナー | 内目をスムース。 | ||
直線 | 直線入り口では待たされ、狭いところを突いて差し切り。 | ||
チューリップ賞
(平均バランス) |
2着(良) | スタート~道中 | スタートで遅れて中段のやや後ろから。 |
3,4コーナー | 内目をスムース。 | ||
直線 | 直線入り口では前から4頭目くらい、内をスムースに捌いて2着。 | ||
2022年桜花賞
(ややスローバランス) |
5着(良) | スタート~道中 | やや遅れて中段のやや後ろから。 |
3,4コーナー | 内目をスムース。 | ||
直線 | 内からスムースに伸びて5着。 | ||
オークス
(スローバランス) |
4着(良) | スタート~道中 | スタートでバランスを崩しやや遅れ中段のやや後ろから。 |
3,4コーナー | 内目をスムース。 | ||
直線 | 進路変更して伸びて4着。 | ||
西宮S
(スローバランス) |
1着(良) | スタート~道中 | スタートやや遅く少頭数の中段のやや後ろから。 |
3,4コーナー | 内目をスムース。 | ||
直線 | スムースに伸びて差し切り。 |
新馬戦では出遅れ後方から、3コーナーまでに中段のやや後ろまでリカバリーして、3コーナーは内目をスムース。4コーナーから中目に出したが、直線入り口では前が壁になって追えなかった。L1標識手前から追い出して狭いところを突いて差し切ったので、怯むこともなかった。チューリップ賞では平均バランスを中段のやや後ろから、ここでもスタートがやや遅く出遅れ気味。3,4コーナーで最内をロスなく回って、直線入り口では前から4頭目くらい、直線ではスムース馬群を捌けているので、操縦性の良さを見せた。外からナミュールにあっさり交わされているので、トップスピードの質では見劣り。
桜花賞ではややスローバランスを中段やや後ろから、内・前優位の馬場で展開ドンピシャ、トップスピードの質で若干見劣って届かなかった。オークスではスタートでやや立ち上がりやや遅れる、中段のやや後ろに入れてスムースだったが、直線で前が狭くなり進路変更してロスがあり、伸びたが4着まで。西宮Sではスタートやや遅く中段のやや後ろから、直線L2区間ではラップタイム10.7で差を詰めていない、L1で差し切ったのでパワーと持続力を見せた。ただしこの時は53㎏。 |
「エリザベス女王杯へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、届くかどうか。
好材料は距離適性で、オークスで4着しているし最後までバテていないので、2200mは好相性で良いと思う。悪材料はクラス負けの危険で、オークスでは4着だが0.5差だし、3着ナミュールに1馬身離されている。前走3勝クラスを快勝したが、53㎏の軽斤量で、2着のノースザワールドに3㎏貰っていた。届くかどうかも不安で、スタートが速い方ではないし、脚質的に溜めて差した方が良いタイプなので、直線の短い内回りで届くかどうかは大きな不安材料。
適性:竹