みやや競馬

2023年東京新聞杯 全頭評価。その5。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

ファルコニア ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

レース名 着順 内容
神戸新聞杯 16着 平均バランスを中段やや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
武田尾特別 2着 スローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
春日特別 1着 スローバランスを逃げ切り。
難波S 1着 スローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し1着同着。
エプソムCへ向けて 3着 ややスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びたが3着まで。トップスピードの質では見劣ったが、持続力の高さは見せた。
2021年小倉記念 6着 稍重でスローバランスを少頭数の中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2021年カシオペアS 1着 スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し差し切り。
2021年アンドロメダS 4着 スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに4着。
2022年洛陽S 3着 スローバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが差せずに差されて3着。
2022年六甲S 2着 稍重で平均バランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。
2022年マイラーズC 3着 稍重でハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
2022年中京記念 3着 スローバランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが2着まで。
2022年京成杯AH 1着 スローバランスをスタート五分に出て2,3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
2022年マイルCS 13着 ややスローバランスを中段のやや前から3コーナー手前で先頭に、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
神戸新聞杯では前半やや掛かり気味、直線L2過ぎに一杯になったので、折り合い難を見せた。武田尾特別では舌をペロペロしていて前半掛かり気味、直線で前に居たリトミカメンテにトップスピードの質で見劣った。春日特別では逃げの手に出た、これで折り合いが付いたので、この馬は先頭に立ちたい気質を持っている。このレースはスローからの5F戦で持続力の高さを見せた。難波Sでは中段の前から、若干行きたがっていてL3から10.7-10.7-11.2、同着のスマートリアンはL2で待たされているので、トップスピードの質では見劣っている。

2021年エプソムCではスタートでタイミングが合わず中段の後ろから、内目を回してジリジリ上がっているので、中緩みのないレースラップ以上に速いラップを連発したはず、これで3着なので持続力の高さは見せた。2021年小倉記念では中段の前から、稍重でスローからの5F戦になりL2で12.2迄落ちる消耗戦、前に居たことで苦しくなり凡走したので、持続力で見劣った感じ。

2021年カシオペアSではスローからの4F戦を中段のやや前から、最内をスムースに回して直線スムースに抜け出せた。L2の10.7で先頭に立ったので、トップスピードの質はやや高いものを見せたが、L1で差を詰められたので持続力はやや高いくらい。2021年アンドロメダSではスローからの5F戦、中段のやや前からスムースだったが、直線入り口ですぐ後ろに居たボッケリーニに、L1で見劣り4着だったので持続力の差が出た感じ。

2022年洛陽Sではスローバランスだが中緩みがない展開で、スムースだったが差せずに差されて3着、L2の10.7には対応しているのでトップスピードの質は見せたが、L1で差せずに差されているので、持続力で若干見劣り。2022年六甲Sでは稍重で平均バランスだったが、中緩みがあり3F戦、L2でエアロロノアに差されてしまったので若干トップスピードの質で見劣ったが、L1で差を詰めたので持続力では勝った感じ。

2022年マイラーズCでは稍重でハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回したこともあるが、心肺機能とパワー、持続力も見せた。2022年中京記念ではスローバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー外から上がって直線入り口では2番手だったが、差せずに差されて3着だった。ゴールまでバテていないので持続力は見せたが、トップスピードの質で見劣った。

2022年京成杯AHではスローからの4F戦で、トップスピードの質ではなく持続力とパワーで差し切った。2022年マイルCSでは中段のやや前から3コーナー手前で先頭に立ちペースを落とし、直線トップスピードの質で見劣り凡走。

「東京新聞杯へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:特になし。

好材料は距離適性で、マイルは好走多数でGⅡのマイラーズCでも僅差3着があるので、クラス負けの危険もない。悪材料は特になく、エプソムCで3着があるのでコース適性も問題なし。

適性:竹+

<プリンスリターン>・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質は低く、持続力はやや高い。

”新馬戦”ではややハイペースバランスを2,3番手先行、3,4コーナー外目を回して直線バテ差しで1着。”函館2歳S”ではハイペースバランスを中段の前から、直線はスムースだったがタイセイビジョンにトップスピードの質で見劣り3着まで。”すずらん賞”ではハイペースバランスを後方から、3,4コーナー外を回して直線スムースだったがトップスピードの質で見劣り6着まで。”ききょうS”ではスローバランスを2番手先行、直線入り口で先頭に立ち押し切り。”2019年朝日杯FS”ではハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナーやや外目を回して直線外からバテ差しで5着まで。”シンザン記念”では平均バランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出したが2着。”アーリントンC”ではハイペースバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して粘ったが3着まで。”2020年NHKマイルC”では平均バランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年谷川岳S”ではスローバランスを少頭数の中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年米子S”では重馬場でややハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず凡走。”2021年小倉日経OP”ではスローバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。”2021年ポートアイランドS”では平均バランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。”2021年キャピタルS”ではややハイペースバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。

「東京新聞杯へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険、長休明け。

新馬戦、函館2歳Sとハイペースバランスを先行して好走してきたが、函館2歳Sでタイセイビジョンにトップスピードの質で見劣り、ビュッフェには持続力で見劣ったためかすずらん賞では後方からのレースを試した、当然のようにトップスピードの質で見劣って6着に凡走。これを受けてききょうSでは先行して押し切った。2019年朝日杯FSではかなりのハイペースバランスを中段やや後ろから、3,4コーナーやや外を回したがコーナーリングがぎこちなく直線入り口でもバランスを崩している、ききょうSでも直線入り口で手前を替える時に左に寄れているので、手前を替える時にスムースさを欠く癖があるのだと思う。左回りで再度評価をしておいた方が良い。

朝日杯FSではなぜか中段の後ろまで下げてしまい、直線入り口ですぐ隣に居たタイセイビジョンに瞬発力とトップスピードの質で大きく見劣った、ところがL1ではバテ差しでジリジリと差を詰めているので、差しに回っては分が悪い。これは戦前から分かっていたことだが、ここで騎手不安が出てしまった。シンザン記念では平均バランスを先行して押し切る寸前で2着、この時の1着がサンクテュエールで悪くはないがやや物足りない。ここではシッカリと先行したが、平均バランスでもまだ遅い感じ。

アーリントンCではハイペースバランスを先行、タイセイビジョンとギルデットミラーに差されたが、この時は休み明けで右回りもあり直線でバランスが悪かった。朝日杯FSでも休み明けで直線でバランスが悪かった。この馬は非ノーザンF生産馬で休み明けが良くないのは朝日杯FS、アーリントで見せている。特にアーリントンCでは休み明けでマイナス4㎏、大きな馬ではないし3歳春の段階で休み明けマイナス体重は今後に不安を残した。NHKマイルCではスタートがイマイチで中段の前から、平均バランスだが馬場を考えると遅過ぎて直線トップスピードの質で見劣り凡走。

2021年谷川岳Sでは少頭数の中段から、直線全く伸びていない。2021年米子Sでは重馬場が良くなかったのか、直線入り口では中段の後ろになり届かず凡走。2021年小倉日経OPではスローからの4F戦で差し切り、持続力の高さを見せた。2021年ポートアイランドSでは中緩みのない平均バランスを中段やや前から差し切り、まぁまぁの心肺機能と持続力の高さを見せた。2021年キャピタルSでは中段から、中緩みがあってからの3F戦で、直線入り口では前が壁になっているがこの地点では加速ラップなのでブレーキしていない。L2で進路変更してからⅬ1で差し切ったので持続力の高さを見せた。

好材料はコース適性で、2021年のキャピタルSを快勝、マイルは好走多数で距離適性も良い。悪材料はクラス負けの危険で、古馬混合重賞は中京記念で凡走しているので、このクラスで通用するかは不安。今回は1年以上の休養明けで、調教中の打撲だか捻挫らしいので、回復はしていると思うが間隔が長い。

適性:梅

マテンロウオリオン 特性 ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

レース

(ペース)

着順

(馬場状態)

内容
新馬戦
(スロー
バランス)
2着(良)
スタート~道中
スタートやや早く2,3番手先行。
3,4コーナー
内目をスムース。
直線
スムースだったがL1差されて2着。
万両賞

(平均バランス)

1着(良) スタート~道中 スタート遅れて後方ポツンから。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに伸びて差し切り。
シンザン記念
(平均バランス)
1着(良)
スタート~道中
スタートやや早く中段の前から。
3,4コーナー
内目をスムース。
直線
内からスムースに抜け出し押し切り。
ニュージーランドT

(平均バランス)

2着(良) スタート~道中 五分に出て中段のやや後ろから。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに伸びたが2着まで。
NHKマイルC
(ハイペースバランス)
2着(良)
スタート~道中
やや遅れて後方から。
3,4コーナー
中目をスムース。
直線
スムースに伸びて2着。
ダービー

(平均バランス)

17着(良) スタート~道中 スタート遅れて後方から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが全く伸びずに凡走。
2022年スワンS
(平均バランス)
7着(良)
スタート~道中
スタートで遅れ後方から。
3,4コーナー
中目をスムース。
直線
スムースだったが届かず。
2022年マイルCS

(ややスロバランス)

10着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったがL1で失速して凡走。
2023年京都金杯
(ややハイペースバランス)
13着(良)
スタート~道中
スタートやや遅く後方ポツンから。
3,4コーナー
内目をスムース。
直線
スムースだったが伸びずに凡走。
新馬戦ではスローからの4F戦で、L1で差されているので持続力で見劣った感じ。万両賞ではスタート出遅れて後方ポツンから。直線で差し切ったが、11秒台の前半を連発した感じで、キレッキレのトップスピードの質ではなく、やや高いトップスピードの質を3連発する持続力を見せた。シンザン記念ではスタートやや早く中段の前から、直線では内が空きスムースに抜け出し押し切り。3F戦になっていてL1の11.7は自身のものなので、まぁまぁのトップスピードの質を3F持続してきた。

ニュージーランドTではスタート出て中段のやや後ろから、平均バランスだが中緩みがあって馬群が凝縮、L1のレースラップが11.6なのでこれで届かなかったのは、トップスピードの質が高くないことを見せた。NHKマイルCではスタートでやや遅れ、ゲート内で横を向いていた。ハイペースバランス後方からになり心肺機能は問われず、直線バテ差しになり2着まで届いた。ダービーではスタート出遅れて後方から、直線スムースだったが全く伸びなかったので、ダイワメジャー産駒で距離が長かった。

2022年スワンSではゲート内で首を横に向けていて出遅れ後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走、この時休み明け。2022年マイルCSでは懸念のスタートを五分に出て中段のやや前から、直線内からスムースだったがL1で減速率が大きくなり凡走、1400mがベストになった感じ。2023年京都金杯ではスタートでやや遅れ、ゲート内でクビを左に向けていてタイミング合わず。二の足も遅く後方ポツンから、直線はL2まではジリジリ伸びたが、L1で反応が悪くなり騎手が止めている。

<ダービー後に骨折>

「東京新聞杯へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:スタート不安、距離適性。

好材料はコース適性で、NHKマイルCで2着しているので好材料で良いと思うが。悪材料はスタート不安で、ゲートで横を向く癖がありタイミングが合わないことがある。距離適性も不安材料で、マイルCSでもL1で減速率が大きくなったし、前走の京都金杯でもL1標識まではジリジリ伸びていたが、そこから反応が悪くなった感じで騎手が止めている。現状では1400mがベストになっている感じ。

適性:竹-

プレサージュリフト 特性 ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。

レース

(ペース)

着順(馬場状態) 内容
新馬戦
(スローバランス)
1着(良)
スタート~道中
スタートで遅れ後方から、3コーナーまでに中段の後ろにリカバリー。
3,4コーナー
外目を回してスムース。
直線
スムースに差し切り、ノーステッキで促しただけ。
クイーンC

(ややスローバランス)

1着(良) スタート~道中 出遅れ中段の後ろから。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに差し切り、L2は自身10秒台に入っている。
2022年桜花賞
(ややスローバランス)
11着(良)
スタート~道中
やや遅れて後方から。
3,4コーナー
外目をスムース。
直線
スムースだったが伸びずに凡走。
オークス

(スローバランス)

5着(良) スタート~道中 スタート煽るような感じ五分に出ている、二の足が良く中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったがL1標識辺りで内に寄れて苦しくなったので、距離が1F長かった。
秋華賞
(ややスローバランス)
9着(良)
スタート~道中
スタートやや遅く後方から。
3,4コーナー
中目をスムース。
直線
スムースだったが伸びずに凡走。
2023年京都金杯

(ややハイペースバランス)

3着(良) スタート~道中 スタートやや遅くリカバリーして中段の前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに抜け出したが差されて3着。
新馬戦では出遅れ後方から、直線スムースに伸びて圧勝、持ったまま上がり33.3でトップスピードの質を見せた。クイーンCでは出遅れ中段の後ろからで、直線スムースに差し切り。L2では自身10秒台に入っている感じなので、トップスピードの質とまぁまぁの持続力を見せた。2022年桜花賞ではややスローバランスを後方から、スタートで遅れている。内・前優位の馬場で3,4コーナーで外を回したし、上がり3F3位の33.5でも全く届かず。この時は初輸送もあった。

オークスではスタートで若干煽るような感じで五分くらい、二の脚が良く中段のやや前からスムース。直線L1標識付近で内に寄れて減速率が大きくなり5着までだった。秋華賞ではスタートやや遅く後方から、4コーナーで外からライラックに交わされているので、コーナーリングが苦手な感じで、コース適性が出たような負け方。2023年京都金杯ではスタートやや遅くリカバリーして中段の前から、ここで足を使っている感じでペースも落ちず、直線L1でやや失速したので前半の無理が祟った感じ。斤量に恵まれていたので高評価はできないが、まぁまぁの心肺機能も見せた。

「東京新聞杯へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、クイーンCでスターズオンアースを破って1着、オークスでも5着なのでコース適性は良い。左回りと右回りでは別馬のようになるので、左回りは前走に引き続き好材料でしょうね。悪材料はクラス負けの危険で、前走は前半無理をしたのでその分は差しいて良いと思うが、1,2,4,5着馬には斤量を貰っていたので、別定戦だとクラス負けの危険はあると思う。

適性:竹+

サクラトゥジュール ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
STV賞 5着 スローバランスをスタートで首を上げてやや遅れ中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線詰まって凡走。
オールスターJ 1着 ハイペースバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
2022年オクトーバーS 16着 平均バランスをスタート五分に出て中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2022年ディセンバーS 2着 ハイペースバランスをスタートで首を上げて中段の後ろから掛かり気味、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて2着。
2023年ニューイヤーS 2着 スローバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて2着。
STV賞では直線詰まって凡走、スタートで首を上げて遅れているのでスタート不安、直線で詰まってからの再加速に手間取っているので、瞬発力の低さも見せた。オールスターJではスタート五分に出たが中段のやや後ろから、ハイペースバランスだが自身はスローだったはずで、心肺機能は見せていない。パワーと持続力で差し切り。

2022年オクトーバーSではスタート五分に出て中段の前から、4F目からペースを落として前と間隔を空け、直線スムースだったが伸びずに殿負け。前半の3F過ぎまでは先行していて、平均バランスだったのでここで足を使ってしまった感じで、心肺機能の低さを見せた。掛かっている感じで手綱を引いているので、前に馬を置けなかったことも良くなかった感じ。

2022年ディセンバーSではハイペースバランスを中段の後ろから、スタートで首を上げて掛かり気味。直線入り口で一瞬バランスを崩したが、そこからはバテ差しで伸びて2着、パワーと持続力を見せた。2023年ニューイヤーSではスタート五分に出て中段から、スローからの4F戦でスムースだったが2着まで、トップスピードの質が高くなく届かなった。

「東京新聞杯へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険、届くかどうか。

好材料はコース適性で、府中マイルは条件戦だが1-2-0-0と好相性。前走のニューイヤーSが中山のマイル戦で2着なので距離適性も良い。悪材料はクラス負けの危険で、近2走がリステッドで連続2着だが、相手が弱いし中山コース。届くかどうかも大きな不安材料で、前に行くと心肺機能で見劣ることはオクトーバーSで見せた、これを受けて田辺騎手は後ろからのレースをしているので、ここでも後ろからになるはず。ただこの馬はトップスピードの質が高くないので、届くときはバテ差しの展開、府中だと切れ負けの危険はあると思う。

適性:梅