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2023年天皇賞(秋) 全頭評価。その1。


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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

アドマイヤハダル ・心肺機能は不明、パワー有る、瞬発力やや低い。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 稍重でスローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し押し切り。
アイビーS 4着 ややスローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。
エリカ賞 1着 スローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに押し切り1着。
若葉S 1着 スローバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り快勝。
皐月賞 4着 平均バランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。
ダービー 17着 スローバランスを中段の後ろから、向正面で中段のやや前まで上がり、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。L4から11秒台の前半に入り、これを外からだったので直線早々に苦しくなった。
2021年ディセンバーS 5着 スローバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線入り口で前が壁になり5着まで。瞬発力の低さを見せた。
2022年白富士S 2着 スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて2着。持続力の高さを見せた。
2022年中山記念 3着 ハイペースバランスを離れたメイン集団の中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。難しいレースで動くタイミングが遅かった。
2023年六甲S 12着 重馬場で平均バランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年都大路S 2着 スローバランスをスタート五分に出て少頭数の中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
2023年鳴尾記念 3着 平均バランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びたが3着まで。
2023年関越S 2着 平均バランスをスタートやや遅く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて2着。
2023年毎日王冠 4着 スローバランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びたが4着まで。
新馬戦ではスローからの4F戦で持続力を見せた。アイビーSではトップスピードの質が高くないことを見せた、直線入り口ではすぐ後ろに居たオーソクレースに外から差されている。エリカ賞ではL2最速11.1、ここでは抜け出していないのでトップスピードの質はまぁまぁまで。若葉Sではスローからの4F戦で快勝、L2 の11.1で先頭に立ったので自身ギリギリ10秒台に入った感じ。皐月賞では中段の内目を通したが、直線で外に出した分のロスだけ3着を取りこぼした感じの負け方。キレッキレのトップスピードの質ではなく持続力とパワーを見せた。

ダービーではスローからの5F戦で、3,4コーナーも外からだったのでかなり苦しいレースだった、L4から11秒台の前半に入ったので、AT値を超えてしまった感じ。2021年ディセンバーSでは中段の前からで、直線入り口で前が壁になりスムースに追い出せなかった。これで前を差せなかったので再加速に手間取っていて、瞬発力が高くないことを見せた。

2022年白富士Sではスローバランスだが中緩みのない展開で、中段のやや前から直線スムースに伸びて2着と、持続力の高さを見せた。L3の10.9とL2の11.4では差を詰めていないので、トップスピードの質はまぁまぁまで。2022年中山記念ではハイペースバランスを離れたメイン集団の中段の前から、大逃げ馬が居て仕掛のタイミングが難しく、後ろからカラテに目標にされたので3着でも高評価で良いと思う。

2023年六甲Sでは1年1カ月の休み明けで凡走、スタートやや遅く後方からになり伸びなかった。2023年都大路Sではスタート五分に出て中段から、3,4コーナーで最内をスムースに回して、直線入り口では2,3番手に上がりスムースに抜け出したが、L1で差されてしまって2着まで、トップスピードの質で見劣った。2023年鳴尾記念ではスタート五分に出て中段のやや前から、平均バランスで中緩みの小さいラップ推移で、トップスピードの質が問われず、持続力とパワーで3着に持ってきた。

2023年関越Sではスタートやや遅く中段のやや前から、直線スムースだったがゴール前で差されてしまったので、トップスピードの持続力で見劣った。2023年毎日王冠ではスタートやや遅く後方から、直線は馬場の良くない外から伸びたが4着まで、シュネルマイスターにはっきり見劣った。

「天皇賞(秋)へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、昨年の白富士Sで同コースを2着している、この時の1着はジャックドールで同斤量0.2差。前走の毎日王冠も0.1差4着に来ているので、府中は好相性。悪材料はクラス負けの危険で、重賞でも勝ち切れないので、メンバーが揃ったGⅠでは掲示板が精一杯かな~。

適性:梅

イクイノックス 特性 トップスピード持続型 ・心肺機能は不明、パワーはある、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

レース

(ペース)

着順

(馬場

状態)

内容
新馬戦

(スロー

バランス)

1着(良) スタート~道中 スタート五分から3コーナーまで先頭で、折り合いは付いている。
3,4コーナー 3コーナー入り口でスッと引いて3番手、内目をスムース。
直線 L3まで馬の後ろでL2から追い出して圧勝。
東スポ杯

2歳S(スロー

バランス)

1着(良) スタート~道中 スタート五分だが中段の後ろから。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに差し切り。トップスピードの質はかなり高い。
皐月賞

(ややスローバランス)

2着(良) スタート~道中 スタート良く中段の前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに抜け出したが2着まで。
ダービー

(平均バランス)

3着(良) スタート~道中 若干遅かったが五分には出たが、大外枠で後方から。
3,4コーナー 内目をスムースに回して集団に取り付く。
直線 外に出しながらスムースに加速したが2着まで。
2022年天皇賞(秋)

(ハイペース

バランス)

1着(良) スタート~道中 スタート五分に出て離れたメイン集団の中段のやや後ろから。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに差し切り。
2022有馬記念

(スローバランス)

1着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 持ったまま圧勝。
2023年宝塚記念

(ハイペース

バランス)

1着(良) スタート~道中 スタート五分に出て後方から。
3,4コーナー 大外をスムース。
直線 スムースに差し切り。
新馬戦では新潟なので額面通りには受け取れないが、とにかく操縦性の良さを見せた。東スポ杯2歳Sではスタート五分に出たが中段の後ろから、ルメール騎手が試したような展開だったが、折り合いもしっかりついていた。これ直線スムースで、L3、L2と自身10秒台を連発したうえで、L1も11.4で纏めて圧勝。この日はやや高速馬場だったが、古馬3勝クラスのマイル戦よりも速い上がりを見せたので、トップスピードの質はかなり高く、持続力も高いものを見せた。10秒台を2連発したようにAT値が異常に高い感じ。

皐月賞ではスタート良く中段に居たが、1,2コーナーでペースが緩んでしまい抑えきれずに中段の前に。大外枠で前に馬を置けなかったことで押さえきれなかった感じ、ここで1着ジオグリフの前に入ってしまい、風除けに使われて差されてしまった。5カ月の間隔明けだったが全く問題なし。ダービーではスタートで若干遅れたが、大外か枠から出して行けずに後方から。3,4コーナーで内目を回して集団に取り付き、直線入り口で外目にスムースに加速しながらコースを取っている。L2のラップは11.0くらいのはずで、中緩みのない展開でL4から全開だったことを考えると、トップスピードの質と持続力の高さを見せた。

2022年天皇賞(秋)では離れたメイン集団の中段のやや後ろから、終始アブレイズを風除けに使い、メイン集団はスローからの3F戦になりトップスピードの質で差し切った。ルメール騎手の仕掛けのタイミングと、ポジション取りが抜群だった。2022有馬記念ではスタート五分に出て中段から、4コーナーから持ったまま上がって行き圧勝。2023年宝塚記念ではスタート五分に出て後方から、2F目の10.5に付き合わずに上げていく好騎乗で、後半勝負に行って差し切り。ただいつもの調子ではなかった感じ。

「天皇賞(秋)へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:なし。

好材料はコース適性で、昨年のこのレースを勝っているので好相性。58㎏も前走の宝塚記念で克服した。悪材料はなし、体調万全なら問題はないはず。宝塚記念の勝ち方が,絶好調時のそれではなかったので、弱冠の不安はあるが。

適性:松+++