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2024年京都牝馬S 全頭評価。その1。


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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

アルーリングウェイ 特性 ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は低い。   ・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。
レース名

(ペース)

着順

(馬場

状態)

内容
新馬戦

(ややハイペースバランス)

1着(良) スタート~道中 抜群のスタートから中段の前。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに差し切り。
万両賞

(ややスロー

バランス)

2着(良) スタート~道中 スタート速く中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが差されて2着。
エルフィンS

(平均バランス)

1着(良) スタート~道中 スタート良く2番手先行。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに抜け出し押し切り。手前を替えてから右へ寄れて行った。
2022年桜花賞

(ややスロー

バランス)

8着(良) スタート~道中 五分に出て中段の前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
ストークS

(平均バランス)

9着(良) スタート~道中 スタートやや遅く中段の後ろから。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
新潟日報賞

(ハイペース

バランス)

1着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに抜け出し押し切り。
2023年朱鷺S

(平均バランス)

7着(良) スタート~道中 スタートやや早く中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年信越S

(ややハイペース

バランス)

3着(稍) スタート~道中 スタート五分に出て中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが3着まで。
2023年オーロC

(平均バランス)

9着(良) スタート~道中 スタートやや早く中段の前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
新馬戦ではスタートセンスの良さを見せた、L2の11.5では差を詰めていないが、L1で差し切ったので持続力を見せた。万両賞ではスタート良く中段のやや前から、中緩みからの3F戦になりトップスピードの質で見劣り。L2は下り坂にも拘らず11.4しか出ていないので、トップスピードの質は高くない。エルフィンSではスタート良く2番手先行、このレースは1度も12秒台に入らない中緩みの小さいレースで、心肺機能と持続力を見せた。直線で手前を替えた途端に右へ寄れて行ったので、左回りは注意が必要。

2022年桜花賞ではややスローバランスを中段の前で、内・前優位の馬場なので通したコースは良かったが、中緩みのある展開だったのでトップスピードの質で見劣り。ストークSではスタートやや遅く中段の後ろから、平均バランスで前残りになり届かず凡走。

新潟日報賞ではスタート五分に出て中段のやや前から押し切り、ハイペースバランスで自身もややハイペースに入っていたはずで、心肺機能はやや高いものを見せたし、L1まで11秒台で纏めているので、持続力の高さを見せた。2023年朱鷺Sではスタートやや早く中段のやや前から、L3で加速ラップに入った時について行けずに凡走。トップスピードの質と瞬発力の低さを見せた。

2023年信越Sではややハイペースバランスを中段のやや前から、稍重でトップスピードの質が問われず3着同着、パワーと持続力の高さを見せた。2023年オーロCではスタートやや早く中段の前から、平均バランスになりトップスピードの質で見劣り。ゴール直線狭くなったが、勝負が決まった後で影響なし。

「京都牝馬Sへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、展開待ち。

好材料は距離適性で、1400mで3勝クラスをクリアしたし、2走前の信越Sも1400mで3着なので、距離適性は良いはず。悪材料はクラス負けの危険で、信越Sは2㎏貰っていたルプリュフォールと同着なので、牝馬限定戦とはいえ重賞ではやや苦しい感じ。加えてこの馬はトップスピードの質が高くないので、ややハイペース以上で流れないと、切れ負けしてしまう。

適性:竹-

ウインシャーロット ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
春興S 2着 重馬場でハイペースバランスをスタートやや早く逃げて2着。
湘南S 2着 ややスローバランスをスタート早く逃げて2着。
多摩川S 1着 スローバランスをスタート早く逃げ切り。
2022年オーロC 1着 平均バランスをスタート早く逃げ体勢から3コーナーで2番手へ、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
2022年ターコイズS 2着 平均バランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
2023年京都牝馬S 2着 スローバランスをスタート早く逃げ体勢、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
2023年阪神牝馬S 4着 稍重でスローバランスをスタート早く逃げ体勢、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが差されてしまい4着。
春興Sでは逃げて2着、すぐ後ろに居たソールラッシュにL1で差されて2着、3㎏貰っていたので高評価はできないが、心肺機能と持続力、パワーの高さを見せた。湘南Sではスタート早く逃げて2着、中緩みの小さい展開にしてL3最速11.0は自身のもの、L1で差されてしまったのでトップスピードの持続力で見劣り。多摩川Sではスタート早く逃げ切り、スローからの3F戦にして押し切り。当日は高速馬場で1勝クラスでも上がり33秒台が出ているので、この時の上り3F33.3は高評価は出来ない。

2022年オーロCではスタート早く逃げ体勢、3コーナーでペースを落としたところで2番手に控え、直線はスムースに差した。平均バランスだが自身は一旦緩めているので、心肺機能ではなく持続力で押し切った感じ。2022年ターコイズSでは平均バランスを2番手先行、L1まで踏ん張ったが差されているので、ベストは1400mかもしれない。

2023年京都牝馬Sではスローからの4F戦にして2着、トップスピードの持続力でわずかに見劣った。2023年阪神牝馬Sでは稍重馬場にビビってスローペースにしてしまいスピード負けした。

「京都牝馬Sへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:長休明け。

好材料は距離適性で、昨年のこのレースは阪神だが同距離で2着、4走前のオーロCも1400mで勝ち切っているので好相性。悪材料は長休明けで、脚部不安で10カ月振り。この馬は非ノーザンF生産馬だが、休み明けでも好走するので、休み明け自体は不安ではないが、さすがに間隔が長すぎて仕上がっているか不安。

適性:竹

ジューンオレンジ ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。   

・ゲート内で煩く出遅れる。

レース名 着順 内容
未勝利戦② 2着 平均バランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。
未勝利戦③ 1着 重馬場でハイペースバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
かささぎ賞 5着 ハイペースバランスをスタート遅れて後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
フィリーズレビュー 3着 ハイペースバランスをスタート遅れて中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線詰まってから伸びて3着。
桜花賞 16着 平均バランスをスタートスタート遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2勝クラス 1着 平均バランスをスタートスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
白秋S 1着 スローバランスをスタート五分に出て中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜けだし快勝。
2024年シルクロードS 12着 ややハイペースバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
未勝利戦②では平均バランスを中段のやや前から、中緩みからの2F戦で差せなかったので、トップスピードの質は期待できない。未勝利戦③重馬場でハイペースバランスを中段のやや前から、自身もハイペースに入っていたはずで心肺機能とパワー、持続力を見せた。かささぎ賞ではゲートの中で煩く大きく出遅れ、後方から直線伸びずに凡走。

フィリーズレビューではゲート内で煩く出遅れ、直線入り口で前が壁になったが、空いてから伸びて3着。ハイペースバランスでL1が12.0迄落ちたので届いた。2勝クラスでは中段のやや前から、平均バランスだが自身はややスローで、直線L2では脚色一緒だったが、L1で差し切ったので、パワーと持続力を見せた。

白秋Sではスローからの3F戦で、スタート五分からやや加速がつかなかったが、リカバリーして中段の前から。直線スムースでL2の11.1で抜け出したので、自身は11.0くらいを出しているのでやや高いトップスピードの質を見せた。2024年シルクロードSでハスタートやや早く中段の前から、全く伸びずに凡走。この時は休み明けでプラス16㎏。

「京都牝馬Sへ向けて」好材料:距離適性、休み明け2走目。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、1400mはフィリーズレビュー3着を含めて2-1-1-1で好相性。前走は休み明けでプラス16㎏と走れる状態ではなかった、この馬は非ノーザンF生産馬なので、一叩きされて上積みが見込める。悪材料はクラス負けの危険で、前走は初古馬混合戦で凡走したが、休み明けで度外視。白秋Sの相手も強くないので、通用するかどうか不安はある。

適性:竹-