2024年スワンS　全頭評価。その5。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

毎日杯では2番手先行から、L2で前に居たメイショウタバルに大きく引き離され、後ろからべラジオボンドに前に出られているので、瞬発力とトップスピードの質で見劣った。L1ではべラジオボンドを差し返したので、パワーと持続力の高さは見せた。NHKマイルCではスタートやや遅く中段のやや前から、直線伸びなかったのでトップスピードの質で見劣り。

2024年米子Sではスタート五分に出て中段から、スローからの4F戦でスムースだったが、直線入り口ですぐ前に居たデュオに離されている。L2区間なので10.9に対応できなかったが、L1では垂れなかったので持続力は見せた。2024年ポートアイランドSでは離れたメイン集団の前から、自身は平均くらいで直線入り口で反応が悪かった。休み明けでマイナス8㎏だったので、体調が良くなかった可能性がある。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

南総Sでは中段から、ハイペースバランスでL2まで馬群の中に居たが、L1でしっかり伸びて差し切ったので、パワーと持続力の高さを見せた。2024年シルクロードSではスタート五分に出たが中断から、スムースだったが伸びなかったのは、トップスピードの質で見劣ったからだと思う。

2024年オーシャンSではスタート五分に出て中段から、直線L1で一旦ビッグシーザーの前に出たが、ゴール前で差し返されたので、坂上でスピード負けした感じ。2024年北九州記念ではスタート五分から中段、ハイペースバランスで自身もややハイくらい、これで直線全く伸びないので、休み明けのプラス12㎏が良くなかった感じ。2024年CBC賞ではスタートやや遅く後方から、平均バランスでトップスピードの質で見劣り伸びずに凡走。

桜花賞ではややスローバランスを中段やや後ろから、内・前優位の馬場で展開ドンピシャ、トップスピードの質で若干見劣って届かなかった。オークスではスタートでやや立ち上がりやや遅れる、中段のやや後ろに入れてスムースだったが、直線で前が狭くなり進路変更してロスがあり、伸びたが4着まで。西宮Sではスタートやや遅く中段のやや後ろから、直線L2区間ではラップタイム10.7で差を詰めていない、L1で差し切ったのでパワーと持続力を見せた。ただしこの時は53㎏。

2022年エリザベス女王杯ではスタート五分に出て中段のやや前から、1コーナーまでやや行きたがっていた。3，4コーナーで馬場の悪い内目を回して直線伸びずに凡走。2023年東京新聞杯ではスタート五分に出て中段から、直線L2で挟まれてしまい下がったが、直線入り口から反応が悪かった。この時は休み明けでマイナス体重で、この馬はマイナス体重の時は全て負けている。

2023年阪神牝馬Sではスタートやや遅く中段のやや後ろから、3，4コーナーで馬場の悪い外目を回して直線全く伸びずに凡走、この時マイナス2㎏。2023年カシオペアSではスタート五分から離れたメイン集団の中段からで、自身はややスローくらいのはず。これで2着まで持ってきたが、キレッキレのトップスピードの質が無く届かなかった。

2023年中日新聞杯ではスタートやや遅く中段のやや後ろから、スローからの4F戦でジリジリ伸びたが3着まで。この時は前で押し切った1着ヤマニンサルバムに1㎏、後ろから交わされた3着ハヤヤッコに2.5㎏貰っていたので、斤量に恵まれた。2024年大阪城Sではスタート五分に出たが下げてしまい中段の後ろから、平均バランスだが中緩みからの3F戦になり、直線トップスピードの質で見劣り凡走。

2024年都大路Sでは中段の後ろから、スローからの4F戦でL2の10.9に対応できずに4着まで。2024年マーメイドSではスタートやや早かったが、下げてしまい後ろからになり、直線入り口で内から着順を上げたが、L1で外から一気に来られて凡走。L2で速いラップを踏んだはずで、脚が一杯になった感じ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

・使える脚が短く展開待ち。

ニュージーランドTではスタート出て中段のやや後ろから、平均バランスだが中緩みがあって馬群が凝縮、L1のレースラップが11.6なのでこれで届かなかったのは、トップスピードの質が高くないことを見せた。NHKマイルCではスタートでやや遅れ、ゲート内で横を向いていた。ハイペースバランス後方からになり心肺機能は問われず、直線バテ差しになり2着まで届いた。ダービーではスタート出遅れて後方から、直線スムースだったが全く伸びなかったので、ダイワメジャー産駒で距離が長かった。

2022年スワンSではゲート内で首を横に向けていて出遅れ後方から、3，4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走、この時休み明け。2022年マイルCSでは懸念のスタートを五分に出て中段のやや前から、直線内からスムースだったがL1で減速率が大きくなり凡走、1400mがベストになった感じ。2023年京都金杯ではスタートでやや遅れ、ゲート内でクビを左に向けていてタイミング合わず。二の足も遅く後方ポツンから、直線はL2まではジリジリ伸びたが、L1で反応が悪くなり騎手が止めている。

2023年東京新聞杯ではスタート五分に出た、ゲート内では横を向いていたがタイミングがあった。中段のやや前から内目をスムースだったが、L1で残り100m辺りから減速率が大きくなり凡走。1400mがベストになった。2023年ダービー卿CTではスタート五分に出て中段の後ろから、前半は全く無理をしなかったのことで、最後まで足が持って4着。キレッキレのトップスピードがないので、前半から後ろで足を溜めると届かない。

2023年マイラーズCではスタートやや遅く中段の前から、直線スムースだったがゴール前で減速率が大きくなったので、若干距離が長かった感じ。2023年安田記念ではスタート遅く後方から、全くやる気のない騎乗で凡走。2023年富士Sではスタート五分に出て中段のやや前から、ハイペースバランスでL2では差を詰めていないが、L1で差を詰めているので、距離はマイルまで持つが、速いラップを3F持続できない可能性が高い。

2023年マイルCSではスタートやや早く中段の前から、直線スムースだったがL1で見劣り凡走。2024年京都金杯では後方から全く伸びずに凡走、前半から速くなって下げてしまったし、プラス8㎏も影響した感じ。2024年オーシャンSではスタート遅く中段の後ろから、直線はジリジリ伸びたので短距離に目途がたった。2024年高松宮記念ではスタート遅く終始外目を回してレースにならず。2024年函館SSでは中段の後ろから、3，4コーナーで外を回したことで伸びなかった。

2024年キーンランドCではスタートやや遅く中段の後ろからになり凡走、距離が合っていない印象。

＜ダービー後に骨折＞